恋愛のハウツー本を読んだことはありますか? 毎日の習慣として恋愛コラムを読みあさる人は多いですが、ハウツー本となると意外と読んだことのある人は少ないのではないでしょうか。
今回は、恋愛のハウツー本を選ぶときのポイントを2つご紹介しますので参考にしてみてください。
恋愛のハウツー本は、そのほとんどが女性向けと言っても過言ではありません。女性はとにかく恋愛話が大好きで、漫画やドラマ、映画なども恋愛モノを好むのは女性ですよね。
実は、この特性は幼い頃から表れています。みなさん、幼稚園や保育園でも話題の中心は大体「好きな男の子について」ではありませんでしたか? もちろん、小学校時代もそうですし、きっと大人になってからもそうですよね。
恋愛をしていない人は友達や同僚の話、周りにそういう話題がなければドラマの話、というように、女性が集まれば必ずと言って良いほど恋愛の話になります。むしろ、恋愛話がなければ話すことがなくて困るという人もいるのではないでしょうか。
こんな女性の特性が理由なのかどうかは定かではありませんが、女性向けのコラムも恋愛に関するものが多いです。そして、恋愛のハウツー本も同じでそのほとんどが女性向けに書かれています。
私は日頃から心理学の本をよく読むのですが、心理学の本というのは「実験の話」は多いものの「実話」って意外と少ないんですよね。
それに、著者の考えを「学者」としてではなく、「一人の人間」として書いてある心理学の本もあまり見かけません。でも、恋愛は頭でするものではなく心でするものですから、「実験の話」や「先生としての意見」よりも、「実話」や「一人の人間としての意見」の方が心に響きやすいです。
その点、恋愛のハウツー本には「実話」もたくさん盛り込んであり、中には著者の失敗談を元に、「みんなは失敗しないでね」という内容で書いてあるものもあります。
分かりやすく解説してある心理学の本はたくさんあるにも関わらず、恋愛のハウツー本に人気が集まるのは、こういう理由も関係しているのではないでしょうか。
実は、恋愛のハウツー本には自分と合うものと合わないものがあります。自分に合うハウツー本を見極めたければ2つのポイントに注目して選んでください。
◇「まえがき」を読んでどう感じるか
恋愛のハウツー本にも、その他の本と同じように「まえがき」や「プロローグ」があります。本屋さんによっては中身が見れないようにしてあるお店もあるかもしれませんが、この「まえがき」くらいは読んでから買った方が良いですね。
もちろん、本のタイトルや帯に書いてあることに惹かれて買う人もいると思いますが、やっぱり自分と価値観が合う著者の本でないと最後まで読む気にはなれません。
また、この「まえがき」に書いてあることが「イマイチよく分からないな」と思った場合、その本を読み終わった後も同じ感想を抱く可能性は高いです。
◇好きなコラムニストと関わっているか
もし普段から恋愛コラムを読むのが好きな人なら、自分の好きなコラムニストが出している本や、そのコラムニストが勧めている本などを選ぶと良いでしょう。
コラムというのは、基本的にはメディアと何かしらの契約をして執筆していることが多いです。自分のサイトや本となると、書きたいことを何でも書けるのですが、メディアに掲載してもらっている場合は、自身の考えを100%は書けていない可能性があります。
そこで、「この人が言っていることって何か共感できるなー」と思うコラムニストがいる場合は、その人が本を出していないか1度チェックしてみてください。
いかがでしたか?
とりあえず「売れ筋」から選ぶ人もいますが、今の自分がどんなことに悩んでいるのかをハッキリさせてから本屋さんに行くことも大切です。また、男性心理について知りたければ男性の書いた本を読んだ方が合理的かもしれませんよ。
Written by 永瀬なみ