あなたは「気が利くこと」に自信がありますか? 魅力的な女性に見られるポイントとして、「気が利く」というのは大きな要素ですよね。
社会人になれば、誰しもが少なからず空気を読むものですが、気が利く意識は普段から持っておかないと、なかなかいざという時に行動できないものです。
そこで今回は、気が利かない女性に見られる特徴から、気遣い上手な女性になるための方法を考えてみたいと思います。
相手の発言をそのまま受け取ってしまい、「えー、それって~」と自分の意見をズケズケと言ってしまうことに、心当たりはないでしょうか? 空気が読めない人=気が利かない人と、見られてしまうことは多いです。
たとえ相手の発言が「えっ!?」と思われることでも、相手がどうしてその言葉を口にしたのか。ちょっと冷静に考えられる人は、気が利く女性と見られる確率が高くなるでしょう。
この場合なら、相手の話を遮って自分の意見を言うのではなく、相手の話を最後まで「うんうん」と聞いてあげる。
その間に「◯◯ってどういうことなんだろう?」「この質問、聞いてもいいかな?」と相手の顔色を見ながら、男性話で分からなかったことを具体的に聞いてあげて。そして、一緒に考えられる仕草が取れるだけでも、相手に映る印象はだいぶ変わると思います。
たとえば相手のコップが空で、「◯◯さんにお茶、汲んで差し上げて」と職場の先輩から声をかけられた経験ってないでしょうか。このように人から言われないと動けない人は、気が利かない女性と例えられることが多いです。
気が利く女性は、相手の行動を注意深く観察し、相手がいま何を思い、何をしたがっているのかを常に考えています。そのため、相手のコップが空の状態のときも、たちまち気を利かせて、「お茶のお代わりどうですか?」と声をかけることができるのです。
このような行動を取るには、常に周りの人を観察していなければできないことです。ひとりの人だけを見ているのではなく、周囲の人全体を観察する。
もっといえば、周りの人たちが次にどのような行動に出るのか。話の流れや顔の表情を見ながら、二手先、三手先を想像して配慮できる気持ちを持てると、すぐに行動に移せると思います。
気が利く女性は、相手の些細な行動に対しても気兼ねなくお礼が言える人です。反対に、相手のやってくれた行動に対して、なんらお礼がいえず、当たり前といった態度でいてしまうと、気が利く女性とは見られにくいでしょう。
たとえば先ほどの例なら、相手が気を利かせてお茶を入れてくれたことに対して、「ありがとう!」「ごめんね、気づかなかった~!」とひと言でもお礼が言える人なら、相手はあなたに対して取っ付きやすい印象を持つはず。
相手がやってくれた行動に対してお礼が言える人というのは、相手の気持ちを汲める人です。相手の気持ちに寄り添うことができると、相手がいまどんな気持ちで、何を考えているのか。それとなく分かるようになります。
そうした気持ちの寄り添いが、相手への配慮を生み、気遣い上手な女性になるための一歩になると思うので、ぜひ意識して相手へのお礼を欠かさないようにしましょう。
いずれも基本的なことですが、少しずつでも意識して毎日の生活を送れると、だんだんと「あの子は気が利くし、いい子だし」と、周囲からの株も上がっていくと思います。
「気が利かない」自分から「気が利く」自分へとシフトして、女性としての魅力をより一層高めてみてください。
Written by 柚木深つばさ
Written by 柚木深つばさ