富士山デートが結婚を考えるカップルにベストである理由（株式会社たかだまなみ）

富士山、言わずと知れた日本一の高山です。遥か昔から富士信仰する多くの人々が、その頂点を極めたいと憧れたものです。
一般庶民に登山は不可能だった場合も多く、富士塚といって、富士山を模した岩場を神社に組み、お参りをすることでパワーを頂こうと考えました。そんなみんなの憧れ、富士山に登頂することだけでも霊験あらたかで素晴らしい行為に間違いありません！

（富士山信仰で有名な千駄ヶ谷の鳩森神社で、無事登頂できるようお参り。）

ここで残念なお知らせです。登山にはお金がかかります。きちんと山の装備をしなければいけませんので、ざっと10万円程かかります。加えて交通費も要ります。彼が普段から貯金ができる人かどうか、見極められることでしょう。
もっと安く済ます事もできますが、お金を出せばそれだけ品質の良いものが手に入ります。ケチなのか？ それとも高くても品質の良いものを選ぶのか。彼の金銭感覚が完全に明るみに出ます。共に暮らすための判断基準の1つにできるでしょう。

富士山はハイキングとは違い、計画が必要です。旅の設計から、装備の準備、情報収集とすることがたくさんあります。
彼に計画性があるかもわかりますよね。山はリスクが多いもので、ナメると本当に危険な目に遭います。普通のスニーカーにTシャツで登った男子学生が泣きながら降りてくるのをみました。危機感を持てるのか、前もって行動できるか、緊急時に正しい判断が下せるかなど、学歴では計る事ができない頭の良さも判断できます。

その人の本性、知りたくありませんか？ 付き合いたてのラブラブ期にはわからない、本当の彼の姿です。マンネリ期で彼のことがよくわかならなくなっている方にも、絶対お勧めしたい富士山登山。なぜ、富士山で本性がわかるのか。

それは紛れもなく、その工程が苦しいものだからです。8合目辺りから高山病で引き返していく人がちらほら現れます。
薄い酸素に、嘔吐している人も多数います。私も頂上でご来光を待っている間に、激しい吐き気に襲われ苦しみました。
強烈な疲れ、喉の渇き、空腹、寒さにどんどん余裕がなくなります。楽しい時は誰だって笑う事ができますが、苦しい時にどうするのか、それが彼の器が見える時です。ちなみに私が一緒に登った方は、本当に柔和な方で、最後まで朗らかに接してくれたので安心できました。私が彼のご飯をとって食べても、ニコニコ許してくれました。

（頂上の浅間神社。混んでいて大名行列のように歩きましたが、8時間でゴール！）

苦しくて辛い、けれどもやはり頂上から美しい景色を眺めるのはこれ以上ない気分です。
達成感、爽快感が苦しみに勝り、また登りたくなってしまいます。辛い経験を共にすると、絆が生まれるというのは本当かもしれません。

苦しい時、相手に当たってしまう彼かもしれません。がんばろう！ と励ましてくれるような彼かもしれません。覚えておいてください。辛い時、その人の本性は出るのです。（あなたの本性も見抜かれることになりますが。）

下山後、どのような関係になっているでしょう。「あなたと行けて良かった、これからもよろしくね！」なのか、「この人ずっと不機嫌だし、気遣ってもくれないし、もういいや……。」となるか分かれてきます。
安らかに帰宅し、楽しかったねと言えたなら、その人とはパートナーとして十分やっていけるのではないでしょうか。

（下山中のたかだ。疲れ果てた顔が28歳には見えない。）

登山は二人で一緒にできる趣味としては非常に健康的で素敵です。装備にお金はかかりますが、1度買ってメンテナンスすれば頻繁に買いかえるわけではありませんし、生涯に渡って続けることができる趣味となります。楽しみ方の幅が広いのが登山の特徴です。
登山用の服を見るだけでもおしゃれなものが多くてわくわくしますよ。写真、野草や野鳥の観察、登山ご飯の研究、山にある寺社仏閣巡り、写生、秘湯にも入れます。楽しさいっぱいです！

登山をしたことのないあなたも、行きたくなってきませんか？ 私も山にはまったく興味がなかったのですが、高尾山や大山からスタートし、富士山登頂に成功した時には体力もついて気分も清々しく、一緒に登山をしてくれた方とは深いパートナーシップが生まれた気がしています。あなたもぜひ、挑戦してみてください。

written by 株式会社たかだまなみ

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