倦怠期の意味に見る「倦怠期の正しい過ごし方」4選

どんなに素晴らしい彼と、どんなに素晴らしいお付き合いをしていても、必ず倦怠期はやってきます。
倦怠期というものは、 ふたりの付き合いにおいて、必要だからやってくるのです。

今回は倦怠期の意味を考えつつ、倦怠期の正しい過ごし方について一緒に考えてみたいと思います。
さっそく見ていきましょう!

ホントに彼でいいのか……検証する時期

「私は、彼との倦怠期の時、本当に彼と付き合っていいのかとか、生涯をともにする男子は、本当に彼でいいのかなど、わりと根本的なことを考えていたように思います。考えた結果、別れた方がいいかなと思って、半年後に別れましたが、この別れは意味があるものだったと今でも思っています」(27歳・生保)

倦怠期が持つひとつの意味は、明らかにこの彼女が言っているように、本当に彼と付き合っていいのか、ということを検証する時期、というものです。
若い時は、ただの偶然の出会いを、運命の出会いと勘違いしたり、肌が合うことを、最高の愛と勘違いしたりしがちですよね。
そういう勘違いを正す時期、これが倦怠期が持つひとつの意味です。

新しいふたりの生活の準備

「彼と付き合って、2年間は毎日お祭り騒ぎのように楽しかったです。その後すぐに倦怠期がやってきました。非常につらい時期でしたが、今思えば、ワイワイと彼と遊ぶだけではなく、彼と地に足をつけてちゃんと将来のことを考えなさいと、誰かに言われているような、非常に重要な時期だったと思います」(25歳・ヘアメイク)

彼の性格や、どこで彼と出会ったのかにもよると思いますが、男子は彼女のことをつなぎ止めておきたいので、付き合いにおいて見栄を張ることもあります。テンションが高いところしか、彼女に見せたがらない男子だっています。
そういうことをやっていても、当然のごとくいずれ破綻するわけですから、倦怠期を活用して、お互いに丸裸の気持ちを共有することも、非常に重要になってきます。

人生修行です!

「倦怠期って、私にとっては人生修行でした(笑)。彼の嫌なところばかりが目につき、私はすぐにイライラしてしまっていたのです。彼と結婚したかったので、どうにか倦怠期を乗り越えましたが、非常にしんどかったです。でも倦怠期が、私を人間的に成長させてくれたと思います」(29歳・受付)

誰だって、人間的に成長していかないと上手く歳をとれないわけですから、倦怠期の意味を人生修行と捉えてみるのも、ひとつの方法ではないかと思います。

彼とのちょうどいい距離感を知るとき

「カップルにおけるふたりの距離感って、日々微妙に変化していますよね。付き合い始めは非常に距離が近くても、ふたりとも仕事をしていかないとご飯が食べられないわけですから、仕事が忙しくて距離が遠くなることもありますよね。お休みの前日に彼と一緒にお酒を飲んで、距離がかなり近くなることもありますよね。倦怠期って、付き合いが長くなって、お互いに距離感を掴み損ねているときに、神様がちゃんと用意してくださるものだと思っています。どんな人間関係にも、ちょうどいい距離感ってありますもんね」(28歳・メーカー)

倦怠期って、おそらく年単位でふたりの距離感を是正するために、必ず必要なものではないかと思います。
晴れの日ばかりが続くと、雨が降る。出世した者は、いずれ滅びる。こういう自然の原理に素直に愛を育んでゆく途中で、必ず必要なもの、それが倦怠期なのでしょう。

まとめ

いかがでしたか?
4人の証言を総合的に捉えると、倦怠期がないというのが、いちばんヤバいことかもしれません。
ふたりで一生懸命歩いてきた道の途中で立ち止まり、相手の様子を確認し、自分の様子を確認し、自分の持ち物を再確認する。そしてふたりでこれからどんなことができるのか、どこに行けるのか、希望を新たにする。
倦怠期とは、このようなことをするべき時期なのでしょう。
もっともヤバイのは、「倦怠期=相手に飽きてしまった」と考えてしまうことではないかと思います。
せっかく神様が下さった、休息と発展の時期を無駄にすることないよう、冷静に倦怠期を捉えてみてはいかがでしょうか。

Written by ひとみしょう

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