何気ないひと言が彼の機嫌を損ねてしまった、なんて経験ありませんか? どんなに仲の良いカップルでも、彼女のひと言で関係がぎこちなくなった。なかには喧嘩別れしてしまったケースも珍しくありません。
女性ならではの言われたくない言葉があるように、彼らにも男性ならではの言われたくない言葉があるもの。今回は、そんな好きな男性には絶対に言っちゃいけない禁句の言葉についてご紹介します。
アニヴェルセル株式会社が20〜37歳の独身男女1,400人に「交際相手に傷つけられた言葉」に関する調査を行いました。すると、男性が言われて傷ついた言葉のワースト5が判明。
そのランキング結果を覗いて見ると、1位は「うざい、顔も見たくない」、2位は「一緒にいても面白くない」、3位は「好きだけど別れよう」、4位は「大事にされてない・優しさが足りない」、5位は「男としてあり得ない」という結果がそれぞれ出たのだそう。
一見、共通点のないように見えますが、どれも男性の自尊心に関わる言葉と括れば合点がいくかも。「男はプライドで生きている」というように、どうやら男性が傷つく言葉もプライドを逆なでするようなひと言はNGのようですね。
反対に、女性が男性を傷つけてしまった言葉のワースト5も明らかになっています。同じくランキング結果を覗いてみると、1位は「大嫌い・嫌い・好きじゃない」、2位は「勝手にして、どうでもいい」、3位は「一緒にいても楽しくない、合わない」、4位は「気持ち悪い」、5位は「役立たず、使えない」だった、とのこと。
こちらは女性の自覚がある分、つい何気なく言ってしまいがちな言葉かもしれません。男性が言われて傷ついた言葉と、一部重なる言葉もあることから、心当たりのある方はくれぐれも注意しましょうね。
実際にこれらの言葉を言われて喧嘩別れした男性陣に、そのときの状況を詳しく聞いてみました。
・「彼女が『女友達の彼氏は給料も高いし、先週も○○に連れて行ってくれたんだって』と、いちいち友達の彼氏を引き合いに出してくるので、内心ウンザリしていたんです。おまけに『一緒にいても楽しくない』と言われたときは、思わずカッとなって怒鳴っちゃったので、それがまさに喧嘩別れの原因ですね……」(29歳/営業)
・「嫌がると思って、彼女にはアニメオタクのことを隠していたんですよ。ところが、急遽彼女が俺のアパートに遊びに来ちゃって『なに、この部屋。気持ち悪い』とひと言。予想はしてましたけど、『好きだけど別れて?』と言われたときは、さすがに納得がいきませんでした。趣味くらい好きにさせてくれよ……」(28歳/製造)
2人の意見を聞く限りでは、男性は人と比べられたり、好きな趣味を否定される言葉にもグサリと来るよう。ついカッとなって言ってしまった言葉がたとえ本位ではなくても、言われた側は深く傷つくもの。「たったひと言で喧嘩別れ?」と思わず、むしろ言葉ひとつで男性をうまく転がせられる女性になれるといいですね。
【参考元】アニヴェルセル総研」第2弾、恋愛意識調査 『交際相手に言われて傷ついた言葉ランキング』(アニヴェルセル株式会社)