ドタキャンされると、一気に会う気が萎えますよね。
私は以前、ネットで気になる人ができて会いたいと打診したのですが、当日お相手のインフルエンザでドタキャンになり、リスケする日も決まらなかったことから彼に会うのを一生諦めたことがあります。
それくらいドタキャンの影響は大きいもの。
ですが、ドタキャンをする側に話を聞くと、どうも「される側」ほど深くは考えていないようなのです。
1. ドタキャンをするのは「超いい人」に多い
ドタキャンをする人といえば、時間にルーズで、だらしないイメージがありますよね。あるいは自分に脈がないか。
しかし実際にドタキャンを繰り返す人から話を聞いてみると、超いい人だらけでした。
赤の他人である私が伺っただけなのに、テーブルでは積極的に箸を取り分け、ドリンクが空になれば注文し、手土産まで用意してくれる徹底ぶり。
ここまでいい人が、なぜドタキャンを繰り返すのか。それはいい人であるがゆえに、誘いを断れないからでした。
いい人すぎると、誰かからお誘いを受けても断れません。ひどい人だと、ダブルブッキング、トリプルブッキングまでしてしまいます。
そして直前になって「もうだめだ、この予定は行けない」「連日予定だらけで体が壊れそう」と限界を訴えてドタキャンしてしまうのです。
2. ドタキャンされても脈なしではない
ですから、デートでドタキャンをされても「自分は彼にとってどうでもいいんだ」「私が何か悪いことをしたのかな」と思うことはありません。ただ、相手がキャパオーバーになっている可能性が高いからです。
むしろ脈あり・なしを判定する要素は「次の日程候補を出したとき、嫌がるか」です。ドタキャンをして、さらに次の日程がなんだかんだと決まらないなら「遠回しに拒否されてるな」と思っていいでしょう。
逆に何度ドタキャンを繰り返されても、次の日時候補が出てくるなら相手は会いたい気持ちを持っています。
さすがに2回以上ドタキャンされたら、怒っていいとは思いますが……。少なくとも、恋愛の脈が途絶えたわけではなさそうです。
3. ドタキャンをする彼を許せるか?
ですから、ドタキャンを繰り返す彼を諦めることはありません。ただ、彼は先述のとおり「超いい人」であり、周りの予定に振り回されやすいタイプ。
そんな彼とお付き合いすると「今日は〇〇、明日は××って、次はいつ会えるの?」と、彼の忙しさに引きずられてあなたも疲れてしまいそう。
長期的に彼と付き合うなら「誘われたからって、行かなくてもいいんだよ。最初から無理と言ったって、あなたは嫌われないよ」というメッセージを与え続けてください。
すぐではありませんが、彼も徐々に「今日はやめておこうかな」と言えるようになるはず。そこまで付き合いきれるなら、一歩足を進めてみてください。