「彼氏がフリーターだったら、結婚を諦めるべきでしょうか?」というご相談、実はほとんどありません。
なぜなら、女性は年収が低い男性をほぼ即座に結婚相手の候補から外してしまうからです。
フリーターの彼と結婚するか悩んでいる時点で、その女性は世間の平均から見て相当優しいといえます。それくらい、男性の既婚率と年収ははっきり比例しているのです。
<参考元>厚生労働省職業安定局非正規雇用対策・若者雇用対策 について|厚生労働省職業安定局
1. 結婚したい彼がフリーターなら、チャンスかもしれない
日本では5人に1人の男性が、アルバイトなどの非正規で働いています。
時給3,000円を超えるフリーターはごく一部でしょうから、5人に1人は「結婚の場で年収によって足切りされ、女性の視界にすら入れられていない」と思われます。
と、いうことはですよ……?「イケメンで、優しくて、誠実で、ご家族も優しい彼と結婚したい」なんていうとんでもないワガママも、あなたが結婚したい彼とならかなうかもしれないのです。
だって、世の女性はフリーターを視界にすら入れていないから。
もしあなたが、結婚したい彼へさらに「年収400万円以上がいい」なんて言おうものなら、すかさず婚活アドバイザーさんから「高望みすぎ!」とパンチを食らうことでしょう。
しかし、誠実さ、顔、エスコートの上手さ……など、女性がときめく条件も「彼は非正規でいい、私が稼ぐから」と宣言するだけでかなってしまうのです。
そして非正規でも、高度な仕事をする方は多くいます。なぜなら、この世には「見えない非正規の仕事」がたくさんあるから。
たとえば出版社の編集者、通訳、SEなどは非正規も多い仕事です。業界の慣習で非正規雇用が続く分野もあります。
そんな彼らを「フリーター」とバッサリ切るのはいかがなものでしょう?
フリーターの男性はダイヤの原石どころか、すでにダイヤモンドかもしれないのです。
<参考元>労働力調査(詳細集計)
2. 結婚したいと願うなら……年収アップの鍵はあなたの中に
あなたが結婚したいお相手が年収に悩んでいるなら、年収アップのきっかけを提供してあげましょう。
最近では体調を崩しがちでも働けるリモート勤務可の職種や、週4勤務の正社員職もあります。
下手にフリーターをするより、フリーランス(自営業)になれば年収が上がる職種もあります。
非正規なら副業もできますから、アルバイトの時間を減らしてフリーで案件を受けてもいいわけです。
もし彼の年収が不当に低いなら、そこから引っ張りだせるのはあなたです。
なぜなら本人は明日のご飯にあっぷあっぷしていて、年収アップの方法を調べる余裕がないから。
彼に労働意欲がまるで無いのならばともかく、働いてなお年収に課題があるなら……あなたこそ、彼をダイヤモンドに変えられるジュエラーなのかもしれません。