婚活を頑張っていると、連動して「ちらつく」のが結婚年齢。中には、理想の結婚年齢が、きちんと明確になっているという方もいるのではないでしょうか?
ここでは、平均結婚年齢をご紹介すると共に、年齢別の結婚後のメリットやデメリットについても解説していきます。この記事で、あなただけの理想の結婚年齢や目標値を見つけてみましょう。
1. 平均結婚年齢は男女共に30歳前後! 今後は平均が上がる可能性も?
内閣府が公表しているデータを紐解いていくと、日本人男女の平均結婚年齢は近年上昇傾向にあり、現段階での平均結婚年齢は、30歳前後となっているようです。
周囲を見渡してみても、平均的な結婚年齢は、東京都内の場合は特に30歳前後からそれよりも上という肌感覚のお持ちの方もいることでしょう。
今後は、ますますその平均値が上がっていく可能性もありそうです。
2. 理想の結婚年齢は?
内閣府によると、平均結婚年齢はここ数年、30歳前後とのデータが出ていますが、実際に理想の結婚年齢は何歳くらいなのでしょうか?
特に、結婚を考える際に平均結婚年齢まで待とう、ということはないかもしれませんが、やはりお互いの仕事や状況が落ち着くまで結婚は待とう、お互いに心配な部分がなくなってから結婚しよう、と安定性を求めるケースも多く見られます。
また、結婚となると懸案事項になるのが、経済的な部分ではないでしょうか? 経済的に自立して安定してからの結婚と考えていくと、安定した結婚生活が送れる理想の結婚年齢は、やはり30歳前後からと言えるかもしれません。
気持ちの部分だけで考えれば、二人が付き合いだして恋愛感情たっぷりの段階で、すぐにでも結婚したい! と思うこともあるでしょう。
このように「気持ち」を優先順位第1位に置くと、理想の結婚年齢はもう少し下がる傾向にありそうです。
それでは、平均年齢より若い場合。または平均年齢よりも上の年齢で結婚する場合の、メリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか?
以下にそれぞれのケースにおいて、メリット・デメリットをシミュレートしてみました。
平均よりも若い場合
まずは、平均結婚年齢よりも若いタイミングで、結婚に踏み切った場合です。いわゆる学生結婚なども含まれます。
メリットとしては、お互いの気持ちが燃え上がり、幸せを最も感じられる時期に結婚ができるということでしょう。
その他若いカップルの結婚となれば、お互いの実家から何かしらの援助を受けることができるケースもありそうです。
ある程度の年齢になってしまうと、「自分たちで何とかしなさい」という圧力のようなものが発生する可能性もあります。
反面、若い時の結婚は、周囲からの援助やサポートを受けやすいのも、1つのポイントです。
デメリットとしては、やはり収入面や経済面、更に社会経験や人生経験においてお互いに本当に結婚して「人生を共に歩んでいけるかどうか」という判断がついていない可能性がある、という部分があります。
やはり若くして結婚すると、お互いに経験値が少ないことから、結婚生活においてすれ違いが発生したり、いつまでも恋人同士の関係から脱却することができず、最終的に離婚などのライフイベントに直結してしまうことも考えられます。
平均年齢を過ぎて結婚する場合
30代~40代以降に結婚した場合、どのようなメリット・デメリットが考えられるでしょうか?
まずメリットとしては、精神的にも経済的にも人として成熟した段階で結婚ができるので、安定した生活を送ることができることでしょう。
これは、精神的にも経済的にも安定した生活を意味します。つまりトラブルなく、円満に、まるで炭火のように暖かく安定した家庭を築くことができるというわけです。
お互いに人生経験を積んだ上での結婚というケースも多いでしょうから、男女間でのすれ違いや価値観の相違などについても、お互いに話し合いを重ねることで上手くすり合わせていくこともできそうです。
ただ、デメリットとして考えられるのは、出産に関する部分ではないでしょうか? 晩婚化が進むと、それだけ高齢出産というリスクがどうしてもついて回ります。
ここは夫婦で話し合いを重ね、そして協力的に物事を進めていくことで、より良い方向に進ませる努力が必要です。
3. まとめ
人それぞれ、理想の結婚年齢はバラバラです。若くして結婚したい、未成年のうちに結婚したいという方もいれば、仕事が落ち着いてから、30歳を過ぎて結婚しても良い、という方もいます。
内閣府が公表しているデータでは。平均結婚年齢は30歳前後。しかし、それよりも若く、あるいは遅く結婚することはそれぞれ、メリット・デメリットを伴います。
結局のところ、理想の結婚年齢は平均値に囚われず、お互いにとってベストなタイミングを選択するのがよいでしょう。