気になっている人に既読スルーをされると「あれ、もしかして脈なしなのかな?」と気になりますよね。何度も続くことでそれ以上アプローチする気を無くしてしまう人も多いですが、もし勘違いだったらもったいない!
女の子が既読スルーをする心理や対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 既読スルーの意味とは?
既読スルーとは、その名の通り、ラインのメッセージを読んだにも関わらず返事を返さないことです。送った側はちゃんと「既読」と表示されているのに、相手から何のアクションもないので気になります。
しかし、単にメッセージを受け取った側が「この内容なら返事をする必要はないかな」と受け止めただけということもあるので判断が難しいところ。
また、忙しくて、気にはなっているもののなかなか返事が返せないということもあるので、すぐに「無視された!」と早合点してしまうのではなく、相手の立場や状況も考えてみましょう。
2. 既読スルーと未読無視の違いは?
既読スルーは、返事こそ返さないものの、メッセージの内容はちゃんと読んでいます。一方、未読無視はそもそも送られてきたメッセージを読んですらいないので、送った側はもしかしたら嫌われているのではないかと不安になるもの。
実際のところは相手に確認してみなくては分かりませんが、「もしかしてブロックされてる?」「僕からのメッセージを読むのも嫌?」と疑心暗鬼になったことのある人も多いでしょう。
しかし、未読無視の場合も、既読スルーの場合と同じで、すぐに嫌われていると思い込むのは早すぎます。
同じ人に毎回未読無視されているというのならともかく、たまのことなら、相手にも何か事情があったのかもしれないと考えて気持ちを切り替えましょう。
3. 何日間連絡がないと既読スルーなのか?
忙しかったり、気持ちに余裕がなかったりすると、すぐにラインを返す気にはなれないものです。
しかし、相手がちゃんと「返事をせねば」と気にしてくれているのであれば、遅くとも3日~1週間の間にはなんらかのアクションを起こしてくれるはず。
それ以上待っても何の返事も返ってこないのであれば、返信の必要がない内容だと思われているか、それとも意図的にスルーしたかのどちらかである可能性が高いです。
前者の場合はこちらから返事を催促しなくては相手に伝わらないし、後者の場合も1度スルーされただけでは真意が分からないので、気になるならもう1度メッセージを送ってみましょう。それでも既読スルーされるようなら、それ以上しつこくしない方が賢明です。
4. 既読スルーする人の心理について
既読スルーをする人は、一体どのような考えでそのようなことをしているのでしょうか。
次のような可能性があるので、既読スルーをされた場合、どれに当てはまるのかをじっくり考えてみましょう。相手の心理を知ることで少しは気持ちが軽くなるし、具体的な対策も立てやすくなりますよ!
見ただけで満足している
こちらから送ったメッセージが、特に返事を必要とする内容でない場合。
例えば、「今日〇〇に行って楽しかった」とその日の行動を報告するような内容だと、返事をするにしても「良かったね」ぐらいしか思いつかないし、見ただけで満足してしまう可能性は大いにありますよね。
他には、写真を送った時も同じ対応になりやすいので、このような内容のメッセージを送って既読スルーされても、ちゃんと見てくれたのであればあまり気にする必要はないでしょう。
何も考えていない
自分があまり他人に期待しないタイプだと、メッセージを送った側が返信を心待ちにしているという心理が理解できず、そのままにしてしまうケースも多いです。
「〇〇について返事をいただけますか」というような内容なら、もちろん返事を返しますが、たわいもない雑談なら別にわざわざ反応する必要はないだろうと軽く考えてしまうのですね。
こういう人の場合、悪気はないけれど、恋人や友達として付き合うにはちょっと物足りない部分もあるかもしれません。
どう返事を返せばいいのか分からない
真面目な性格の人は、ラインの返事1つ返すにも「相手に失礼にならないように」と考え込んでしまう傾向があります。また、文章を書くのが苦手な人は、何をどう書けばいいのか分からず困ってしまうことも。
このようなタイプの人は、返事を返したいという気持ちはあるものの、上手な表現の仕方が分からず、悪気はないけど結果的に既読スルーしてしまうことになります。
なので、なんらかのアクションが欲しいなら、あらかじめ「返事はスタンプでもいいよ」と伝えておくと、気楽にやり取りしてくれるかもしれませんよ。
迷惑だということに気付いてほしい
本当はあまり仲良くしたくないけど、それをハッキリ言うのもちょっとなぁ……という場合、既読スルーを繰り返すことで「私はあなたとこれ以上親密になる気はありません」と暗にメッセージを送ることもあります。
本当はブロックしたいけどそんなことをすれば角が立つので、既読スルーというギリギリのラインでなんとか本心に気付いてもらおうとしているのですね。
なので、何度メッセージを送っても既読スルーになるのなら、相手の気持ちを考えてそれ以上送らないようにした方が賢明かもしれません。
忙しくて返事を返せない
仕事などでめまぐるしい毎日を送っていると、誰かがラインでメッセージを送ってくれても読むのが精いっぱいということもあります。
送った側はつい「返事なんて3分もあればできるだろ」と軽く考えてしまうのですが、その3分すら惜しいということもあるのですよね。
なので、相手が忙しい人であれば、返事は期待せず、メッセージを送る頻度も相手の負担にならない程度に抑えるのが大事です。「気が向いた時に返事をしてくれればラッキー」ぐらいに考えておくと、こちらもイライラせずにすみますよ。
5. 既読スルーされやすいラインとは?
ラインで送るメッセージには、返事を返しやすいものと、つい既読スルーしたくなってしまうものがあります。自分の送るメッセージが後者だった場合、そのことに気付いていないとこれからもずっと既読スルーされ続けることに。
なので、どのような内容のメッセージが相手の負担になりやすいのかを知っておきましょう。
長文すぎる
ラインに気付いてメッセージを開けた時、そこにズラズラと長文の文章が綴られていると、一気に読む気をなくしてしまいませんか?
送る側は「これも伝えたい、あれも伝えたい」と一生懸命書き込むのですが、その時、時間をかけてそれを読まされる側の気持ちはあまり考えていません。
なので、受け取った側はうんざり。読むだけでかなりのエネルギーを削られるし、うっかり返信してしまうとまた次の長文が来る可能性があるので、悪いと思いつつ、つい既読スルーしてしまうのです。
報告のような内容
「〇〇に行ってきました! 〇〇って料理も食べたけど、すっごくおいしかったです!」というような内容のラインも、既読スルーされる可能性が高いです。
なぜなら、送られた側は返事のしようがないし、一方的に日記のようなラインを送りつけられるのは苦痛だから。相手も興味を持っていることについての報告ならまだしも、自分の日常を一方的に伝えるだけなら迷惑だと思われても仕方ないでしょう。
ラインは日記やブログではなく、相手がいるものなので、送る内容には十分に気を付ける必要があります。
愚痴や自慢ばかり並べ立てる
愚痴や自慢もたまになら良いのですが、メッセージが届く度にその内容ばかりというのはいただけません。
送る側は誰かにメッセージを送ることで気持ちが満たされますが、愚痴や自慢は読む側のエネルギーを削るので受け止めるのが大変! 優しい人なら最初は一生懸命気持ちに応えようとしてくれるでしょうが、あまり積み重なるとうんざりしてしまうでしょう。
おまけに必ず返事を期待されるとなれば、既読スルーどころか未読スルーになるのも時間の問題です。
予定を伺うライン
「今、何してる?」「〇〇日って暇?」というように、予定を伺う内容のラインも既読スルーされやすいです。
なぜなら、うっかり「暇だよ」なんて返事をしようものなら、「じゃあ、〇〇してくれない!?」と面倒くさいことを頼まれたり、どこかに誘われたりする可能性があるから。
先に用件を言ってくれていれば断りやすいけど、暇だと言ってしまってからだと「なんだよ、暇だって言ったくせに」と思われかねないので、困ってしまうのですね。なので、何か用事がある時は、まず用件から切り出すようにしましょう。
6. 既読スルーされたらどうすればいい? 対処法紹介
それでは、返事に困るような内容のメッセージを送ったわけでもないのに、自分が実際に既読スルーされてしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
必ずしも嫌われているわけではないので気にしないのが一番ですが、どうしても気になるなら次のような方法で対処してみましょう。
スタンプを送る
文章で返すのは苦痛な人も、スタンプなら気軽に返してくれることもあります。
また、こちらから「どうして返事がないの?」と聞きたい場合も、そのまま文章にするより、女の子が好きそうな可愛いキャラクターや笑えるスタンプを使った方が角が立ちにくくて便利。
こういう時の為にも、あらかじめお気に入りのスタンプをいくつか確保しておくといいですね。
ただし、スタンプのやり取りが長く続けば結局相手をうんざりさせてしまうことになるので、回数はほどほどにしておきましょう。
しばらく時間をおく
人が既読スルーしてしまう理由は様々ですが、もしかしたらなんらかの事情ですぐに返信できない状況なのかもしれません。
もしくは、こちらに心当たりがないだけで何か怒らせるようなことをしてしまったのかもしれないし、相手がじっくり考えて返信するタイプということも考えられますよね。
いずれにしろ、返事を催促したり矢継ぎ早にメッセージを送ったりしても相手の負担になるだけなので、次のアクションまでは少し時間を置くようにしましょう。
送った内容を読み返してみる
自分では問題のない内容だと思っていても、受け取った側にとっては何かしら返事に困る内容だったという場合もあります。
例えば、「こんなこと聞いちゃっていいの?」と首をかしげたくなるような深刻な相談事。打ち明ける側は、誰かに聞いてもらって少しでも楽になりたい、できれば有用なアドバイスが欲しいと思っているだけでも、受け止める側はとてつもなく重いものを背負わされることになりかねません。
なので、読み返してみて内容が良くないと思ったら、まずはそのことを素直に謝罪しましょう。
忙しくして考えないようにする
ラインの既読スルーは確かにモヤモヤと気になるものですが、相手があることなので、思い通りにならないのは仕方ありません。自分の落ち度が見当たらないのであれば、それ以上深く考えず、忘れてしまうのが一番!
仕事や趣味に打ち込んだり、気の合う友達と飲みに出かけたりして、気分転換をしてみましょう。案外、忘れた頃に「ごめん、ごめん」と相手から返事が返ってきて、あっさり解決してしまうかもしれませんよ。
7. 既読スルーされたら脈なしなのか?
気になる人に既読スルーされてしまうと、「自分には興味がないのかな?」「嫌われているのかな?」と不安になってしまいますよね。
もちろん、実際にあまりよく思われていない場合もありますが、何も思い当たることがないのであれば、考えすぎということも。
誰だって忙しかったり悩みごとがあったりすると、楽しくラインをする気にはなれないし、単にタイミングが合わなかっただけということもあるので、決定的な出来事でも起きない限り、脈なしと決めつけるのはやめましょう。
それに、全ての女の子がライン好きとは限らないので、もしかしたらラインそのものが面倒な人なのかもしれません。色々な可能性があるので、脈なしかどうかは他の要素も考え合わせて総合的に判断するようにしましょう。
8. 既読スルーを気にしすぎない!
好きな人に既読スルーされて落ち込まない人はいません。
しかし、これまでに説明してきたように、女の子が男性からのラインを既読スルーするにも実に様々な理由があります。なので、いちいち「脈なしなのかも」と不安になる必要はなし!
女の子は大らかで器の広い男性が好きなので、必死になって返事を待つよりも、「気が向いたら返事してね~」というスタンスでゆったり構えていた方が恋愛も上手くいきやすいですよ。
ただし、それは自分のとってきた態度に問題がない場合のみ。嫌がっているのに何度もしつこく誘ったり、長文のメッセージをしょっちゅう送りつけていたりすれば、女の子がうんざりして既読スルーしてしまうのも当たり前です。
なので、気にしすぎないのも大切ですが、自分の態度を真摯に振り返ってみることも同じぐらい重要。気持ちの良いやり取りができるようになれば、既読スルーされる回数もぐんと少なくなりますよ!
9. まとめ
気になる女の子がいる場合、男性はその人とのラインのやり取りにも一喜一憂してしまいがちです。
しかし、ラインはあくまでもコミュニケーション手段の1つでしかなく、そこでのやり取りだけで相手の本心が図れるものではありません。
なので、ラインをしていて既読スルーに落ち込む日があっても、それで脈なしと決めつけてしまうのは早すぎる!
たまたまラインを返せない状況が続いていただけかもしれないので、会った時の態度や共通の友達から聞こえてくる様子なども総合的に判断し、自分のことをどう思っているのかを考えてみましょう。
また、女の子とラインを楽しむには、相手の心理を慮ることも大切。負担にならないようなやり取りを心がけ、良い関係を築いていってくださいね!