社会は人間関係によって成り立っているといっても過言ではありません。
人とまったく関わらずには生きていけないのが現実です。それだけに人間関係に行き詰まると、ひどく落ち込み、疲れ果ててしまう人が多いです。あなたにもそんな時はありませんか?
今回は、人間関係に疲れてしまったときの対処法についてご紹介していきます。
1. 合わない人がいて当然と思ってみる
性格や考え方がどうしても合わない人というのは必ずいます。人間ですから、それは当然のことです。
ただ、相手が悪いわけでも、あなたが悪いわけでもありません。そこはちゃんと理解して、相手を恨んだり、自己卑下しないようにしましょう。
けれど、無理をして一緒にいると、良かれと思ってやったことが裏目に出たり、誤解をされて嫌な思いをしたりするでしょう。
合わないと思う人とは、少し距離を置いてみてください。挨拶する程度にしたり、一緒にいる時間を短くしたりでいいのです。そうやって元気を取り戻していきましょう。
2. 自分を嫌いな人がいてもいいと思ってみる
あなたには嫌いな人がいますか? きっといますよね。それならば、あなたを嫌いな人がいたっておかしくはないのです。
誰にでも好かれたいという思いが強いと、必要以上に人に合わせてしまったり媚びてしまったりします。それは自分の本当の気持ちに反することなのでとても苦しいですよね。
誰にでも好かれることは不可能だと割り切ってしまえば、人間関係がそれほどストレスにはならなくなります。
3. あえて人が大勢いる場所へ行って、人に慣れる
人間関係への免疫力を高めるために、あえて色々なタイプの人がいる場所へ行ってみましょう。
たとえば、街コンなどの出会いの場はいかがでしょうか。初対面の人ばかりですから、初めは話が弾まないかもしれません。でも、せっかく会費を払って時間も割いているのですから、どうせなら楽しみたいですよね。
何でもいいから自分のことを話してみましょう。相手にも興味を持って、質問を繰り返してみてください。そうしているうちに場に馴染んでいきます。
街コンで会った人とは、その日限りでもう会わない可能性もあります。そう思えば大胆にも振る舞えるのではないでしょうか。
4. 嫌なことは断る
気の進まない誘いは、思い切って断ってしまいましょう。職場の飲み会などは断りづらいかもしれませんが、何か理由をつけて行くのをやめましょう。嫌々行くから人間関係に疲れてしまうのです。
何事に対しても「NO」と言えるようになれば、ストレスがたまりません。
断ることが悪いとは思わないことです。そして自分が断られたときも、相手に対して嫌な感情を持たないようにしましょう。そうすれば、スッキリした人間関係が築けます。
5. お一人様を楽しむ
人間関係に疲れたら、一人で過ごすのが一番気楽です。一人で焼肉を食べたり、カラオケに行ったり、バーで飲んだりしてみましょう。
一人でも楽しい! と思えれば、人間関係のストレスはだんだんと減っていくでしょう。
人間関係は避けては通れないものです。けれど、ときどき一人になってガス抜きをすれば、前向きに人と付き合っていけるのではないでしょうか。
特にバーなどでは、お一人様のお客さんも多いですから、その場で知り合いになり話が弾むかもしれません。一期一会、人との交流を楽しむのもいいものですよ。
6. 自分から人を誘ってみる
人から誘われるのを待っているだけでは、いつまで経っても人間関係を構築するスキルは上がっていきません。結果、人と付き合うのは疲れると思ってしまうことになります。
自分から積極的に食事や飲みに人を誘うようにしましょう。この場合、自分で相手を自由に選べるので、気の合う人を誘えるのがメリット。そんな相手となら人間関係に疲れを感じずに済むのではないでしょうか。
慣れれば、待つよりも誘う方が楽と感じるようになります。また、いつも同じメンバーで集まるのではなく、違う人も誘ってみて人間関係を広げていきましょう。
一緒にいて心地よい人がたくさんいれば、少々人との付き合いに疲れても、気持ちを立て直すことができるはずです。
7. おわりに
今回人間関係に疲れた時の対処法として挙げたものは、どれもそう難しいことではありません。
だまされたと思ってできそうなことを試してみてください。きっと、モヤモヤした心に晴れ間が差すことでしょう。
考え方や物の見方を変えること、さらに少し行動に変化を加えるだけで、人間関係のストレスが軽減される可能性があります。
人間関係に疲れた時は、実はいいチャンスかもしれません。交友関係を見つめ直して、これは断ち切った方がいい関係かもしれないと決心できるからです。
これからのあなたの人生に本当に必要な人は誰なのか、じっくり考えてみましょう。