こんにちは、トイアンナです。
「感受性が豊か」というと、芸術方面に才能がある、人の気持ちがわかるなどポジティブに解釈されることも多いかと思います。
しかし強すぎる感受性はストレスのもと。感受性が強いからと周りに振り回されて、つらい思いをしていませんか?
1. 感受性が強すぎる人は、まず自覚しよう
そもそも、感受性が豊かな人ほど「自分は感受性が強い」などと意識しない傾向にあります。
むしろ周りの視線や挙動を意識するからこそ、自分が空気を読めていない、人を傷つけるタイプだと誤解しがちです。
しかし、周りが実際に傷ついているか・いないかは関係なく、あなたが以下の条件に当てはまるなら、「私って、まぁまぁ感受性が強いんだな」と自覚しましょう。
・小さな不安や、ささいな小言を何日も忘れられず傷つき続ける
・行きたくない飲み会や誘いも断れない
・いつも人を傷つけないようにしなきゃと不安で、おどおどしてしまう
・友達が不機嫌な顔をすると、それだけで自分も傷ついてしまう
・ささいな言葉で誰かを傷つけてしまった記憶が、年単位で脳裏にこびりついている
・聴覚や肌感覚が人より強く、普段の生活で苦痛を感じている
もし当てはまるなと感じたら、何度も言いますが周りが何であれ、あなたの感受性は強いのです。
2. 感受性を守るために、一人の時間を持とう
感受性が豊かな人が絶対に必要とするのは、一人の時間です。それも、人混みの少ない静かな場所で数時間リラックスする習慣を必ず持ちましょう。
たとえ知り合いがいなくても、目の前に困った顔のおばあちゃんがいればハラハラしてしまうのが、感受性の強い人。
誰の気持ちにも共感しなくていい、自室などで人間関係から離れた時間を持つことでストレスから解放されてください。
次に、ネガティブな言葉をポジティブに置き換えるクセをつけましょう。
たとえば「電車が遅れてみんながいら立っている」環境では、あえて「たまには時間に縛られない生活も大事だな、と気づくチャンスだ」とつぶやきましょう。
ほかにも学校や職場で叱られたら「これでさらにデキる自分になれるぞ」と小さな声に出します。
実はこの「声に出す」のが大事なステップ。あえて声に出すことで自分の耳に言い聞かせ、物事のとらえ方を変えていくのです。
ピンチはチャンスだ、こんな機会滅多にない、これからさらにできるようになる……こんな言葉で、感受性の方向をポジティブに向けていきましょう。