女性の中には何かに対して特に依存してしまう、という方が多く見られます。
付き合う前だとなかなかそういったことを見抜けない、という方もいるでしょうし、特徴などが分かっていれば、と思う方もいるでしょう。
今回は、そんな依存体質について紹介していきましょう。
1. そもそも依存体質ってなに?
依存という言葉ですが、「ほかに頼って存在すること、生活すること」を指します。依存するものには、人だったり物事、物と様々な対象があります。簡単に言えば相手に執着してしまったり、ギャンブルに没頭してしまったり、お酒やタバコに執着したりすることです。
依存する対象のものが無ければ生きていけないし、一種の感情や行動のコントロール障害とも呼ばれている依存ですが、医者から病気と認められてしまえば、私達がよく耳にする「依存症」と呼ばれるようになります。
依存するだけではなかなか病院に行って診断してもらう、なんてことはありませんが、度を超えるようであれば周囲から病院に行くよう薦められてしまい、診断してもらうという流れになるでしょう。
2. 依存体質の人の特徴って?
依存という状態がどのような状態なのかは理解することができたと思います。しかし、パッと見ただけではこの人は依存体質だ、と特定するのは難しいですし、ちょっと会話しただけでも特定することは難しいと思います。
実は依存体質の方はいくつか特徴があり、それらの特徴に該当する数が多ければ多いほど、依存体質なのではないかと疑って間違いはないでしょう。
まずはどういった特徴があるのか紹介していきます。
- ストレス度が高いこと
- 自分に自信を持っていないこと
- あまりにも気が利きすぎていること
この3つをクリアしていると、依存体質の疑いが強いです。なぜ依存体質の疑いが強いのか、ということですが1つ1つ説明していきます。
依存体質の特徴①ストレス度が高いこと
1番最初にあげられた特徴ですが、何かに依存している人というのは、ストレスを抱え込みやすいといわれています。
ストレスといっても、寝つきが悪いこと、仕事でのストレス、考え込みやすかったりイライラしやすい、対人関係への不満がある、といった様々な理由からくるストレスです。
普段から何気ない生活の中でイライラしていることが多かったり、落ち込みやすい、飲酒の量が明らかに増えたという方の場合はストレスの度合いが明らかに高いと思いますので、1度カウンセラーなどに相談すると良いでしょう。
また、身近にそういった特徴が出ている方が居れば、ちょっと話を聞いてみたり、何かしらの行動をしてあげることで、ストレスは軽減することもあります。
依存体質の特徴②自分に自信を持っていないこと
続いての特徴ですが、誰か人に依存しやすいという方であれば特に当てはまる特徴のひとつです。自分に対して自信を持つことができないからこそ、誰かに幸せにしてもらいたい、といった他力本願な気持ちが出てきてしまいます。
誰かに幸せにしてもらいたい、という気持ち以外にも、この状況から私を救って欲しい、という気持ちも溢れ出てしまい、特定の誰かに対して依存してしまい、その特定の人物に助けを求めてしまいます。
依存体質の特徴③あまりにも気が利きすぎていること
最後の特徴ですが、気が利くというのは別に悪いことではないのでは? と考える方も多いでしょう。
しかし、あまりにも気が利きすぎていると、一歩間違えると依存への一歩を踏み出してしまう、なんてことも考えられます。
例えるのであれば、周囲の顔色を伺いすぎている、空気を読みすぎている、そういった、自分よりも周囲を優先する状況が常日頃から続くようであれば、必然的に自分への自信もなくなってしまいますし、特徴②で紹介した内容に繋がっていってしまいます。
3. 依存体質の克服方法ってあるの?
依存体質の3つの特徴について紹介してきましたが、依存体質は克服する方法が本当にあるのだろうか? と不安になってしまう方もいるのではないでしょうか。
実際に、依存体質の克服方法としては簡単にいうと、依存している原因を取り除いてあげて、その人の時間だったり生活を大切にしてあげ、人間関係を広げてあげることで、視野も広くなり結果的に克服した状態になるといわれています。
人に依存しやすい人は、恋愛にも依存しやすく、そういった人の場合はまず人間関係を広げていくことによって、考え方も人それぞれなので、そこから趣味を紹介してもらったり、新たな関係を築くことで特定の誰かに依存する、という気持ちが薄れてきます。
周囲を優先するのではなく、自分自身の時間や生活を優先して大事にしてあげることによって、特定の何かにどっぷりハマってしまうということも減りますし、毎日を楽しむことで気持ちもどんどん明るい方向へ進んでいきます。
依存体質の方は、狭い場所で狭い価値観のもとに生活している方が多く、自然と思考もネガティブになりがちです。
そこで、気持ちを明るい方向へ持っていくことで、いろいろなことに挑戦したいという気持ちだったり、視野を広げていこう、という気持ちになり、依存していたものに対してもそこまで執着しなくなります。