人を好きになる時は、言葉に表せない何か特別なものを感じますよね。人によってはビビビッと電波のような運命的なものを感じ、ある人は時間をかけて人を好きになる人もいるでしょう。
特定の人に恋愛感情を抱き、自分でもなぜその人が好きなのかハッキリした理由は分からないかもしれません。
そこで今回は、人を好きになる理由、恋愛感情が生まれる心理について迫っていきます!
1. 人を好きになる理由は何?
好きな人の事が気になって仕方がない、寝ても目が覚めてもその人のことばかり考えてしまう……と思ったら、それは明らかに恋をされていますね。
好きな人がいるけど、理由を聞かれてもなぜ好きなのか分からないので不思議です。
人を好きになり、恋愛感情が生まれる理由は、人間の子孫の繁栄である「進化心理学」と深く関係しています。
人間を含む生き物は、子孫を残して自分の遺伝子を残し繁殖する本能が備わっています。
子孫を残する為に人間は赤ちゃんを生みますが、自分の好きな人の子供が欲しいと思うわけです。
人間は赤ちゃんを産み育てる為のステップとして、誰かのことを好きになる感情が生まれたのです。
しかし、人を好きになる時、いきなり「あの人の子供がほしい」なんて思う人はいません。
まずは相手のことを知りたい、仲良くなりたい、話して近ずきたい……と思い恋心を抱きます。
人を好きになる感情は子孫の繁栄と関係があるとは意外と深い話だと思いませんか?
恋愛感情が生まれる心理
ここからは、恋愛感情が生まれる人間の心理についてアプローチしていきます。
人を好きになった瞬間は、生理的に興奮状態となり恋心が生まれます。特に男性は女性よりも一目惚れをしやすく、自分のタイプの女性を見ると感情的に高揚して興奮するのです。
男性は女性を一瞬見た時に、好きなタイプか興味がないか瞬時に判断しています。一目惚れで好きになった女性には、その時が感情のピークを迎えて積極的にアプローチをします。
また、自分と考え方、好み、趣味が似ている人、つまり気が合う人を見つけた時も人を好きになりやすいと言われています。
よく結婚相手に選んだ理由は「笑いのツボが一緒だったから」「食べ物の好みが同じだから」といった「共通点」を挙げる人が多いです。
気が合うと分かったらもっと話をしたい、分かり合いたい、時間を共有したいと思うようになるのです。
相手からのアプローチで好きになることもある
初めは好きでもなかった相手でも、大事にされたり、心から好かれていると分かったら、自分も気持ちが動いていく心理があります。
女性の場合は男性よりも一目惚れが少なく、恋愛感情が高まるまでに時間がかかる傾向にあるのです。
初めは好きではなかったのに、男性から告白されて付き合ってみたら、自分の方が好きになっている……というパターンはよくあります。
出会ったばかりの頃は特にドキドキもせず、何となく良い人だなと思っていたのに、デートの回数が増える度に「好きになってる……」と気が付くのです。
2. 人を好きになるのに理屈はない
人に恋愛感情を抱くのには、状況によって様々な心理があると分かりました。
ただし、いずれにしても理屈で説明できるのものではありません。好きになった理由をスラスラと述べられる人はいないでしょう。
人を好きになるのは理屈ではなく、本能で生まれた感情だからです。心理学的には、人を好きになった時の感情の高ぶりを説明することはできますが、なぜ恋に落ちるのかを明確には明らかにできないのです。
彼氏・彼女のことが大好きで幸せだけれども、同時になぜか切なくなる事がある……という気持ちは本物なのです。
好きな人のことを考え過ぎて、なぜこんなに相手の事が好きなんだろう……と自分でも不思議に思うかもしれません。
それはとても自然なことであり、言葉でハッキリ説明できる感情ではないのです。恋愛感情を持てることは本能が働いていることであり、素晴らしい体験をしていると言えます。
これからも、恋愛で悩む時はなぜ好きになったんだろう……と漠然と悩むことがあるかもしれません。
自分以外を大切に思う人が出来たという素晴らしい感情ですから、その気持ちを大切にしていきましょう。
3. まとめ
今回は、人を好きになる理由と恋愛感情が生まれるきっかけについてお話しました。
人間が人を好きになること、恋愛感情を抱くきっかけは、子孫繁栄と大きな関係があります。魅力的な異性は多い中で、特定の人を好きになり真剣に想うことは素晴らしいことです。
好きな人と一緒に過ごす時間の中で、相手の良いところを褒めてあげたり、褒められたりすると好きになる理由も分かることがあるでしょう。
その為にも日頃から相手に好きな気持ちを伝えたり、優しい行動をすることが非常に大切です。