「多様性の時代」と言われる現代において、年の差のあるカップルや年の差婚は珍しいものではなくなりました。
でも、好きになった相手が10歳年上だったとき、年齢に対する不安や心配事がまったくないとは言い切れません。
そこで本記事では、10歳年上の男性と付き合うメリット・デメリットについて紹介していきます。
1. 10歳年上の男性と付き合うのはアリ?
あなたが10歳年上の男性を好きになったのであれば、アリなのではないでしょうか。
「年上が恋愛対象ではない」という人からしたら、10歳年上の人と交際するあなたの姿は不思議に見えるかもしれませんね。
でも、好きな人が10歳年上だろうとそうではなかろうと、「好き」という気持ちに年齢は関係ありません。「お付き合いしたい」と思う相手なのであれば、交際を続けましょう。
2. 10歳年上の男性と付き合うメリット
10歳年上の男性には、同年代や年下の男性にはない魅力があります。10歳年上の男性と付き合うメリットをご紹介していきます。
人生経験が豊富
10歳年上ということは、自分よりも人生経験が豊富ということ。
そのため、精神的に自立している男性が多く、何か悩み事があったときに人生の先輩として説得力のあるアドバイスをくれることも。
包容力がある
年上男性の「大人の余裕ある佇まい」に、包容力を感じる女性も少なくありません。
あなたよりも10年多く人生経験がある分、相手をすっと受け入れる心の余裕があるのです。
落ち着いた関係を築きやすい
精神的に自立している年上男性とは落ち着いた関係を築くことができるでしょう。
互いに仕事が忙しくて会えない日が続いても、やきもきすることなく関係を続けることができます。
3. 10歳年上の男性と付き合うデメリット
逆に、10歳年上の相手だからこそ生じるデメリットもあります。
体力差・年齢差の問題
10歳年上の男性がどんなに若々しくとも、体の衰えには逆らえません。いつか必ず体力差や年齢差を感じる瞬間が来ます。
その瞬間というのは、体のたるみやシワが気になるなどの「容姿」の悩みだけではありません。性欲の低下により、コミュニケーションが不足してしまうことも考えられます。
どうしても埋められない「差」があることを理解しなければなりません。
彼のご両親の問題
10歳年上の男性と交際する以上、彼のご両親の老後や介護について考えざるを得ません。
もちろん、あなたは義理の両親の介護をするために交際しているのではないので、「10歳年上の男性と交際したら、必ず義理の両親の面倒を見なければならない」というわけではありません。
ですが、交際を続けていくうちにどこかで話題にあがるかもしれません。
老後の問題
「義理の両親の介護」について触れましたが、あなた方の老後についても考えなければなりません。
「人生100年時代」と言われる世の中ですが、やはり男性のほうが女性より短命になりがちです。
同年代のカップルに比べ、早くに彼との別れが来る可能性があります。
老後の不安や心配を抱えながら生きることはおすすめしませんが、「別れが早く来るかもしれない」という覚悟はしておいたほうがいいかもしれません。
4. 「〇〇だから」で交際するのは要注意!
「10歳年上の男性と付き合うメリット」を紹介しましたが、巷で紹介されているメリットの中には「10歳年上」だからといって当てはまるとは限らない特徴も多々あります。
交際する際には「年上だから〇〇」と思い込まず、その人の本質を見抜けるよう意識してくださいね。
精神的に自立しているとは限らない
人生経験が豊富で精神的に自立している男性が多いはずですが、中には、年齢だけ重ねて、精神的に自立していない・心に余裕のない年上男性もいるものです。
10歳年上であっても、
- 上から目線
- 女性に対して高圧的
- 大人の余裕が全くない
といった男性もいるでしょう。
「年上だから精神的に自立しているはず」と思い込まず、その人の本質と向き合うよう心がけましょう。
経済的に自立しているとは限らない
「10歳年上の男性と付き合うメリット」において
- 経済力がある
- ほしいものがねだりやすい
といったものをよく見かけます。
でも、それは「10歳年上だから」ではありませんよね。その人に経済力があり、甘えさせてくれるからに他なりません。「年上」が理由ではありません。
「年上だから、経済的に自立しているだろう」という思い込みは、あまり好ましくありません。
経済的な自立を相手に求めることが悪いとは言いませんが、年の差で考えるのはやめましょう。
5. <まとめ>年の差という壁を乗り越えて、楽しい交際を!
「好き」という気持ちに年齢は関係ありません。好きな人が10歳年上だったというだけですから。
とはいえ、周囲の視線や年の差によって生じるデメリットなどが全くないわけではありません。
でも、そんな壁を乗り越えて楽しく交際を続けてほしいものです。