こんにちは、トイアンナです。
「女子力とは何でしょう?」……と、いきなり話を振られたら、普通は自分磨きをして、男を落とす「モテ重視」のスキル全般を想像なさるかと思います。
ですからアンチ・女子力を掲げて「モテなくてもいい、女子力なんていらない!」と表明される方も増えました。
私も「男性を落とすために自分を抑圧するなんてやめなよ」と語る一人ですが、一方で「女子力なんていらない!」とも思っていません。
というのも、女子力には人生で「使える」場面がモテ以外でもあるからです。
1. 女子力とは「人類にモテる」技術
そもそも、女子力を具体的なスキルへ落とし込むと、
・炊事・洗濯・料理などの家事スキル
・笑顔や上手なNOの言い方などのコミュニケーション能力
・食事マナーなどの作法
が、中心に取り上げられます。ごく稀にネイルなど、美容に関するものがでてきます。
しかし、これらは女性向けメディアですら「女子力じゃない」と斬られているので、ここではノーカンとします。
となると、残るのはやはり家事やコミュニケーション能力。
ですが、家事とコミュ力は女性だけが「女子力」とわざわざ銘打ってやることでしょうか?
2. 女子力という名の人間力を磨いて、もっと素敵な人になろう
家事やコミュ力は男女問わず「あったら生きやすくなる」スキルです。
今日の残り物でパパッと美味しいご飯を作れたら、どんな男女もモテるでしょう。
いつも笑顔で対応していたら、職場や学校で大事にされます。女子力とはざっくり申し上げると「人類にモテる」技術なのです。
そう思うと「私は女子力とか嫌いなんで」とわざわざそっぽを向くのも、勿体なくありませんか?
たとえば、毎日笑顔を心がけるだけで、友達が増えるでしょう。口角を上げるトレーニングなら、一人でもできます。
いつだって美しいモデルや女優さんたちは、誰よりも笑顔の練習をしてきたはずです。
努力なき愛嬌なんて、ありません。そして笑顔は、無料で始められる努力です。
3. むしろ彼にだって「女子力とは何か」レクチャーしよう
そしてもうひとつ。女子力は「彼氏や男友達にこそ教えたいスキル」でもあります。
「男性ってあまりやらないけど、笑顔でいるだけで取引先に気に入られたりするんだって。ライバルがやってないことだから、少し努力すれば差がつくんじゃない?」
「いい、家事ができてマメな男はモテる。このふたつが揃えばイケメンを超えられる。だから彼女が欲しいなら一緒に料理教室行こう」
なんて、男性へ女子力のレクチャーをしてもいいのでは?
小手先の技術で生きやすくなるなら、男女問わず女子力を上手に使い倒してやりましょう。