合コンや街コンなど、「コンパ」という言葉を耳にしたことがある人は多いはず。
そんな聞き馴染みのある「コンパ」についてふと思ったのですが、コンパと合コンって同じものなのでしょうか? 別のものなのでしょうか?
本記事では、コンパと合コンの違いやコンパで使える恋愛テクニックなど、コンパにまつわるあらゆる話題を一挙にご紹介していきます。
1. コンパとは
コンパとは、
仲間と親睦を深めるために行う飲み会
引用元:ウィキペディア コンパ
のことを指します。
合コンとは
合コンはコンパと呼ばれる親睦を深めるための飲み会のひとつです。
「コンパと合コンは同じ?」への回答は、言葉が指している意味を大きく捉えると「同じ」ですね。
合コンは合同コンパの略称で、本来は、
二つ以上のグループが合同でするコンパを意味する
引用元:日本語俗語辞典 合コン
とありますが、男女がそれぞれ同じくらいの人数で集まり、交流をもつ会と捉えてよいでしょう。
合コンは、男女が知り合うきっかけとなる機会として設けられることが一般的です。
合コン以外にもコンパの種類は色々あります。新歓コンパや追いコン(追い出しコンパ)などがその例です。
「飲み会」との違い
「仲間と親睦を深めるための飲み会」であるコンパ。いわゆる飲み会との違いは、何を目的として開催されているか、にあります。
「飲み会」は「お酒を飲むための集まり」「お酒を飲み交わす会」といった意味合いが強いです。
「合コン」と呼ばれている会でもお酒を飲み、親睦を深めることはありますが、お酒を飲むことよりも男女の出会いを重視していると言えるでしょう。
とはいえ、コンパは飲み会の一部です。参加する人たちによって呼び方も目的も異なることでしょう。
飲み会のはずなのに合コンっぽくなることもあれば、合コンのはずだったのにただの飲み会になってしまったなんてことも。
2. コンパに参加してみよう
コンパと合コン、飲み会はほとんど意味合いは変わらないものの、開催される目的が違うということがわかりました。
そこでここからは、「コンパに参加してみよう」と題し、コンパに参加してみたときの流れを紹介していきます。
参加するコンパを決める
コンパに参加する方法には、
・知人の紹介
・自分で企画
・恋活・婚活サイトを利用
の3つの方法があります。
合コンを開こうとしている知人・友人がいるのであれば、ぜひ参加してみましょう!
メリットは参加する全員が初対面になりにくいという点ですね。知人が人を集めてくれるはずですから、知人の友人や知り合いなど、自分との間に全く接点のない人と出会う確率は少なくなります。
ただ、自分の周りに合コンを企画してくれるようか知人がいなかったり、自分で企画しても人を集める自信がない場合には、
・知人の紹介
・自分で企画
は少々ハードルが高くなります。そこでおすすめしたいのは恋活・婚活サイトを利用することです。
知人の紹介と違い、全く接点のない人同士が集まることにはなりますが、予算や地域など条件を絞ってイベントを探すことができるので、自分の参加したい条件に合った合コンに参加できます!
コンパスタート
参加するコンパが決まったら、あとは当日楽しむだけ! とはいえコンパ開始直後は初対面同士、知り合って間もない同士ですから緊張してしまい、いきなり会話が盛り上がる、ということはないでしょう。
コンパのスタートは大抵自己紹介で始まります。わかりやすく簡潔に、自分のことを紹介しましょう。
名前はもちろん、出身地や趣味など、相手との共通点を引き出せるような内容を話すことをおすすめします。
互いに自己紹介する中で共通点が見つかれば、それがきっかけで会話が始まるはず。
積極的に交流して、相手との距離を縮めていきましょう。
席替えタイムが設けられることも
コンパの中盤には、席替えタイムが設けられることもあります。
せっかく色々な人と出会うことができる機会ですから、席替えタイムで隣になった人とも積極的に交流しましょう。
それまで話していた人とは違う共通点が見つかるかもしれません。
連絡先を交換しよう! 二次会参加も◎
会話が盛り上がった相手や「まだまだ話し足りない!」と思えるような相手とは、合コンが終わっても連絡を取り合いたいものです。
合コンの終わりには、気になる相手と連絡先を交換しましょう!
また二次会が設けられることもあります。参加する・しないはあなた次第ですが、もっと交流したい! と思えるような相手がいたら、積極的に参加することをおすすめします。
3. コンパで使える恋愛テクニック
コンパに参加することになったら、ぜひ試してほしい恋愛テクニックを紹介します。
とはいえ、メイクや服装、相槌のタイミングなどをご紹介するようかテクニックではありません。
そのようなテクニックも世の中にはたくさんありますが、それよりも重要なものがあります。
男女問わず、
・笑顔
・清潔感
・わかりやすく伝えること
を意識できていれば、緊張してうまく話せなかったり、少し会話が噛み合わなかったかなと思うことがあったりしても、極端に悪い印象を与えることはないはずです。
ここで紹介するテクニックは、初対面同士が楽しく交流するためのコツ、ともいえます。
お互いに楽しい時間を過ごせるかどうかが、気になる相手との関係を進展させるきっかけになるのではないでしょうか。
緊張しても笑顔は忘れないで!
コンパでは接点のない人と交流することが多々あります。緊張する人も少なくないでしょう。
緊張するのは仕方ありませんが、笑顔は忘れないようにしましょう。
人は第一印象で決まる、とも言われています。心理学の用語で「メラビアンの法則」というものがあります。
人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。
引用元:コトバンク メラビアンの法則
とあるように、第一印象でその人の印象が決まってしまいます。しかもその印象が悪かったりするとその後もその印象が拭いづらいと聞きます。
もちろん、緊張のあまり笑うと顔が引きつるから、と笑顔を敬遠する人もいるかもしれません。
でも笑顔を意識する、ないしは仏頂面ではない、相手に高圧的な印象を与えないように意識することはできるのではないでしょうか。
清潔感を心がけて!
巷には様々なモテファッション、モテメイクがありますが、それに身を包むよりも重要なことがあります。それが清潔感です。
せっかくモテファッション、モテメイクに身を包んでも、清潔感がないとそれだけで魅力が半減します。
格好や見た目にこだわるのではなく、相手から見た印象にこだわることをおすすめします。
例えば髪の毛の場合、髪型が常にセットされている必要はありませんが、ボサボサの髪の毛や痛んだ髪の毛はいい印象を与えません。
コンパに参加する直前に髪を整えたり、普段からヘアケアを心がけましょう。
メイクや洋服も、それそのものにこだわるのではなく、服に汚れやヨレはないか、清潔感を与えるメイクになっているかなどに気を遣うことをおすすめします。
わかりやすく伝えることを意識
コンパがはじまるときには自己紹介をすることでしょう。緊張するとつい早口になってしまう人、声が小さくなってしまう人などいるかと思います。
でも、はじめのうちはできる限りで構いませんから、わかりやすく伝えることを意識して話しましょう。
自己紹介も会話するときも、ゆっくりと簡潔に話す意識をします。
なお、「緊張はしないし、相手と話すのは楽しくて好き!」という人は1点だけ確認してほしいことがあります。
自分の話をするとき、長く話しすぎてはいませんか? 初対面の人を相手に緊張することなく会話できるのはとても良いことです。
しかし話す内容が長すぎると「この人は自分ばかり話す人だなー」という印象を与えてしまいます。
ゆっくりとわかりやすく話す意識だけでなく、簡潔に話す、という意識もしてみましょう。
相手の話をきちんと聞こう
良い印象を与えることができるかどうかは、相手の立場に立って考えてみると分かりやすいです。
例えば、あなたが一生懸命話をしているとき、
・話を聞いていない
・話を遮ってくる
・自分ばっかり話している
人に対してどんな印象を受けますか? 少なくとも良い印象を受ける、ということはないはずです。
まずは相手の話をきちんと聞くことを心がけてください(自分の話ばかりする人の話を我慢して聞け、というわけではありませんよ!)。
相手の話に興味を抱いたらリアクションしよう!
これは単純に「相槌をうとう」という話ではありません。
自分の話にリアクションされると好感をもちやすい、というのは事実かもしれません。でも相槌をうつことに集中してしまい、実は話を聞いていないだとか、リアクションを意識しすぎて大げさになり不自然がられたりしてしまっては意味がありません。
「相槌をうつ」という動作を意識するのではなく、「あなたの話に興味があります」ということを伝える意識をもちましょう。
せっかく話に興味があるのに、まるで関心のないような素振りになってしまうのは避けたいところ。
そのことに関する質問をしたり、もっと話が聞きたいというあなたの意思を、相手に伝えることが必要です。
相手の素敵だなーと思うところはもったいぶらずに伝えよう
相手を褒めることがテクニックなのではありませんよ。相手に対して「素敵だなー」と思う部分があるのであれば、それを素直に伝えましょうという話です。
褒められることに対して不快感を示す人は滅多にいないはずです。なので、もったいぶらずに思いを伝えましょう!
4. コンパに参加するときの注意点
最後に、コンパに参加するときに注意しなければならない点についてご紹介します。
先で紹介したコンパの流れやテクニックを読めば察しがつくかもしれませんが、最終確認しておきましょう。
態度が悪いのは論外
先のテクニックで「笑顔」について触れましたが、緊張のあまり笑顔が引きつってしまう、無表情になってしまう、しかめっ面になってしまうのは仕方のないことかと思います。
ただし、態度が悪いのは論外です! しかめっ面を相手に見せ、自ら高圧的な態度をとったり、高飛車な態度をとるのはNGです。
口が悪いのも論外ですね。コンパに参加した人に対して常に敬語である必要はありませんが、丁寧な言葉遣いを意識しましょう。
食事マナーが悪い
コンパ会場では食事を楽しむ機会も多いです。そんなとき、食事マナーが悪かったり、食べ方が汚かったりすると、相手に悪い印象を与えてしまいます。
箸の使い方が苦手という人も、コンパに参加する前にある程度箸の持ち方を矯正することをおすすめします。
また口に食べ物が入ったまま話すなど、男女問わず汚い印象のある食べ方、振る舞いは絶対に避けましょう。
行き過ぎた振る舞いはNG
行き過ぎた振る舞いには様々なものが挙げられます。
例えば「気配り上手がモテる」ということを意識し過ぎて、食事のとりわけから注文まで、何でもかんでもやりすぎると、少しうざがられる場合もあれば、好印象を通り越して「お母さん」のような扱いになることも。
またコンパ会場が盛り上がることを意識し過ぎて、ウケ狙いの言動や下ネタを話したことで、盛り上がるどころか男性が引いてしまう……なんてことも考えられます。
確かに、巷で紹介されているモテテクニックを実践すれば、男性の心を掴むことができるのかもしれません。
でも意識しすぎるとかえって逆効果になることも考えられます。
緊張してしまうかもしれませんが、変にテクニックを意識しすぎることなく、普段通りの自分でコンパに参加することをおすすめします。
5. 〈まとめ〉素敵な出会いを求めて、コンパに参加してみませんか?
コンパにまつわるあらゆる話題について紹介してきました。
コンパも合コンも飲み会も、やっている内容にはあまり変わりがないのですが、開催する目的によって名称が変わるということがわかりましたね!
あなたが素敵な出会いを求めているのであれば、ぜひ「コンパ」に参加してみてください。