世話好きなおばさん、誰の周りにも必ずいると思います。
普段はいい人でも「あなた結婚は? お見合いしたら?」としつこく縁談を勧められると面倒ですよね。
そこで、お見合いや縁談をしつこく勧めてくるおばさんを3タイプご紹介。
向こうを傷つけないように、うまく断る方法を解説します。
1. 他人の幸せが自分の幸せ「聖母マリアタイプ」
「結婚=幸せ」という構図がしっかりと出来上がっている人ほど、お見合いを強く勧めてくる傾向にあります。
自身の経験や周りの人が幸せな結婚をしていることから「あなたも結婚すれば幸せになれるのよ」と、ある種の宗教の導きかのように声をかけてくれるのです。
このようなタイプのおばさんは下心がなく、ただ誰かが幸せになるということが嬉しいという考え。慈悲に満ち溢れる聖母マリアのような人です。
こちらが断ると「どうして?」と本気で悩んでしまいかねないので、最も断りにくいタイプでもあります。
このタイプの攻略法とは?
このタイプの人は、他人から感謝されることが最も嬉しく、生きがいとさえ感じていることが多いです。
ですから、まず「ありがとうございます」と縁談を持ってきてくれたことに感謝しましょう。
その上で正直な理由を話します。
「結婚なんて嫌なんです!」など感情的になると、相手を傷つけてしまいます。
「今は結婚したいと思えない」「自分でパートナーを探したい」「気になっている人がいる」など、落ち着いたトーンで率直に自分の思いを伝えましょう。
真剣な様子で話すあなたを見れば「あなたが幸せになれるなら、そうして」と理解してくれるはずです。
2. 既婚者こそ勝ち組「結婚至上主義タイプ」
「人生の成功は、結婚なくしてあり得ない」と思っているのが、結婚至上主義タイプです。
生涯独り身でいることは、婚期を逃し、誰とも縁を結ぶことができなかった負け組だと思っているので、言動も上から目線であることが多いです。
何かにつけて「結婚さえしていればね」「結婚しないからこうなるのかもね」など、「未婚」という弱点を突いてきます。
だからこそお見合いの勧め方も少々強引です。
このタイプの攻略法とは?
強引に進めてくるおばさんに対して「はい、また今度……」など曖昧に答えていると、どんどんつけこまれ次々と縁談を持ってこようとします。
ですから、はっきりと「縁談は必要ない」ということを伝えましょう。
このタイプの人は、結婚こそ人生のゴールだと思っているので、「実はもうすぐプロポーズされそうなんです!」など、結婚を匂わせるようなセリフが効果的。
意外にすんなり「あ、そうなの?」と身を引いて、次のターゲット探しモードに切り替わるでしょう。
3. 「お見合い仲人」を商売にしているおばさん
お見合いを成功させることで報酬を得ている人です。
テクニックに長けていて、さりげなくお勧めしているようで核心を突いてくるので、心がぐらりと揺らいでしまう人も多いでしょう。
お見合いのプロなので、言葉巧み。こちらの反応を見て押したり引いたりしながら、ベストなタイミングで声をかけてくる強敵です。
このタイプの攻略法は?
相手はお見合いのプロなので、「いいな」と思う話があれば乗ってみてもいいでしょう。素人のおばさんに勧められるよりよっぽど信用できるし、安心感が違います。
ただし、自身に結婚の意思がないのならはっきり断ってOK。どんな理由でもいいので「結婚したくない!」という意思を直球でぶつけましょう。
相手も、お客様であるこちらにこれだけはっきりと断られたら、さっぱりと諦めてくれます。その辺の引き際がいいのもプロだからこそ。
こちらが罪悪感を感じる必要もないので、ある意味気楽です。
4. お見合いの断り方で大切なことは?
曖昧な返事は厳禁
「断る」ということが苦手という人は多いと思います。「うん」と頷くよりも、「いや」と首を振る方が心に負担がかかるものです。
ついついそれが面倒で曖昧な返事をしてしまいがちですが、お見合いおばさんにとってそれは「まだチャンスがある」と期待を持たせる要素になってしまいます。
ですから、理由はできるだけはっきりと伝えるようにしましょう。
最後に「必要であればこちらから声を掛けますね」と付け加えると、相手を傷つけることなくやんわりと断ることができます。
感謝の思いを伝えること
どのタイプのおばさんにも共通することですが、結婚を勧めることは、彼女たちにとって「いいことをしている」と自負があっての行動です。
ですから、そのプライドを傷つけてはいけません。
まずは、お見合い話や縁談を持ってきてくれたことに対して「気にかけていただいてありがとうございます」と、必ず感謝の気持ちを伝えましょうね。
5. まとめ
お見合いを勧めてくるおばさんは、根がやさしい人がほとんどです。世話好きなだけで、悪意を持ってお見合いを勧めているわけではありません。
しかし、お見合いの必要がないのに無理に勧められるのが苦痛だという人は、ご紹介した方法をぜひ参考にしてくださいね。