よく「友達が少ない女はクセが強いから、付き合うと苦労する」なんて言いますが、実際のところはどうなのでしょうか。
世の中、彼女に友達が少なくてもうまくいっているカップルはたくさんいるので、必ず苦労するとも言い切れないような……?
友達が少ない女性との恋愛エピソードや、友達が少ない女性の特徴から考えてみましょう。
1. 付き合って苦労するかどうかは「友達が少ない理由」による
ひとくちに「友達が少ない」といっても、その理由は人によって様々です。
たとえば、「愚痴や悪口が多い」「なんでも思い通りにならないと気がすまない」といった性格なら、付き合えば苦労しそうなのは容易に想像できますよね。
しかし、「自分に自信がなくてオドオドしている」「一匹狼タイプなので悪く言われやすい」というような性格ならどうでしょうか。
オドオドとした態度にイライラすることはあるかもしれませんが、自分を強く出せないのはそれだけ周りの人の気持ちを考えている証拠かもしれません。
また、群れないタイプの女性は少し協調性に欠ける部分はありますが、自分というものをしっかり持っているし、女特有のドロドロしたところがなく、かえって付き合いやすいかも。
こう考えると、付き合って苦労するかどうかは、その理由によると言えそうですね。
2. 友達が少ない女性の特徴
友達が少ない、積極的に人の輪に入っていこうとしない女性は、次のような特徴を持つ場合が多いです。
心理についても詳しく解説するので、参考にしてみてください。
過去の失敗から慎重に行動するクセがついている
友達関係で失敗したことのある女性は、再び同じ過ちを繰り返さないよう、簡単に心を開かない傾向があります。
たとえば、友達だと信じていたのに裏切られたとか、ベッタリ寄りかかられすぎてうんざりした経験があるといった感じですね。
気が合うと思って仲良くなったけど、深く付き合ってみると意外に嫌な性格の子だった……なんてケースも少なくないので、友達関係で苦労した女性は、本当に信用できる少数の友達を大事にする傾向が強いです。
友情より恋愛のほうを重要視する
常に彼氏が途切れない女性の場合、空いた時間はほとんど全てデートに費やすため、女友達と遊ぶ暇がないというケースがあります。
友達の多い女性は恋愛と友情のバランスをうまくとりますが、恋愛重視の女性にとって彼氏以外の人間関係はあくまでもおまけ。
遊びに誘われてもすぐに断ってしまうため、だんだん声がかからなくなり、いつの間にか女友達ゼロ……というパターンが非常に多いです。
しかし、本人は彼氏と楽しく過ごせればそれでいいので、このような状況になっても「困った」とは思いません。
ただ、束縛が激しい傾向があるので、このようなタイプの女性と付き合う男性はちょっと苦労するかもしれませんね。
友達の必要性を感じない
「友情より恋愛のほうを重要視する」の場合とはまたちょっと違う形で、友達を必要としない女性もいます。
たとえば、集団で行動するのがめんどくさい、大勢でワイワイ過ごすより1人の時間を大切にしたいといったタイプですね。
女性には「友達と一緒じゃなきゃお店に入れない」なんて人も多いですが、そのためには友達と時間を合わせなければならないし、日頃から仲良くして機嫌をとっておく必要があります。
男性からは楽しんでやっているように見えるかもしれませんが、こういうの、けっこう疲れるんですよね。
興味の持てないことにも無理に付き合ったり、本当はウマが合わなくてもニコニコしていたりしなければならないので、精神的な負担を避けるため、あえて「おひとり様」を選ぶ女性は多いです。
流行に興味がない
女性が集まれば、流行のファッションや芸能人の話題などで話に花が咲くものです。
しかし、中にはこうした世間の流れにほとんど興味がない女性もいて、どうしてもみんなのノリについていくことができません。
無理に会話に加わっても白けさせてしまうだけなので、数々の気まずい経験から腰が引けてしまうようになるのですね。
こうしたタイプの女性は「自分は自分」とサバサバしており、周りと比べて焦ることや、人間関係を円満に保つために特定の誰かをターゲットに悪口を言うなんてことがほとんどないので、男性も付き合いやすいのではないでしょうか。
3. 友達が少ない女との恋愛エピソード
最後に、実際に友達の少ない女と付き合ったことのある男性のエピソードを紹介します。
意外と楽しく付き合える場合もありますが、女性の性格に難があると苦労の連続……というケースも少なくないようです。
性格がさっぱりしていて付き合いやすかった
「ちょっと周りから浮いてる子だから先入観を持ってしまっていたけど、実際に付き合ってみたら変にオンナオンナしてなくて楽しかった。彼女と付き合い始めたことで、性格が良くても女友達が少ない子もいるんだって分かった」(27歳/男性/会社員)
↑女性の輪から外れている人を「嫌われ者なのかな?」と敬遠する男性も多いですが、実際に付き合ってみたら単に女特有の空気が合わないだけだったというパターン。
ピンチ! 結婚式に呼ぶ友達がいない
「彼女は人に合わせるのが苦手な性格で、ほとんど友達がいない。おかげでデートを邪魔される心配もなく2人の仲は順調だけど、唯一困ったのが結婚式に呼ぶ友達がいないということ。彼女側だけ席が埋まらないので、結局お互いに親戚だけを呼び、こじんまりとした式を挙げた」(29歳/男性/会社員)
↑結婚式に呼べる友達がいないというのもよく聞く話。どうしても体裁を整える必要がある場合は、便利屋に依頼することもあるのだとか。
彼女の束縛が強すぎて男友達との関係が微妙に……
「俺だけを見てくれるのは嬉しいけど、休日を全て彼女のために使わなくてはならないのはちょっとキツい。たまには男友達とも遊びたいけど、そのたびに彼女とケンカになる。最近では、男友達からすっかり呆れられてる状態」(25歳/男性/会社員)
↑彼女が恋愛脳で依存心の強いタイプだと、男性は自由に動けずストレスがたまるし、男友達との関係も微妙になるようです。
4. おわりに
友達が少なくても、自分の世界をきちんと持っている自立した女性なら男性とのお付き合いもうまくいきます。
しかし、世界が彼氏中心になってしまったり、性格に問題があって孤立していたりするタイプの女性にはちょっと注意が必要。
常に彼女優先でいなければならないから疲れるし、思い通りにならないと精神的攻撃を仕掛けてくるので、ストレスがたまったり、別の人間関係にヒビが入ってしまったりする可能性があります。
お付き合いするなら、じっくり時間をかけて「彼女はなぜ友達が少ないのか?」を見極めてから声をかけるようにしましょう。