本来「恋」とは、誰か相手がいてはじめて成り立つものですよね。
でも中には、「恋」自体を好きになり追い求めてしまう、恋に恋してる人も存在します。
当記事では、恋に恋してる人の特徴をピックアップしつつ、その状態から抜け出すためのアドバイスをお伝えしています。
1. 当てはまるものはある? 恋に恋してる特徴
「恋に恋してる」状態に陥っている人の特徴を10個挙げました。あなたに当てはまるものはありますか?
もしあれば、その恋が本物なのかを改めて考えてみる、きっかけにしてみてください。
1.相手の良いところしか興味ない
非の打ち所がない人なんて、おそらくどこにもいないでしょう。
それは性格上の短所かもしれないし、おいそれと人には打ち明けられない秘密かもしれません。
でもそんな、ある意味で「欠けた部分」を含めてその人自身だし、それらをひっくるめて愛せるかが、深い関係性を築くうえでは大切になってきます。
しかし恋に恋してる人は、相手の良いところにしか興味を持ちません。「顔が好み」「お金持ち」「背が高い」といったポイントしか、見ていないのです。
2.常に「理想の恋愛プラン」と比べてしまう
恋に恋する、というだけあって、その人には「理想の恋愛」が存在します。そして、今自分がしている恋愛は、理想の恋愛と比べてどうだろうと、常に考えています。
恋に恋する人にとって大切なのは、恋人自身よりも、現在の状態が理想の恋愛にどれだけマッチしているか。
だから理想と食い違うほど、今の恋愛への興味を失っていくのです。
3.すぐ好きになって、すぐ別れる
恋に恋する人は、熱しやすく冷めやすい傾向があります。なので表面上の条件で「いい!」と思えば、すぐにその相手のことを好きになります。
しかし相手とじっくり知り合い、絆を深めることができないので「理想の恋愛と違う」と見切りをつけるや否や、すぐに別れてしまいます。
4.SNSで見せびらかしたい
「幸せなわたし」をSNSで見せびらかしたい、いいね! をたくさんもらって、いい気分に浸りたい。
恋に恋する人の中には、そういった欲求を持つ人も少なくありません。
「恋人と過ごす時間そのもの」よりも、「その人と一緒にいることによって、自分が周りからどう見えているか」を重視する傾向が強いのです。
5.常に刺激的な関係でいたい
ドキドキ、ときめき、キュンキュン、ふわふわ……。恋愛の楽しい要素だけを抜き出すと、そんなワードが思い浮かびます。
でも、実際にはそればかりではありませんよね。長くつき合うにつれて刺激は減り、良く言えば安定、悪く言えばマンネリとも言える関係性に。
恋に恋してる人は、楽しく幸せな恋愛への憧れが強いです。そのため二人の関係性にときめきが薄れると、新たな刺激を求めて浮気に走ったり、すぐに別れたりを繰り返します。
6.周りの目が気になる
本来、恋愛とは二人でするものです。極論を言えば、二人が良ければそれ以外は「その他」になります。
でも、恋に恋してる人にとってはそうではありません。
彼・彼女らが見ているのは、あくまでも自分の理想の恋愛であって、その理想の恋愛をしている自分自身です。
もっと言えば、そんな自分を周りの人に見てもらいたい、認めてもらいたいという気持ちが強いのです。
7.とりあえず別れたくない
「理想と合わないからすぐに別れる」タイプの人がいる一方で、「とりあえず恋人がいる自分でいたい」と考えるタイプもいます。
恋人がいること、恋愛中であることこそが価値だと思い込んでいるため、フリーになってしまうことを極端に嫌がるのです。
8.理想にぴったりの相手を常に探している
恋に恋してる人が好きなのは、相手自身ではなく、あくまで自分の理想です。
なので、たとえ特定の人と付き合っていても、それ以上に理想に合致する人がいないかと常に探しています。
9.「かわいそうな自分」に浸りがち
「恋愛中の自分」に浸りたい気持ちが強いので、恋人と喧嘩をしたり別れたりした場合、大げさなくらいに落ち込むケースがあります。
まさに悲劇のヒロインを気取っているわけですね。
それでいてあっさり次の人と付き合い始めたりすることも多いので、周りの人を呆れさせてしまいます。
10.同じような恋愛を繰り返す
真剣に相手を想う恋愛には、何かしらの学びや気づきがあります。たとえ失敗しても、それを生かして次はもっとうまくやろうと思うものです。
でも、恋に恋してる人にはそれがありません。あくまで基準は自分にとっての理想であって、ダメになったのは相手が理想に届かなかったから、そう考えるためです。
だから学ばず、同じ失敗を何度も繰り返します。
2. 恋に恋する状態を抜け出して、本物の恋を手に入れよう
恋に恋してる人の特徴を10個挙げました。複数当てはまる人がいれば、1つだけそれっぽい項目がある、という人もいるでしょう。
恋に恋する気持ちは、実はどんな人だって持っているもの。だって、もとはみんなが恋に恋する女の子だったのですから。
そこから少しずつ恋愛経験を重ねて、相手の喜びや痛みを分かち合って、少しずつ現実の恋愛を知っていきます。
恋に恋する人は、もしかしたらまだ少し経験が足りないだけなのかもしれません。
確かに、誰かを本気で好きになるのは時に怖く、理想通りにはいかないかもしれない。
けれどまた、そこから抜け出さなければ本物の恋を手に入れることもできないのです。