「素敵な男性と結婚したい」誰しもが結婚に対して自分なりの理想をもっていることと思います。
でも、その理想や条件を高望みしすぎると結婚が遠のくばかりか男性から引かれてしまうことも……。
そこで本記事では、高望みしすぎと思われてしまうラインと、婚活で気をつけないといけないポイントについて紹介していきます。
ついつい理想を追い求めてしまう人、必見です。
1. どこから高望み?
自分では高望みしていないつもりでも、相手や第三者から見たときに「理想が高い」「条件が多すぎる」と引かれているかもしれません。
どこからが高望みなのか、高望みのラインについて調べてみました。
婚活で譲れない条件とは
高望みのラインがどのくらいかを知る前に、婚活に励む女性が出会う男性に対して譲れない条件について調べてみました。
すると、
第1位「年収」(27.4%)
第2位「特に条件はない」(17.6%)
第3位「ルックス」(11.1%)
第4位「居住地域」(10.1%)
第5位「職業」(8.4%)
という回答が、「特に条件はない」という人も多いですが、第1位は「年収」という結果になりました。年収の高望みラインは分かりやすいので後述しますね。
さて譲れない条件とはいえ、高望みしすぎるといつまで経っても素敵な人と出会うことができません。
高望みは、分不相応な望みを指す!
高望みとは「分不相応な望み」を指します。
譲れない条件の第1位だった「年収」は、国税庁が発表した「平成28年分民間給与実態統計調査結果について」によると、男性の「一人あたりの1年間の平均給与」は521万円とあります。
もちろん年代や仕事によって変動はありますが、このような情報を考えずに「年収1000万円以上」「長男以外」「都内在住」など条件を重ね合わせると、それだけ男性との出会いは狭まります。
また分不相応な望みをしすぎると、求めている条件に当てはまっている男性であっても、あなたの条件の厳しさからあなたを選ばない可能性も十分考えられます。
参考文献:平成28年分民間給与実態統計調査結果について|国税庁
年収の高望みラインは分かりやすい
先でも紹介しましたが、年収の高望みラインは分かりやすいです。
マイナビウーマン にて「結婚相手に求める年収として、高望みだと感じる年収」に関するアンケート結果が提示されていました。
同率1位「1,000万以上~1,200万未満」(13.9%)
同率1位「600万以上~700万未満」(13.9%)
第3位「300万以上~400万未満」(13.2%)
第4位「700万以上~800万未満」(11.4%)
第5位「500万以上~600万未満」(10.7%)
引用元:婚活における高望みってどこから?~勘違い女性になる前に~|マイナビウーマン
男性の平均年収を超えた金額は「高望みライン」と言えるようです。
もちろん譲れない条件があることが悪いわけではありません。ただあれもこれも「譲れない」と言ってしまっては前へ進むことができなくなってしまいます。
譲れない条件の中で高望み”しすぎ”なものがないか今一度確認してみましょう。高望みしすぎな条件を見直すことができれば、婚活の成功に一歩近づくはずです。
2. 高望みしすぎな女性に対する男性の本音
高望みしすぎな女性に対する、男性の厳しい意見も知っておきましょう。
「自分のことかも……」とちょっとでもドキッとした人は、厳しい意見に胸を痛めるかもしれませんが真摯に受け止め、次の「気をつけないといけないポイント」での学びに活かしましょう!
高望みするのはいいけど、正確に裏表ありすぎない?
「婚活パーティーとかって、たぶんその場だけの関係だから、相手に良い面だけ見せていれば好かれると思ってるんでしょうね。だけど、男だって馬鹿じゃないから、裏表のある女性ってやっぱりわかるんですよ。僕の周りで、婚活してるのになかなかお付き合いができない女性は、たいてい裏では口がすごく悪かったり、人が見てないところでは仕事さぼってたり。そういう部分がたぶん見えちゃうから、どんなに見た目がキレイな人でも男は寄ってこないんだろうなぁって」(Yさん/29歳)
相手に求める条件に集中しすぎて、自分の相手に対する態度を意識していない女性にきつい一言です。
どんなに容姿に自信がある女性であったとしても、性格の裏表が激しすぎるとこんな意見が出るようです。
高望みするのはいいけど、自分のこと棚にあげすぎじゃない?
「30代半ばくらいで婚活パーティーとかにたくさん参加してて、“全然いい人がいないよー”って言っている女性って、自分のこともしっかり見えてない人が多いような気がします。たとえば、自分がしっかり仕事もできてないし、バッグの中もぐちゃぐちゃなのは棚に上げて、相手に“清潔感がない”とか“家事をやってもらえない人ばっかり”とかって言うのはヒドいでしょ。まずは自分を何とかしろよって言いたくなりますよね」(Wさん/33歳)
「相手に対して色々意見を言う前に、自分のことを見直しなよ」というこれまた手厳しい意見です。
「高望み」は「分不相応な望み」ですから、自分の位置の低さを見直すいいきっかけになるかも。
「人の振り見て我が振り直せ」とも言える言葉に凹みますが、自分の短所に気づけたら積極的に直していきましょう!
3. 婚活で気をつけないといけないポイント
ここからは婚活に励む上で気をつけないといけないポイントを紹介していきます。
ルックス重視な人は注意!
「ルックスの良い人と出会いたい」という理想自体は決して悪くありませんが、婚活市場においてイケメンは人気の高い人であることは事実です。
その競争力の高さから、婚活に消耗する人もいるのではないでしょうか。
・結婚したい
・ルックスの良い人と出会いたい
このどちらかを重視するかを決めて、婚活に挑むことをおすすめします。
ルックスの良い人と結婚できる人も中にはいますが、結婚を重視するのであれば「結婚する人がイケメンだったらラッキー」、ルックスを重視するのであれば「結婚できたらラッキー」ぐらいの気持ちでいましょう。
対象年齢を狭めすぎるのはNG
対象年齢を狭めすぎるのはおすすめできません。
出会いの確率を自分で狭めることになるからです。婚活市場において男性の年代別の割合を見てみると、
大手結婚相談所ツヴァイ男性会員の年代別割合
・20代:4.8%
・30代:28.8%
・40代:43.7%
・50代:19.2%
・60代以上:3.4%
引用元: ツヴァイの婚活支援サービス
となっており、例えば20代だけを狙おうとすると「4.8%」の男性を取り合うようにして婚活に励まなければならなくなります。
もちろん年齢が譲れない条件なのであれば仕方ありません。その場合には「〇代限定」のような婚活に参加することをおすすめします。
条件に対する完璧主義はNG
譲れない条件があるのは理解しています。
が、その条件に対して「断固として譲れない!」と完璧主義すぎるのはNGです。
条件にぴったり合致しない限り、「結婚したい」と思える男性と出会えないというわけですから。
出会いたいのであれば、出会う数を増やさなければなりません。ガッチガチの条件で出会える人の数を狭めるのはもったないことです。
どうしても譲れない条件は1〜2つ程度におさめておきましょう。
ただし”高望み”な条件にならないように注意してくださいね!
4. 婚活を成功させるためのポイント
高望みのラインは、分不相応な望みをしたときに決まります。それを理解すれば、婚活を成功させるポイントは自ずと見えてくるはずです。
まず相手ではなく自分のスペックを見極めましょう。自分のスペックに見合った相手と出会えるよう、条件を組み直すのです。
出会う数を増やしたいのであれば、高望みのハードルを下げるのが一番です。
それでも、高望みと言われても条件を譲りたくないあなたへ。どうしても譲りたくない条件は譲らなくてもOKです。
ただ、その条件が厳しい分だけ、出会える男性の数が減るということだけは忘れないでくださいね。
5. 婚活サイト・アプリ探しにも一工夫を!
自分の条件が高望みすぎるかどうかを知るのに婚活アプリが役立ちます。
相手に求める条件をを1つずつ当てはめていくと、マッチする男性の数はどんどん減っていきますよね。
条件とそれに見合う男性の数が把握できると、譲れない条件と妥協点が見えてくるでしょう。
また「相手に求める条件<結婚したい」という女性には「結婚相談所」もおすすめです。
婚活アプリや婚活パーティーと比較すると、出会いではなく結婚を重視した人が集まる傾向にあります。
また相談所スタッフさんなど第三者に条件を聞いてもらったり、自分と合いそうな相手を紹介してもらえるので、高望みにならずに済むのではないでしょうか。
6. <まとめ>高望みしすぎず、着実に婚活を成功させよう!
譲れない条件は、時に「高望み」と評価され、男性から引かれてしまうことがあります。
着実に婚活を成功させたいなら、高望みしすぎな条件設定を見直して、どうしても譲れない条件と妥協点を見極めましょう!