「彼氏が重い……!」愛情深いことと重いこと、この2つはある意味で紙一重。ですが実態はまったく別物です。
本来、楽しくて心温まるものでなくてはならない彼氏と過ごす時間が、自分を苦しめている……これはとてもつらいこと。
当記事では、彼氏の重い重~い愛情に押しつぶされそうになっているあなたに向けて、重い彼氏の特徴とは何か? そして、そんな彼にどんな対処をしたらよいのか? をお伝えします。
1. 重い彼氏の特徴とは?
嫉妬深く、束縛が激しい
「LINE(ライン)の返事遅かったけど、昨日は何してたの?」「明日の飲み会って、男も来るんじゃないの?」などなど、嫉妬深く束縛が激しいのが、重い彼氏の大きな特徴です。
ちょっとしたヤキモチくらいなら「かわいいな」「愛されてるな」と感じられて嬉しいものですが、度を超すとひたすら疲れる、重い……!
本人に悪気がなかったりする分、タチが悪い性質でもあります。
愛されているかいつも不安
嫉妬したり、いちいち予定を聞きたがったり、とにかく言動が重い彼氏の深層心理として、「彼女に愛されているのか不安」な気持ちが隠れています。
不安だから離したくなくて、自分のところに縛り付けたくなってしまうんです。余裕がない、自信がないとも言いかえることができますね。
こういうタイプは思い込みも激しく、どんどん自分の中で深みにハマっていく傾向があります。
自分勝手
重い彼氏は、自分の都合に彼女を合わせようとします。そのためには急に無理なお願いをしてきたり、思い通りにならないと不機嫌になって見せたり……と、ある意味やりたい放題。
「彼女なら彼氏からの電話には必ず出るもんだろ!」など、独自のトンデモ理論を振りかざすこともあり、扱いに困ることが多いでしょう。
無趣味
とにかく彼女と一緒にいたがり、どこへ行くにも一緒がいい! というタイプの彼氏は、趣味など熱中できるものがなく、彼自身にとって「彼女と過ごす時間」が何より優先されています。
そう考えると愛情深い人ともいえますが、同じように彼女にも自分と過ごす時間を一番に考えてほしいと求めるので、一緒にいるうちに段々と重い彼氏になっていくでしょう。
2. 彼氏が重い! 疲れた! そんなときの対処法
「好き」「愛してる」を言葉でちゃんと伝える
彼氏が重い言動を繰り返すのは、どこか不安な気持ちがあるから。つまり彼氏の不安を少しでも取り除くことが大切です。
そのためには、まずしっかりと愛情表現をしてあげること。「好き」「愛してる」といった言葉を囁き、彼氏が疲れているようなら体を気づかってあげ、「一緒にいると嬉しい」「安心する」と笑顔で伝えましょう。
あなたの気持ちがしっかりと届けば、彼氏の不安も少しずつ解消します。重い! と感じる言動も減るはずです。
彼のことを、家族や友達に紹介する
付き合っている彼氏の親や仲の良い友達に、「この子、俺の彼女なんだ」と紹介してもらえると嬉しいですよね。
彼氏が真剣な気持ちで付き合ってくれていることが伝わるし、将来的に結婚の可能性も? なんて、希望が生まれます。
では逆に、自分の存在を内緒にされていたらどうでしょうか。良い気持ちはしないし、不安に思いますよね。
その気持ちは、男性だって一緒です。あなたの親しい人に紹介することで、彼の自尊心は満たされ、言動も安定するでしょう。
彼に合わせず、マイペースをキープする
自分の都合ばかり主張する彼氏に振り回されるのって、本当に大変ですよね。しかしどんなに無理な要望でも、優しくて強くNOが言えない女の子ほど従ってしまいがち。
すると彼氏は喜ぶどころかどんどん図に乗って、ますます自分勝手になっていきます。
これは、女の子にとって負担が増えるばかりで良いことなんて一つもありません。
彼氏と長く付き合っていきたいなら、ある程度の距離感を大切にしましょう。彼氏からお願いごとをされても無理なことは無理と伝え、彼のワガママすべてに付き合う必要はありません。
マイペースをキープするのが、長続きのコツです。
事前にわかっている予定は共有する
彼女の予定を把握しておかないと不安な彼氏に対しては、可能な限り、あらかじめ予定を伝えておきましょう。
そうすれば彼氏の不安も軽減され、「今どこにいる?」「誰といる?」といった束縛メールの頻度は減るはずです。
正直に気持ちを伝える
いろいろ試してみたけどもう無理! とにかく彼の一挙一動が重い! ……そんなあなたへ。
最終手段は、重いことを彼氏本人に伝えること。そのまま伝えると角が立つので、「信じてもらえないのは悲しいな」くらいのオブラートに包むのがベターです。
はっきり伝えるのは勇気がいりますが、言われた方は相当のダメージを受けます。そこでこれまでの言動を反省し、改めてくれればラッキー。
変わらない、逆上するなどの反応なら、残念ながらあまり長いお付き合いはできないかもしれません。
あなたの正直な気持ちに対して、彼がどんな反応を示すか。これはこの先彼と一緒にいられるかどうかを判断する、重要な分岐点と言えるでしょう。
3. つらいなら、一人で抱え込まないで
どんな言動に対して「重い」と感じるかは人それぞれなので、あなたにとっては大きな負担になることも、彼にとっては単なる愛情表現の一種なのかもしれません。
しかし、だからといってあなたが苦しみながら我慢を続ける必要はないです。つらいことは一人で我慢せず、まずは相談することから始めましょう。
これを一つの壁ととらえ、二人で協力して乗り越えていけるかどうか。これが、関係が長続きするかどうかの分岐点になるでしょう。