出会い厨とは、恋愛または性行為対象の相手を見つけるために、他人と交流できるウェブサービスを利用したり、趣旨とは違うオフ会等に参加する人のことを表します。
SNSも活発化し、至るところでオフ会をする男女は増えています。
本人は至って出会い目的じゃないのに、ストーカーに狙われたり襲われて嫌な目にあったりなどしたら、たまったものではありません。
とくに悪質な出会い厨は、最初は穏便な態度で接してきて徐々に馴れ馴れしくなってきます。
今回の記事では、実際にSNSを通じて出会い厨に遭遇したことのある筆者がその時の話をご紹介します。
1. 出会い厨とは? どんな特徴があるの?
出会い厨の人は、執拗にコメント、メッセージを送ってきます。
もし、出会ったこともないのに馴れ馴れしいメッセージをタメ口で送ってきたり、メッセージの頻度が必要以上に多すぎたら考えものです。
見知らぬ人には、連絡先を聞かれても絶対に答えないようにしましょう。連絡先を交換したら最後、どこまでもメールが送られてきて止まりません。
LINE(ライン)ならブロックできるかもしれませんが、電話番号を交換してしまったら大変です。最悪、電話番号ごと交換しなければならない羽目になるかもしれません。
また、SNS上で出会った人とオフ会をするのであれば、男女1vs1では会わないようにしましょう。もし行うのであれば、最初は複数人で集まるようにして下さい。特に最初から自分の愛車に乗せようとする男性は危険です。
2. 筆者が過去にTwitterで遭遇した出会い厨
筆者がまだライターの仕事をしていなかった頃、Twitterは友人との交流のみ使用していました。
ある日、身に覚えのない男性からDMが送られてきたのです。最初は、他愛ない話からスタートしました。
その後、なぜか「電話番号を教えて」とメールが来たのです。当時、何を思ったのか彼に電話番号を教えてしまったのです。
すると、彼から電話がかかってきました。彼は周囲「会いましょう」と言ってきました。不幸中の幸いで、彼の住んでいるところはかなり遠く、そう簡単に会えるような場所ではありませんでした。
「会おうと思って連絡先を教えた訳ではないので、ごめんなさい。知らない人に会うのは怖いです。」思わず、訳のわからない回答をしてしまいました。
すると「なぜそうやって決めつけるのですか? なにごとも、会ってみないとわからないものですよ」と強引な答えが返ってきました。
しかし、なぜ向こうが誘っているのに上から目線なのでしょうか?
その後、彼はまるで念仏のように「会いましょう。会いましょう」と唱え続けていました。まるで催眠のようでした。
だんだん怖くなり「無理」と伝えました。すると「わかりました」といって電話はプツンと切れました。その後、二度と連絡することはありませんでした。
こちらから電話番号をブロックした訳でもないのですが、その後も何度も連絡が来るということもなくてホッとしました。あまり必要以上に会おうとする人には気をつけた方がいいのかもしれません。
ただ彼の教えからなのかはわからないのですが、この出来事がキッカケとなりどんな出会いの場にも積極的に足を運ぼうと思うようになりました。
今でも、「なにごとも、会ってみないとわからないものですよ」と彼の言葉が強くインプットされています。
本気で恐怖を感じると、人は言葉を脳裏に強く焼きつけるようです。結果的に、今の夫と出会えたので、今となっては結果オーライです。
3. 出会い厨との恐怖の出来事をご紹介! まとめ
Facebook、インスタグラム、TwitterなどSNSが増えるようになり、ネットでの出会いも増えていきました。
SNSの出会いには通常の出会いでは知り合えなかったような人と出会えるメリットもありますが、犯罪や詐欺に巻き込まれるなどといったデメリットもあります。
SNS犯罪に巻き込まれないためには、なるべく個人情報をアップし過ぎない方が良いでしょう。もし商売用で使うのであれば、商売用のアカウントを作ると良いでしょう。
本名顔出しが商売をする上では信用と言われる時代ですが、リスクがあることを踏まえた上で使ったほうがいいでしょう。
心配ならペンネーム×顔写真や、本名×似顔絵などで対処しても良いでしょう。
特に、若くて美しい女性はネットストーカーに遭うといったこともあるので、くれぐれも自宅の場所がわかるような写真をアップしないように気をつけて下さい。
位置情報は、できれば外して投稿するのが賢明です。みなさんも、SNSを上手く使って危険から身を守ってくださいね。