どんな大恋愛を経験した大人の女性だって、恋に恋する少女だった時代があるはずです。
そんな時代を経て、みんな大人になってゆく……ハズなのに? 大人になっても恋に恋する女の子のまま、時が止まってしまった人もいます。
そんな女の子の特徴をまとめました。
こんな子、あなたの周りにいませんか?
もしくは、あなた自身がそうなってはいませんか??
1. 恋に恋している女の子の特徴
ドキドキすること、彼氏を作ることが目的になっている
恋愛というのは、「誰と」するかが一番重要なポイントです。しかし恋に恋する女の子は、その「誰と」がすっぽりと抜け落ちています。
ドキドキする、手をつないだりキスをしたりする、たまには駆け引きを楽しんだりして……。
なんて、どこかで聞いた恋愛の中身だけを想像して、自分もそれを経験してみたい! という思いに駆られている状態なのですね。
そのために手っ取り早く彼氏を作ろうとするのも同じこと。恋愛中っぽいことができれば、相手は二の次だったりします。
恋愛経験が浅い
大人になるにつれ、いろいろな恋愛を経験します。
そういった経験のなかで、恋愛とは必ずしも良いことや楽しいことばかりではなく、悲しみや苦しみ、痛みなどが、ないまぜになったものだと気づくのです。
しかし恋愛経験が浅い人は、そういった経験をしていません。すると、どうしても恋愛のプラス面に対しての憧ればかりが募ります。
憧れているのに、なかなか身をもって経験できない。だからこそ、ますますその思いが高まり結果的に恋に恋する女の子から抜け出せなくなってしまいます。
スペック重視
100%理想的な、まさしく王子様のような男性は、どこをどう探したって存在しません。そんなこと、実際は誰もがわかっているはずです。
けれどその中でも、少しでもよい条件を持った人と付き合いたい、結婚したい。恋に恋する女の子は、そう考えてしまう傾向が強いです。
なぜなら、恋に恋する女の子が見ているのは「自分にとっての理想の恋愛」だから。
そのなかには、おそらく足の臭い男性も、アルバイトで生計を立てている男性も、薄毛を隠すべくカツラをつけている男性も存在しないでしょう。
もちろんこうした男性を選ばなければならないわけではありませんが、どんなによく見える人にも欠点があります。
そもそも相手から選ばれなければ、恋愛は始まりません。
スペックを重視する恋に恋する女の子は、そういったところにまで目を向けられずにいます。
イヤなところを見ると冷める
仲良くなって距離が近くなれば、その分相手のイヤなところが目につくようになります。
普通の恋愛であれば、我慢できないところは伝えて改善してもらうなり、目をつぶってスルーするなりして、なんとかうまくやっていこうとしますよね。
なぜなら、それは大好きな恋人を構成するパーツの一部だから。一つのパーツがイヤだからといって、途端に恋人をまるっとイヤになるわけではないのです。
しかし、恋に恋する女の子の場合はちょっと違います。彼女が好きなのは、あくまでも恋愛とそれに付随するときめきや楽しさ。
恋人は後からくっついてきた、いわばオマケです。(やや極端ですが)
そのため、恋人のイヤなところが目につくと、途端に気持ちが冷めてしまいます。
イヤなところを指摘したり、我慢したりといったエネルギーを使ってまで、その相手と一緒にいようとは思えないのです。
2. 周囲の人からはどう見られている?
このような特徴を持つ恋に恋する女の子。周囲からの反応はどのようなものなのでしょうか?
子どもっぽい
「恋に恋する」は、まだ本当の恋愛を知らない少女にだけ許された特典みたいなもの。
小さな子が絵本を読んで、「いつかこんな素敵な王子様と出会えたら」と憧れを抱くようなものです。
その気持ちをこじらせて大人になってしまった人は、「いい大人のくせに子どもっぽい」と思われてしまうことが多いようですね。
痛々しい
恋に恋する女の子は、恋愛に対しての憧れや知識は人一倍あるのに、実行に移す勇気が持てないところがあります。
恋愛や異性に対して免疫がないまま大人になってしまったばかりに、失敗を恐れる気持ちが大きくなるからです。
その結果、行動が伴わないのに言うことばかりが立派になります。
「結婚を約束してくれる人とじゃなきゃ付き合わないことにしてるの」
「年収は◯◯万以上で、すでに家を持っている人がいいな」
「専業主婦をさせてくれる人だったらそれでいいんだけど」
など理想ばかりが大きくなり、聞いている人を呆れさせてしまうかも……。
一人の人と長続きしない
恋愛経験は豊富でも、一つの恋から何も学ばないタイプの恋に恋する女の子もいます。
そういった女の子はいつも自分の理想に合致する相手を求めていて、相手に少しでもイヤなところがあると別れ、またすぐ他の人と付き合います。
でもしっかりと相手と向き合って関係性を深める努力をしないので、なかなか長続きしません。
周りからも「また違う男と付き合ってるの? やれやれ……。」と呆れられてしまいますね。
3. おわりに
誰にだって、恋に恋する女の子だった時代があるはずです。そしてそれは年を重ね、いろいろな恋愛を経験するうえで終わっていきます。
けれど、大人になってもなお、恋に恋する女の子であり続ける人も、少なからず存在します。
憧れや理想の恋愛を追い求めることは、悪いことではありません。
でもそのせいで目の前の恋人と向き合うことができなかったり、恋のチャンスをつぶしてしまうのはとても勿体ないことです。
恋は「誰と」するかが一番大切なポイント。それを忘れずにいたいものですね。