友人の多い彼女と付き合っている彼氏もいるでしょう。友人の数が多いということは彼女の性格や人柄がいいということでもあります。
ですが、その中に男友達もいたらどうでしょうか。今回は彼女と彼女の男友達が会うときの彼氏の気持ちや彼女が気をつけるべき点について解説します。
1. 彼女が男友達と会うのはOK?
友達の数が多い彼女の中には男友達もいる、という人もいるでしょう。自分の彼女が男友達と会うことを恋人である彼はどう思っているのでしょうか。
付き合う前から男友達が多いことを分かっている場合や、付き合いの期間の長さに関係なくお互いの信頼関係がしっかりと築けている場合などは、彼氏も彼女が男友達と会うことはOKと思っていることもあるでしょう。
しかし、彼氏がOKしているからといって頻繁に会うと不必要な心配をかけたり、しなくてもいいケンカをしたりすることにもなりかねないため気をつけないといけない、ということも考慮する必要があります。
2. 彼氏が彼女の男友達に嫉妬する8つの瞬間
男友達が多いことがあらかじめ分かっていて彼女と付き合ったとしても、恋人同士になって付き合い始めたらやはり嫉妬をしてしまうという彼氏もいるでしょうし、信頼関係が築けていてもそれとこれは別、という彼氏もいるでしょう。
では、OKだと言ってくれている彼氏が彼女の男友達に嫉妬する時とは、いったいどのような時なのでしょうか。
1:連絡を取り合っている時
彼女が男友達と連絡を取り合っている時に嫉妬する、という彼氏がいます。彼女側としては特別、男友達のことで気を遣う必要はないという考えから、彼氏の前でも気楽に連絡を取り合ってしまうこともあるようです。
そういう時の彼女の様子を見て、彼氏としては「何をそんなに楽しそうにしているんだ」と嫉妬をしてしまう可能性があります。
2:楽しそうに男友達と話している時
自分と一緒にいる時に彼女の男友達から連絡がきたり、デートをしている時にバッタリと出会ったりして、彼女がその男友達と話し始めた、ということもあるでしょう。
その時に楽しそうに話をしている姿を見ると、「ひょっとして自分といるより男友達と一緒にいるほうが楽しいんじゃないか」「自分とはあんなに楽しそうに話をしないのに」というような嫉妬をするということもあるようです。
3:SNSに男友達と一緒の写真がアップされた時
多くの人が利用しているSNSですが、普段の生活の様子や気になったものなどを写真に撮りSNSにアップしている彼女もいるでしょうし、彼氏ならば彼女がアップした記事をチェックすることもあるでしょう。
その時に自分ではない男性と一緒に写っている写真などを見つけたらどうでしょうか。男友達だと分かっていてもやはり気持ちのいいものではないと嫉妬する彼氏もいるため、SNSにアップする写真には気をつけるようにしましょう。
4:男友達と二人きりで遊びに行った時
いくら下心がない、ただの男友達だと言われても自分の彼女が二人きりで他の男性と遊びに行くというのが平気だという男性は少ないのではないでしょうか。
ましてや遊びに行くところが映画館などといった場所ならば余計に気になる男性もいますし、「行ってほしくない」と思う彼氏もいるでしょう。
彼氏と喧嘩したくないと思うのなら気心がしれている男友達だとしても、彼氏以外の男性と二人きりで遊びに行くのは避けたほうがいいでしょう。
5:自分との約束より男友達との約束を優先された時
彼女とのデートの約束を楽しみに、仕事や学業に頑張ろうと思っている彼氏もいるのではないでしょうか。しかし、自分との約束より男友達との約束を優先されたとしたら、嫉妬したくなくてもしてしまうでしょう。
彼氏との約束がある場合はよっぽどの理由がない限り、男友達との約束を優先させることはやめておきましょう。男友達よりも自分のほうが優先順位が低いと思ってしまい、喧嘩に発展してしまう恐れがあります。
どうしても彼氏よりも優先させないといけない場合は、その理由を彼氏にきちんと理解してもらうようにしましょう。
6:知らない間に男友達と会っていた時
自分が知らない間に彼女が男友達と会っていた、と知った時に嫉妬してしまうという彼氏もいるでしょう。ただでさえ彼女が自分以外の男性と出かけることに対して良い感情を持っていない場合、そのことがきっかけで喧嘩になってしまうこともあります。
いくら自分や男友達にはやましいことはない、何も起こらないと思っていても、彼氏以外の男性と会う際、彼氏にはきちんと伝えておくという配慮は必要でしょう。
7:会話に男友達の名前が頻出した時
デート中や電話など恋人との会話は楽しくて、つい時間を忘れて話し込んでしまうということもあるのではないでしょうか。付き合いたてのカップルならばなおのこと、相手のことをより深く知っていくための大切なコミュニケーションの時間ともなっているでしょう。
そんな楽しい時間に自分以外の男性の名前が頻繁に出てきたら面白くないでしょうし、彼氏の気持ちも急降下してしまうこともあるでしょう。
彼女にはそんな気がなくても結果的には彼を嫉妬させてしまい、楽しいはずの時間が台無しになってしまったということがないように気をつけてください。
8:旅行に男友達がいる時
彼女が楽しみにしている旅行に行く仲間の中に、彼女の男友達が含まれていると嫉妬をしてしまう彼氏は多いのではないでしょうか。
自分も一緒に行くのならば少しはマシと思う彼氏もいるでしょうが、自分抜きで彼女と彼女の友人だけで、しかもその中に男友達がいるとなれば、心配してしまう人がほとんどでしょう。
3. 男友達と会う時のポイント3つ
彼氏に嫉妬されるかもしれない、誤解されるかもしれないという不安要素はあるものの、どうしても男友達に会わないといけないという状況になることもあるでしょう。その時に彼氏と喧嘩など揉めないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
男友達と会う時のポイントを3つ、見ていきましょう。
1:事前に男友達と会うことをしっかり伝える
どうしても男友達に会わないといけない場合は、前もって彼氏に会うことを伝えておきましょう。この時、一度伝えただけではきちんと伝わっていないということもあり、「伝えた」「聞いていない」といった水掛け論になってしまう可能性もあります。
彼氏にしっかりと伝えるためにも、また水掛け論にならないように「いつ伝えたのか」ということをハッキリさせるためにもLINE(ライン)やメールなども利用しましょう。
2:男友達はあくまで「友達」だと伝える
自分の彼女が男友達と会うのを嫌がる理由の1つに「何か起きるのではないか」という不安があげられます。彼女からすればそんな心配はない、と思っても彼氏からすればそういった不安はなくしきれない感情なのでしょう。
彼氏のそういった不安な気持ちをなくすためにも、自分にとって男友達はあくまでも友達でしかないということを彼氏にはしっかりと伝えておきましょう。
3:彼氏に男友達を紹介する
彼が不安になる原因の1つに「彼女の男友達のことをよく知らない」という理由があげられます。このような不安をなくすための早道は「彼氏に男友達を紹介する」ことです。
紹介することで彼氏に男友達のことを少しでも知ってもらうことができますし、できれば彼氏と男友達も友人関係になってくれるとさらに不安もなくなります。
彼氏と男友達が友人とまではいかなくてもお互いのことを分かってもらえれば、彼氏に余計な心配をかけることも少なくなり、不安を和らげることにもつながるでしょう。
4. 彼女の男友達に嫉妬する男性心理とは?
前述したように彼氏が彼女の男友達に嫉妬する瞬間は、彼女からしてみれば無意識に行ってしまっている行動の中に含まれていることがあります。では、彼女の男友達に嫉妬する心理とはいったいどのようなものなのでしょうか。
1:浮気しないか心配だから
「浮気しないか心配だ」という心理は、彼女の男友達に嫉妬する男性心理の中でも多くの彼氏が感じるのではないでしょうか。
彼女のことは信じていても、彼女が自分以外の男性と会うことを知った時点で、心のどこかでそういう不安を感じるのは仕方がないことでしょう。だからこそ、彼女は彼氏に対してその不安を取り除く努力をしてほしいというのも男性の心理といえるでしょう。
2:他の男に彼女を取られそうで不安だから
彼女の男友達に嫉妬する男性心理の中には「彼女を取られそうで不安だから」というものもあります。彼女と男友達の関係は幼なじみだったり、学生時代から続いていたりすることもあり、自分と彼女が付き合いを始める前からの関係の場合があります。
そうすると自分の知らない彼女のことを知っている、ということになり、そのことが原因で男友達に彼女を取られてしまうのではないかという不安が出てくるのでしょう。
3:他の男に自分が負けた気がするから
自分と彼女の男友達を比べてしまい「負けた」と思ってしまうことも嫉妬をしてしまう心理の1つでしょう。
彼女が自分といるよりも楽しそうにしていると、「彼女は自分といてもつまらないのではないか」など自信がなくなって、余計に自分が負けた気になってしまい、彼女が男友達の名前を出しただけでも嫉妬してしまう可能性もあります。
4:彼女に何かあったらどうしようと不安だから
男友達に嫉妬する心理の中で浮気しないか心配だという点を述べましたが、浮気とは別の意味で「彼女に危害を加えられたらどうしよう」という不安もあるようです。この危害の中には物理的な危害だけでなく、言葉による危害などの精神的なダメージなどが含まれる場合もあります。
自分が一緒にいる時ならば、男友達が彼女に何か危害を加えようとしても、防いだり助けたりすることができますが、一緒にいない場合はそうはいきません。彼氏としては彼女に何かあってもすぐに対処できない状況に不安を覚えるのでしょう。
5. 男友達が多い彼女への対処法7つ
ここまでは彼女の男友達について彼氏がどのように思うのか、どのような時に嫉妬をしてしまうのかという点を述べてきました。では男友達が多い彼女に対して、どのように対処をしていけば嫉妬をしなくていいのでしょうか。
ここでは男友達が多い彼女への対処法を彼氏側の視点から見ていきましょう。
1:彼女を束縛しない
まずは「彼女を束縛しない」ということが大切で、彼女が束縛を嫌がるタイプだと特に注意が必要です。
不安や嫉妬の感情が大きくなるあまり、「今日は何時に帰宅するのか」「誰と会うのか」などといって彼女のことを束縛してしまうと逆効果になってしまい、彼女から別れを切りだされる恐れもあるため、気をつけたほうがいいでしょう。
「男友達と会うのをやめてほしい」と伝えたい時は?
素直に彼女に伝えましょう。男友達と会うことをやめてほしいことを伝えないと、彼女はいつまでも「彼氏は男友達と会うことを、許してくれている」と思ってしまいます。ただし言い方には注意が必要です。頭ごなしに「男友達と会うのはやめろ」と言われても、彼女も納得がいかないでしょうし、不機嫌になってしまうでしょう。
彼女に「自分がどのようなことを思っていてどのようなことを不安に思っているのか」というように自分の気持ちを素直に伝えてみましょう。
ただし自分の気持ちを伝える時に、例え本音では浮気をされるかもしれないと思っていても「浮気を疑っているわけではない」ということを、彼女にはハッキリと伝えましょう。
そうでないと「私のことを信用していないのか」という風に彼女が思ってしまい、話が平行線になってしまうおそれもあります。あくまでも「君のことは信用している」というスタンスは崩さないようにしましょう。
2:彼女のスマホを無断で見ない
彼女のスマホに男友達からLINEやメールがきていると気になってしまうこともあるでしょう。だからといって、彼女が席を外している時に無断で彼女のスマホを見るのはルール違反にあたると考える人もいるのではないでしょうか。
彼女がスマホを見ることを許可してくれていれば問題はありませんが、そうでなければ無断で見てしまうとそれが原因で二人の仲がこじれてしまうこともありえます。
彼女が席を外している時に連絡がきて、どうしても内容が気になる時は「連絡がきていたよ」と教えてあげて、さりげなく「何と言ってきたのか」と聞く方法もあります。
3:自分に自信を持つ
彼女が男友達と会っても「彼女が好きなのは自分だ」という自信を持つことも大切です。実際、彼女は男友達よりもあなたを好きになって付き合っているのです。彼女の気持ちは自分にあることに自信を持ちましょう。
4:「彼女が好かれることは喜ばしい」と割り切る
男友達に会うことをやめるようにいうよりも、反対に「彼女が友人たちから好かれることは喜ばしい」ことだと割り切ってしまうのも1つの方法です。
友人が多いということは彼女の性格や人柄が皆に好かれるということで、彼女の人間性がいいからだと思えば、そんな彼女と付き合っている自分に対しても自信が持てる要因になるのではないでしょうか。
5:自分の時間に集中する
彼女が男友達と会っている時間は「自分の時間」と割り切り、趣味などに時間を使うのもおすすめです。彼女といるとつい後まわしにしてしまうこと、例えば部屋の掃除といったことを行うなど、自分だけの時間に集中するのもいいでしょう。
6:自分磨きをする
自分の時間を利用してスキルアップを目指したり自分磨きをしたりする、というのもいいでしょう。
ジムなどに通って体力アップをはかるのもいいでしょうし、資格取得のための勉強をする時間に充てることもできます。自分磨きをすることによって彼女の気持ちがますます彼氏にむくこともあり、また自分の自信にもつながるでしょう。
7:感情的にならない
彼女と彼女の男友達のことで感情的になることは避けましょう。感情的になってしまってはまとまる話であってもまとまらなくなってしまうこともあります。
「自分がこう言っているんだから言うとおりにしろ」という姿勢では反感を買うでしょうし、その言葉がきっかけで喧嘩になってしまうこともありえます。
あくまでも感情的にならず「自分はこう思っている」と冷静に話をすることで、彼女も彼氏の話を聞こうとしてくれるでしょう。
6. 男友達と会う時は彼氏との信頼関係に注意しよう
いかがでしたでしょうか? 彼女のほうは何のやましい気持ちもないため、男友達と会いに行くことをなんとも思っていない場合もあるでしょう。しかし、彼氏の中には嫉妬や不安を感じている人もいるのです。
男友達に会いに行く時間を作る前に、まずは大切な彼氏との信頼関係をしっかりと築き、「なぜ会いに行くのか」という理由を説明したり、二人きりで会わないようにしたりするなどといった配慮を忘れないようにしましょう。