彼氏視点からの、すでに付き合っている彼女へ手紙を渡すためのハウツー記事です。手紙を渡すメリットから、成功するための書き方や渡し方などついて、広くまとめてあります。また、手紙の例文や、してはいけないNG例もあり具体的な参考文章も紹介しています。
1. 彼女へ手紙を渡すメリット3つ
彼女に大好きな気持ちを伝える方法がいろいろある場合、どうすれば良いのかわからないという方も多いでしょう。
言いたいことはたくさんあるけれど、重いとは思われたくない、しかし彼女の心にはしっかり気持ちを届けたいという方におすすめの方法は、手紙を書くことです。ここからは手紙を渡すメリットについて、3つご紹介します。
1:気持ちを形に残すことができる
手紙はLINEやメールと違って手間がかかりますし、ペンや便箋などの用意も必要です。しかし、スマホで送ったデータ情報とは違い、手紙は「形」として彼女の手元に残ります。
手紙を受け取った記憶とともに、何度も読み返すこともでき、幸せな思い出や「形」として、手紙は残ります。
2:サプライズで彼女を喜ばせることができる
手紙は日常的なやりとり方法ではないため、いつもと違った演出をして彼女を喜ばせたい場合におすすめです。
誕生日や記念日などにプレゼントと一緒に渡すだけでなく、何でもない日に今までの感謝の気持ちを伝えてみましょう。手紙は特別なものであるため、きっと心から喜んでくれるでしょう。
3:書きながら自分の気持ちが再確認できる
手紙は渡す側にもメリットがあります。手紙を書くためには、伝えたい自分の気持ちを言葉になるまで整理しなければいけません。2人の関係が長ければ、楽しい思い出だけに限らず、あのとき言えなかったけれど本当は伝えたい気持ちがあった、ということも出てくるでしょう。
それらを文字にして再確認することは、自分の想いに改めて目を向ける良いきっかけになるでしょう。
2. 彼女を感動させる手紙の書き方9つ
手間暇をかけてまで手紙を書くのは、愛しているという気持ちを伝えたいとき、謝る必要があるとき、記念日のときなど普段より少し特別な場面が想定されるでしょう。大切な相手へここぞというときに渡すメッセージなら、相手の心に響くものを渡したいでしょう。
そのようなときに相手を感動させられる書き方9つについて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
1:心を込めて手書きで書く
彼氏からもらったもので、彼女が何より嬉しいと感じるのは「自分のことを思って時間や手間をかけてくれた!」という、愛されている実感でしょう。
恋愛関係の中など、感動を与えたいという目的において必要とされるのは効率よく伝えることよりも、込めた気持ちをいかに表せるかです。
その点、手書きは非効率ですが「文字には人格が現れる」と昔から言われており、相手への真心が表現しやすい方法の1つです。また、もらった相手に喜ばれるのは、文字が上手い下手などではなく、「心がこもっている」「誠実さが伝わる丁寧さ」でしょう。
2:手紙の最初には相手の名前を宛名として書く
手紙に限らずメッセージを書く際の基本となります。文章の冒頭は最初に目にする部分なため、とても印象的です。手紙を書く際は、はじめに誰に向かって伝えたいのか宛名を書きましょう。
何を誰に伝えたいのか、読む相手を意識してスタートを切れるようにしましょう。
3:手紙を渡したいと思った理由を書く
まず、相手が手紙を受け取ったときに感じるのは、「なぜ手紙をくれるんだろう?」という、いつもと違う行動への疑問でしょう。
そのために、なぜ渡したいと思ったのか理由を書きます。封筒や用紙などの準備が必要なだけでなく、時間もかかるため、相手は「めんどくさいのにどうして?」と感じるでしょう。
そこで手間をかける価値があるということをわかってもらえるように理由が説明できれば、相手はきっと感激してくれるでしょう。
4:彼女との思い出について書く
付き合っていれば、良かったことも悪かったこともさまざまな思い出があるでしょう。お互いが大切な相手であるほど、ただの出来事でも思い起こすだけで感慨深いものになります。
書く際は何が起こったかだけではなく、「彼女がどんな反応をしていたか」「そのときの表情は」「それで自分はどう思ったか」など気持ちの面についても触れましょう。
5:彼女への感謝を書く
思っていても、一言「ありがとう」という気持ちを伝えるのは恥ずかしいという方は多いでしょう。手紙は、照れずに真剣な感謝の気持ちを伝える方法としておすすめです。面と向かって話さずに済むのであせらずゆっくり言葉にできるのがメリットです。
手紙を渡したことで、普段生活する中でも相手に「実は内心感謝してくれているんだな」と知ってもらうことができれば、2人の関係はより温かいものに変化することでしょう。
謝ることも大事
感謝だけでなく謝罪はさらに言いにくく、伝えるのは難しいでしょう。喧嘩中で話しかけづらく、気まずいときなどに役に立ってくれるのが手紙です。
自分に喧嘩の非があった場合、認めるのは悔しくて言葉にしづらいですが、モヤモヤを抱えたまま2人の関係を続けるのは難しいでしょう。
そのときは、落ち着いて自分の気持ちを再確認できる「手紙」という手段を使って、簡潔に自己擁護を我慢して文字にすれば、誠実さは口にするよりも伝わりやすいでしょう。
6:プレゼントもある場合はその理由を書く
プレゼントを渡した理由や選んだ理由が伝われば、彼女の喜ぶ顔が見られるでしょう。プレゼントのことを考えていた時間は彼女のことを考えていた時間です。そのことを書けば「私を思ってくれていたんだ!」と感動してくれるでしょう。
7:愛情を込めて書く
彼女を思っている気持ちがあるから手紙を書くため、その愛情を最大限に込めましょう。言わなければどんなことも伝わりませんが、言いにくいことこそ手紙の出番です。普段言わないようなことを書けば、彼女の心に響く可能性もあるでしょう。
8:彼女との未来について書く
2人の未来について考えていることを書いてみてはいかがでしょうか。例えば、これからデートで行きたい場所、一緒にやりたいこと、2人で挑戦したいことなどを書けば2人の将来も考えているんだと、真剣さをアピールできます。
また、未来を想像することは楽しいので、この後の2人の会話がもっと弾むキッカケにもなる可能性もあるでしょう。
9:頻繁に手紙を書かない
頻度を減らすことで、スペシャル感の演出ができます。手紙が日常的になってしまうと、途端につまらなくなるでしょう。「いつものことね」とトーンダウンしたり、内容に重みが薄れてしまうこともあり得ます。
作戦として、多少の出し惜しみをしたほうが良いでしょう。
3. 彼女への手紙の例文6選
コミュニケーションのツールとして相手に強い印象を残せる手紙ですが、その具体的な書き方について、イベント別や場面別に6つ例文をご紹介します。また、アルバムから写真を添えたり、自作のかわいいイラストなどを載せれば、手紙によって愛情と親近感が増す可能性もあります。
アイデアの1つとしてぜひ参考にしてください。
1:遠距離恋愛が決まったとき
大学への進学おめでとう。
努力家の○○(彼女の名前)ちゃんが夢に向かって頑張っている姿を見ていたから、本当に嬉しいです。
一緒にカフェで勉強したり、泊まり込んで夜中まで頑張ったこともあったね。バイトで疲れているのに眠い目をこすって課題をこなす様子には、どれだけ勇気をもらったかわかりません。
住む場所や夢は違っても、そんな尊敬する○○ちゃんと一緒に夢を追いかけることができる僕は、たとえ遠距離だろうと幸せ者だと思います。2人で一緒にどんなことも乗り越えて頑張っていこうね。
2:誕生日
ハッピーバースデー! ○○!
初めて一緒に誕生日を過ごせて嬉しいです。付き合って半年、まだまだこれからたくさん思い出を作っていけると思うと楽しみでなりません。
どんなときもいつもそばについていてくれてありがとう。今日はおいしいご飯をいっぱい食べて、楽しく過ごそうね。最後だけど■歳おめでとう。
3:記念日
今日で1年記念日だね。
1ヶ月記念日のときに一緒に近くの海に行って、3ヶ月記念日には遊園地に行きましたよね。○○と過ごす楽しい時間はあっと言う間で、この間のことのようです。
付き合いたてのときは、まだ敬語で緊張して目も見られなかったのに、今もこうして隣にいてくれて幸せです。これからもよろしくね。
4:プロポーズ
いつも幸せな2年間をどうもありがとう。
どんなときも世界で一番僕を理解してくれる〇〇は僕の最愛の人です。これからもずっと一緒にいてください。僕と結婚しませんか?
5:感謝の気持ち
○○と付き合ってもう1ヶ月。こんな形で入院することになって大変だったけど、いつも付き添ってくれてありがとう。とても心強かったよ。
だから今日は日ごろの感謝の気持ちを伝えたくて手紙を書いてみました。これからも末永くよろしくね。
6:別れの手紙
報告とお願いがあって今日は手紙を書きました。
付き合ったころと比べて、最近2人の関係が上手くいっていないのは知っているよね。この間の、○○の留学したいという報告にはとても戸惑い悩みましたが僕も会社で転勤が決まり遠距離になることが決まりました。
だからとっても辛いけど、これからはお互いの夢のために別れるのが2人にとってベストな選択だという結論に達しました。別の道を進むけど、○○の幸せを心から応援しています。元気で頑張ってね。
4. 手紙を渡すときにおすすめのシチュエーション5つ
文章を書き終えたら、次に考えなければいけないのが手紙を渡すシチュエーションです。タイミングを失敗すると、相手は感動よりも疑問を抱いてしまう可能性もあります。そうならないために、彼女に喜んでもらえるおすすめの渡し方のシチュエーション5つをご紹介します。
1:夕食の乾杯のときに渡す
これからお酒で乾杯というタイミングは、「なんとなく渡すのが恥ずかしい」と思っている方におすすめです。
なぜなら、読みながらお酒も入れば気分もほぐれて気恥ずかしさが薄れやすいためです。乾杯のタイミングなら、いつもは言えない彼女への気持ちも、お酒の雰囲気が後押ししてくれるため、伝えやすくなるでしょう。
2:夕食後にサプライズで渡す
ディナーを食べた後は楽しく会話も弾み、お腹も膨れて雰囲気もやわらいでくるころでしょう。
お腹がいっぱいになって明るく楽しい気分のときは、手紙を渡すには絶好のチャンスです。彼女も優しい笑顔で受け取ってくれることでしょう。
3:家に送り届けた際に渡す
デートの終わりに渡されることはあまりないため、サプライズにびっくりしてくれることでしょう。
「今日は楽しかった」という気持ちがいっぱいのときに渡されれば、今日は最高だったという印象を付けられます。また、最高の締めくくりに、次のデートに向けた期待も高まるでしょう。
4:用意したプレゼントに添えて渡す
ただでさえ嬉しいプレゼントに手紙が一緒にあれば特別感が増すでしょう。それが気持ちのこもった嬉しい言葉の入った文章だったらなおさらです。プレゼントを渡す理由や選んだ理由も添えてみるともっと感激してくれることでしょう。
5:夜景などのドラマチックなムードで渡す
普段とは違う演出の中で渡すのはいかがでしょうか。ムードたっぷりな雰囲気は彼女への思いを伝えるのに、まさにピッタリです。いつもとは違うスペシャルな雰囲気に彼の愛情をより感じることでしょう。
5. 彼女への手紙のNG例4つ
大切な思いをつづったメッセージで、「重い」「うざい」「気持ち悪い」など良くない印象に受け取られたら大変ショックでしょう。さらに、テンプレートも少ない中で、量や構成、内容はどうするかなど不安で悩んでしまう方も多いでしょう。
彼女はあなたの言葉を聞きたいと思っています。まずは素直に正直な思いを文字にしましょう。そのうえで、できれば避けて書いたほうがいいNG例について4つ取り上げます。参考にしてみてください。
1:長文が何枚も書かれた手紙
ルーズリーフ何枚分といった長文はやめておきましょう。彼女を思う熱い気持ちの前に、それを読まされるということに相手は圧倒されてしまいます。
強い気持ちはわかりますが、読む側の気持ちに立って簡潔に言葉を厳選して短文で書くのも、思いやりです。また、文字数のサイズ感に気を配ってあげるだけでも、内容は推敲されていくため、より濃くベストなものになっていくでしょう。
2:詩のようでわかりにくい手紙
これも愛情を押し付けすぎた悪い例の1つです。書く側ではなく読む側の心理に立って、相手が欲しがる言葉は何かを考え、書きましょう。受け売りよりも自分で考え抜いた言葉はずっと素敵ですが、それが意味不明で自己陶酔の文章に傾けば悪い印象を与えかねません。
また、愛している人からもらったものを捨てる方は少ないため、彼女が繰り返し読んだり、ずっと手元に置いていたりする可能性もあります。
そうなった場合、書いた人が将来赤面する原因になってしまうことも考えられるため、詩のような文章を相手に渡すのは控えておいたほうが安心です。
3:束縛する内容の手紙
束縛する内容を手紙で伝えるのは特に良くありません。手紙はメールなどよりもずっしりとパワーのあるメッセージツールです。そのため、相手の行動を制限する文などを書くことは口で言ったりするよりも影響力があります。
命令書のような印象になってしまい、彼女が引いてしまう可能性があります。文章は冗談などの軽い調子が伝わりづらい特徴があるため、ポジティブな文章を心がけるのがおすすめです。
4:フォーマルすぎて堅苦しい手紙
拝啓からスタートするような文章は肩肘張っていて、読むほうが疲れてしまいます。最低限の文章のマナーは必要ですが、普段の会話を意識した書き方をしましょう。相手にメッセージが伝わることを最優先に、読みやすさを重視しましょう。
相手が読みたいのは、付き合っているあなたの言葉でしょう。いつもと同じようなくだけた調子で、コミュニケーションを楽しもうとする文章のほうが好印象です。
6. 彼女への手紙は渡し方にも注意が必要
郵便で送る方法も意外性はありますが、彼女の喜ぶ顔や驚く顔が見られる手渡しがおすすめです。ポストを通してではなく、大好きな人から直接受け取りたいと思っている方も多いでしょう。
時間をかけて書いたメッセージを、目の前にいる人に真正面からプレゼントするのは、照れ臭かったり「どう思われるのかな?」と緊張してしまうでしょう。しかし、渡す側だけでなく、彼女もいつもと違う感じに少し緊張している可能性もあります。
照れてしまいますが、彼女の顔を見て笑顔で堂々と、特にそっけなくならないように注意して渡してあげてください。大好きな彼氏が恥ずかしがってまで渡してくれる姿に、彼女は「素敵な人だな」とむしろ見直すこともあるでしょう。
ポジティブな内容の場合、文章を声に出して読み上げると、さらに心に響いて大成功しやすいでしょう。
7. 彼女へ手紙を書いて感動させよう!
手紙は、日常的なツールではないため、なんとも恥ずかしく、方法にも悩むこともあるでしょう。しかし、あくまで2人のコミュニケーション手段の1つにすぎません。
相手の目線に立って自分の言葉で書くことさえ意識すれば、想いは伝わるでしょう。必要以上に身構えず、ぜひ楽しんで手紙を書いてみてください。