映画デートやお家デートなど、デートには様々な過ごし方がありますが、付き合う前から、長く付き合っているカップルでもデートといえば食事デートが多いのではないでしょうか。その中からお互いの距離が近くなってからと言われている焼き肉デートについて詳しく解説します。

1. 焼肉デートで選ぶべき服装

デート焼肉で男女問わず気になるのが、やはり「臭いや服の汚れ」ではないでしょうか。かと言って、せっかくのデートなので、やはりおしゃれは楽しみたいものです。

キメすぎないコーデで、洋服の色は汚れが目立たない色をチョイスしてみましょう。最近では紙ナプキンを準備してくれるお店も多くなっているので、汚れが心配であれば紙ナプキンを使用することも大切です。

また、コットンやウールなどの天然素材の洋服は、化学繊維と比べて臭いがつきにくいため、焼肉の臭いつきを最小限にすることができるといわれています。

2. 焼肉デートで好印象を与えるポイント8つ

焼肉デートは、服装から焼き方など普段の食事デートとは少し違って気にかける点が多くなりますが、このデートを成功させて相手に「またこの人とデートにいきたい」と思われるようにしたいものです。

そこで、どのような点に注意したらいいのか、また好印象を持たれるコツについて紹介していきます。

1：メニューは2人で選ぶ

食事のデートでは、相手に気を遣ってメニューを任せきりになるケースも出てくるかもしれません。そうなると、「何が食べたいのか分からない」「どのくらいの量食べられるのか」など、なかなかメニューが決まらない場合もあります。

せっかくのデートなので、メニューは2人で相談しながら決めましょう。また、チェーン店などでは、単品メニューの他に、食べ放題のコースもあるため、どれくらい食べられるかや、予算なども考えながら決めていきましょう。

どうしても決まらない時でも、ガツガツした印象を与えないように、女性から食べたいものを提案するなどの頼み方の工夫も必要です。

2：料理やドリンクは適量を頼む

焼肉などで目にするのが、頼みすぎて食事を残してしまうケースです。そうなると、お互いに気持ちの良い食事とは言えないのではないでしょうか。

食事を余らせないように、食べ切れる分だけ注文することが大切になります。食べ物を残すと悪い印象を持たれてしまう場合もあるため、この点は気を付けたいところです。

また、飲み放題などは、ドリンク単品の値段と比較しながらどちらを選んだ方かコスパがいいのかや、食べ放題などの時間が設定されている場合は、滞在時間で食べ切れるかを考える必要があります。

3：サイドメニューも頼む

お肉だけでなく、サイドメニューも一緒にシェアすることで「一緒に食事をしていて楽しい」と思ったり、美味しいものが好きということを知ってもらえる可能性があります。

また、シェアすることでデート自体を楽しむこともできます。何の料理を選ぶか迷ったら人気の1品や、相手と相談して決めるなどもいいかもしれません。

さらに、食べ物の好き嫌いがあるかないかの話題など、会話も広がります。

4：焼き物がきたら2人で楽しんで焼く

女性らしさをアピールするために、お肉を焼いてあげることを意識する方もいるでしょう。しかし、食べるペースや、食べたいものなど、その人によって変わります。かといって、お肉が焼けるまでただ待っているだけでは、好印象を与えることはできないでしょう。

お肉がきたら2人一緒に焼くことで、食事だけでなくデート自体を楽しめる雰囲気になるのではないでしょうか。

5：食事マナーは守る

焼肉デートでは、お肉を焼いたり、取り分けたりなど、自分でやらなければならないことが多くあります。それに加え、食べ方やお箸の持ち方など最低限の食事のマナーも忘れずに意識しましょう。

また焼肉特有のマナーでは、トングの使用や、お肉の焼く順番、網の交換のタイミングなどがあるため、そこに気を遣うことで印象がUPする可能性があります。

6：食事も会話も楽しむ

焼肉デートでは、「焼く」「食べる」「会話」など、いろいろなことを気にかけなければなりません。このどれか1つに集中してしまうと、思うようなデートにならないことがあります。

2人の関係性にもよりますが、個室での食事は、人目を気にせずプライベートな話ができたり、ゆっくり食事ができたりと、デートという特別感が得られ2人の時間をより楽しめるのではないでしょうか。

食べ物や趣味などの共通の話題を見つけると会話が楽しくなります。その中に、「次は○○を食べにいこう」「○○を一緒に見に行こう」など自然に次のデートにつながるような話題を作ることができればその後のデートに誘いやすくなります。

7：料理やドリンクに気を配る

会話や食べるのに夢中になりすぎず、料理やドリンクの減り具合チェックしておきましょう。そうすることで、相手は「自分のことを気にかけてくれている」と好感度アップになります。

さらに注文する際に、ご飯に合うドリンクを選ぶことで、「自分との食事デートを楽しんでくれている」と思ってくれる可能性があり、一緒にいて楽しいと感じられます。

8：ニオイ対策にも気を配る

お肉を焼いた時の煙や料理に使用されているニンニクなど、焼肉デートの後の臭いは男女問わず気になるものです。食事が終わった後のデートのことも考えてニオイ対策も必要です。

ニンニク料理の後の口臭には、食後のデザートでりんごや梨が使用されたものを選ぶことで臭いが軽減するようです。また、ガムやタブレットなどを事前に準備しておきましょう。最近では持ち運び用のマウスウォッシュなども薬局で手軽に購入できます。

メイク直しと一緒に洋服についた臭いを消臭スプレーなどで消しましょう。髪にも臭いが付きやすいので、食事の際は髪をまとめておき、ヘアフレグランスなどを持参するといいかもしれません。

こういったニオイ対策は、お手洗いなどで行い、相手に気づかれないようにするようにしましょう。相手の目の前で「臭いを気にしているしぐさ」を出すと印象が悪くなるケースもあります。

3. 焼肉デートで悪い印象を与える言動5つ

ここからは、焼肉デートで押さえておきたい注意点についてです。付き合う前や、付き合いたてのカップルだと、高級なお店よりもラフに食事ができ、より親密な関係になれるチャンスです。

その一方で、食事や会話などの相性をチェックすることができるため、お互いがどういう人なのか、性格が合うか合わないかが見えてきます。

好意を寄せている相手とのデートで成功をおさめるためにも、悪い印象を与えることは避けたいものです。

1：服装が適切ではない

やはり汚れの目立つ白い洋服は避けた方がいいでしょう。清潔感や可愛さをアピールできる白ですが、タレや油などで汚れる可能性が高いです。さらに、相手に「汚れないかな」と気を遣わせてしまう可能性もあります。

過度な露出も控えましょう。テーブル席ではなく、座敷に通される可能性もあるため、座った時に裾丈が短くなるスカートや、脱いだり履いたりが大変な靴などもNGです。

2：肉を食べない

楽しみにしていたデートでカロリーやダイエットなどの理由で少量のお肉しか食べなかったり、食事を残したりすることは「気に入らなかったのかな？」と相手が心配になってしまいます。

また、「せっかく予約した有名なお店だから、食べてくれないと悲しい」「嫌われたかな」と不安の声もあるようです。値段や量を過度に気にして食べないのではなく、自然に料理を楽しむようにしましょう。

3：がっついて食べる

おいしそうな食事か目の前にあるとつい食事に集中してしまいますが、それはあまりいい印象を与えません。また、食べ放題や飲み放題を選択した場合に「金額の元を取ろう」と必死になることも避けましょう。

単品注文の際は、値段を気にせず自分の食べたいものだけを注文するのも厳禁です。支払いが高額になった場合に、割り勘をする時に気まずい雰囲気になってしまいます。

空腹だからといって食べるペースが早すぎたり、逆に食べるペースが遅すぎるのも相性が合わないと感じさせてしまう可能性があります。

4：自分のやり方に固執する

お肉の食べ方は人それぞれ好みが分かれます。「これはわさび」「それは塩」など食べ方を強要されると相手はうんざりしてしまいます。

また焼き方や食べるペースも同様です。ひたすら焼いて食べ続けるだけでは「楽しいデートだった」という印象を与えることは難しいでしょう。好みやペースは相手にも気を遣うなどの配慮が必要です。

5：焼き肉に対してネガティブな言動が多い

あからさまに臭いを気にしたり、お肉を焼きたがらないなどの行動は、「焼肉が嫌いだったのでは」と思わせてしまいます。これはデートだけでなくどんな場面でも悪い印象を与えてしまうので気を付けましょう。

せっかくの美味しいお肉や、雰囲気のいいお店も、会話の内容がネガティブな話題ばかりでは、気持ちの良い食事ができません。できるだけポジティブな話題になるような工夫が必要です。

4. 焼肉デートは2人で楽しむことが大切！

デートの場所を選ぶところから、2人でお店を決めることで当日の満足感や会話の話題になります。お店の雰囲気や、東京スカイツリーなどの夜景が見える場所で焼肉ディナーなども特別感があってデートが待ち遠しくなします。

誕生日やクリスマスなどの記念日なら、普段行かないような少し高級なお肉が食べられる場所に初めて行ってみるなど、思い出を作ることも大切です。

焼肉デートでは普段見られない一面やギャップが見られることもメリットの一つです。2人が楽しく過ごせる時間を作る際に、一度は経験しておきたいプランではないでしょうか。