意中の人に思い切って告白した後は、返事を待つだけになります。この時間は楽しみな反面、不安でしかたがないものです。どうやって過ごせばいいのか正解がわからないという方は多いことでしょう。
ここでは告白の返事待ちをしている時間の過ごし方、注意点などを解説していきます。
1. 告白の返事待ちの期間ってどのくらい?
告白をしてから返事がもらえるまでの期間は、1週間程度が一般的です。ただ相手が忙しかったり、あなたと会う機会が極端に少なかったりする場合は1ヶ月くらい返事待ちをすることになるケースもあります。
1か月以上相手の男性に待たされる場合は、脈なしの可能性が高いです。諦める覚悟をしておいて、次の恋愛へ移行することも考えながら過ごしましょう。
2. 告白の返事待ちの期間の注意点6つ
1週間から1ヶ月の間に考えこむ人も多いことでしょう。緊張状態の告白返事待ち期間は、どう過ごすべきなのかを紹介していきます。中学生や高校生だけではなく、社会人にも共通することですから年齢問わず参考にしてみてください。
1:今までと同じ態度を心がける
告白の返事待ちをしている間は、今までと同じ態度を心がけましょう。告白がどんなによくても、返事を待っている間の態度が悪いと成功率を下げてしまいます。
ラインも今までと同じスタンプや絵文字を使うなど、職場や学校でも他の人と同じ対応をしましょう。特に告白の次の日は好きな人を意識してしまいがちですが、目の前のやるべきことに集中して、冷たい態度にならないようにしてください。
2:連絡を取る時も基本は変わらず接する
返事待ち中は、相手から連絡が来ると「振られるのではないか」とメッセージを見るのが怖いものです。ただ返事をしないと相手が冷める可能性もあるため、いつも通りに返事をしましょう。
既読無視や、「待っているのが辛い」といったメッセージを送るといった行動はしないようにしてください。
これまでと同じ連絡頻度で返事をして、こちらから相手を遊びに誘うようなことはしない方が成功しやすいです。
3:「こちらから連絡する」といわれた場合は連絡をしない
相手に連絡するといわれたら、向こうから連絡がくることを大前提で過ごしましょう。こちらからは連絡しない、連絡がないからといって催促をしない、ダメ押しでもう一度好意を伝えるなど、待てないことをアピールしてしまうと逆効果です。
相手からの連絡に返信するだけにして、もやもやした気持ちを伝えないようにしてください。
彼女持ちの場合は別れてあなたと付き合う準備をしている可能性もあります。また、復縁の場合は元カノ、元彼とまた付き合うことがどういうことか真剣に考えている可能性があります。
連絡のないまま1か月経ったら連絡してみる
告白してから1ヶ月以上経っている場合は、相手の中で答えがもうはっきり出ている証拠です。ただ返事をしたくないか、するタイミングを見失っています。
告白の返事は自分から催促するのは基本的にNGですが、1ヶ月以上経っている場合はあなたから催促しましょう。ただ「もう1ヶ月経ったのにまだ返事がない」と責めるのはやめてください。
あなたに好意を持っていても幻滅してしまう可能性があります。「嫌いなら嫌いってはっきりいって!」というような迫る口調ではなく、「きちんと返事が欲しい」と冷静に話してみましょう。
4:返事がないのに連投するなどしつこい行動は避ける
告白して3ヶ月経っていたり、半年経っていたりするなら催促するのはありですが、2週間程度でメッセージを連投するのはやめましょう。
不安だからとしつこい行動をとってしまうと、振られる可能性が高くなります。相手にも考える時間が必要です。相手の都合を考えて、しつこくしないようにしてください。
5:返事待ち期間であることをいいふらさない
相手に告白をして返事を待っている間、周りの人に返事を保留されていることをいわない気遣いをしましょう。もし脈ありの彼でも、あなたがいいふらしている姿を見て、冷めてしまう可能性があります。
交際を断るきっかけになってしまう可能性もあるため、相手の気持ちを考えて信頼できる数名にだけ伝え、他の人には悟られないようにしてください。
相手が男性の場合は特に、自分のコミュニティで自分の許可なくいわれたくないことをいわれるのをとても嫌う人も多いため、告白が失敗してしまうケースがあります。
6:他の異性と2人きりで会わない
相手から告白の返事を待っている最中にもかかわらず、他の異性と2人きりで会うのは失敗する原因になります。告白した相手が真面目な場合は、デートしたことがわかった時点で振られる可能性があります。
たとえデートや遊ぶのではなく、共通の友達にプレゼントを買う、大切な用事があるといった理由で誘われた場合でも、どうしても行かなければならない用事以外は断るのが正解です。
3. 告白の返事を保留にする相手の心理9つ
告白の返事をその場でしない人は、どのような心理状態なのでしょうか。ここからは告白の返事を保留にする相手の気持ちを解説していきます。一般的な交際でも、婚活でも、告白を待ってもらう相手の心理は基本的に同じです。
なかなか返事がこないからといって焦ったり、返事を待たずに再告白したりしないように相手の気持ちはだいたいこんな感じだという目安を知っておきましょう。
1:予想していなかったので驚いている
返事を保留している人はあなたからの告白が想定外だったため、動揺している可能性があります。どう返事をするべきか悩んでいる状態ですから、相手の考えがまとまるまで待ちましょう。
2:告白されたことが初めてで対処がわからない
一見冷めた態度をとっている男性も、恋愛経験がないから心を開けないでいるだけの可能性があります。どうしていいかわからないために返事に何日もかかっているケースもあります。
対処法がわからなくて困惑している様子なら、あなたが思う相手の魅力を話して心を開いてもらいましょう。相手が年上でも10日以上連絡がない場合は、こちらから連絡を取ってみてください。
3:昔の恋人が忘れられない
告白の返事に時間がかかるタイプは、自分の気持ちの整理にも時間がかかる傾向にあります。元彼や元カノのことを引きずっている可能性があります。別れて2ヶ月、3ヶ月ならまだまだ気持ちがそのままですし、1年経っても細かいことまで忘れられない人もいます。
忘れられない女性を超えられるよう、さりげない優しさと特別扱いで相手のプライドを取り戻してあげましょう。
4:他の気になる人と迷っている
他に気になる人がいてその人も捨てがたい、あなたも捨てがたいと悩んでいる可能性があります。
友達以上恋人未満の関係で、冗談で手をつなぐことがあるといった間柄の場合は、半分くらいあなたを手に入れていると思っている可能性があるため、安心しきって他の人と比較したいという心理が働きます。
他の人と比較して迷っているようなら、本当に相手と付き合いたいか、待つ価値があるか考え直してみましょう。
5:恋愛対象として好きかわからず迷っている
あなたと仲の良い相手がなかなか返事をくれない場合は、友達としては好きだけど異性として見られない、付き合っていいのかわからないと悩んでいる可能性があります。
恋愛対象として好きかわからない瀬戸際の状態の時に、告白の返事を改めて聞かれると冷めてしまいます。自分が仲の良い友達に告白された場合を想像して、ある程度時間がかかることを理解しましょう。
6:今までの関係性を崩したくない
あなたからの告白にはっきり返事をしてしまうことで、今までの関係が崩れることを懸念している可能性があります。断る場合も友達ではなくなりますが、OKする場合も恋人になるため、周囲に報告をする必要が出てきます。
照れくささから返事を先延ばしにしている場合もあるため、しばらく待ちましょう。ただ先延ばしにすればするほど返事をしない可能性が高くなるため、期限を決めてそれを過ぎたら返事を聞いてください。
7:断り切れずに曖昧にしてしまった
告白されたことに動揺したり、あなたに対してもともと緊張すると感じている相手に告白した場合は、直接断るのが難しいです。その場は受け流して、なかったことにしようと思っている可能性があります。
同じ学校や職場の人なら、周囲の人に知られないように曖昧にして終わらせているということです。2ヶ月ほど待って、あなたから改めて返事を聞きましょう。
8:保留することで間接的に振っている
あなたからの告白に何も返事をしない場合、返事をしないでおくことで自然消滅を狙っている可能性があるでしょう。これは断るのが気まずいから曖昧にしてしまったというわけではなく、意図的になかったことにしようとしています。
普段からそっけない態度をとられていたり、あなたに関心がないような態度をとっていたりしたらフェードアウトを狙っています。
9:軽い人と思われたくなくてあえて保留にした
あなたにもともと好意を持っていて、誠実に付き合いたいからこそあえて断ったという可能性もあります。その場でOKをしてしまうと軽い人と誤解されてしまうから、と告白の返事を保留にしている状態です。
断り方がていねいだったり、普段から好意を持っている感じだったりする場合はじっくり待ってみてください。
4. 告白の返事待ち期間の過ごすコツ4つ
中学生女子をはじめとする告白自体の経験が少ない場合は、返事待ちの期間にすべきことがわからない人が多いことでしょう。メンタル的にしんどい期間ですが、快適な過ごし方を知っておくと気持ちも楽になります。
ここからは返事待ちの間にすると良い行動、成功の確率を上げる過ごし方などを紹介していきます。
1:違うことをして生き生きと過ごす
告白をして1日2日しか経っていない時期は、相手からの返事がまるでわからないものです。不安な気持ちで寝られない日もあることでしょう。結果を想像しながら過ごすと、心理的に疲れてしまうため、ポジティブに明るく過ごすのがおすすめです。
2:自分磨きをする
何もしないで待っていると、2週間や3週間程度の期間がとても長いものに感じられる傾向にあります。直接会えない場合はイライラしたり、会いたい気持ちが増えてしまったりするものです。
ずっと行ってみたかったカフェにランチに行ったり、欲しかったものを買ったりしましょう。自分磨きをして、自己実現することで、精神的にも安定します。
3:告白した相手に優しく接する
返事を待っている間、いつまでも何もアピールしないで、連絡もしないで過ごすのは辛いものです。告白をした時点で、相手はあなたのことを異性として見ています。
そのタイミングで他の人たちと気まずい空気にならない程度に、相手だけを特別扱いしましょう。相手が男性なら仕事を褒めたり、成績を褒めたり、趣味の話を聞いてセンスを褒めたりしてください。
相手の誕生日があるなら、メールや短い手紙を渡しましょう。何か特別なことがある場合は、こちらから連絡しても失敗率が上がる心配は少ないです。
4:相手好みのファッションや髪に変える
告白されたことで今まであなたのことを意識していなかったのに、急に意識しはじめる可能性が高いです。返事待ちの間に相手の好みのファッションや髪型に変えてみましょう。
人間は五感のうち視覚的情報が大きな割合を占めているため、好みの髪型やファッションにするだけで付き合える可能性が高くなります。
SNSで美容院へ行ったことや服を買ったことなどを報告し、さりげなく自分を変えていることをアピールしましょう。
5. 告白の返事待ち期間は気負わず過ごそう
告白の返事を待っている時は結果が気になり、緊張するものです。そして、その返事が遅くなっているのには何か理由がある可能性も考えられるでしょう。1ヶ月程度の期間ですから、自分磨きをしながら気軽に待ちましょう。