親しい人とのやり取りには必須アイテムであるLINEの存在は、もちろんカップルにとっても同じく必須アイテムです。
LINEはその独特なメッセージのやり取りの方法によって、単なるメール交換とは違う喜びとトラブルの両方を運んで来てくれるツールです。
今回は長続きするカップルはLINEでどんなやり取りをしているのかも併せてお話していこうと思います。
長続きするカップルのLINEは素っ気なさが鍵!
「恋愛が長続きするカップルのLINEの中身ってどんなものでしょうか。めったに連絡しないのでしょうか。どんな内容を送りあっているのでしょうか。」(20歳・女性/学生)
今回寄せられたメッセージは長続きするカップルの秘訣をLINEの内容から推測したい、という内容ですね。
LINEのメッセージのやり取りは、画面上にお互いの会話がどんどん溜まっていくものなので基本的に短文のメッセージのやり取りが非常に便利です。
その分、少し長い文章を送っただけで何だか画面上には妙な圧迫感を相手に与えてしまうことをご存知でしょうか。
連絡事項等があって長文になってしまうのは一向に構わないのですが、例えばポエム調に相手への気持ちを綴った文章だとか、喧嘩した時の反省の気持ちなどをLINEで送ることは避けた方が良いでしょう。
長続きするカップルのLINEの内容は基本的に素っ気ないものです。一気に燃え上がった炎はそのエネルギーを燃焼しきって燃え尽きるのも早いと言います。
恋愛についても同じことが言えて、一気に燃え上がる恋をしているカップルはLINEの内容もかなりのテンションの高さででスマホの画面はいつまでも賑やかで、送り合うスタンプの種類もハートマークをあしらった可愛らしいものが多い筈です。
反面長続きするカップルのLINEは可愛らしい絵文字やスタンプはそんなに目立ちません。どちらかというと笑いを取りに来た感じの、面白い系のスタンプを送り合っている方が多いのです。
LINEで「好き」のやり取りをわざわざ交わさなくても、面白いものを恋人と共有したいというさり気ない気持ちが長続きの否決なのかも知れません。
長続きするカップルのLINEは1日おきが丁度いい
長続きするカップルって、毎日LINEのやり取りをしているイメージはありませんでしたか?
確かに毎日、好きな相手が何をしているかって結構気になるものですし、忙しい中でも毎日メッセージをくれることが嬉しいことであるのには違いありません。
けれど、毎日LINEでのやり取りをすることを当たり前にしてしまうといつしかそれは、ノルマのように重くお互いに乗し掛かって来ます。
お互いが同じ時期にそう思うのなら問題はありませんが、どちらか一方は毎日LINEを交わすのが当たり前だと思っていて、もう一方が毎日は辛い、と思い始めてしまったら一方的な愛情の押し付けになってしまうのです。
特別な用事がある時は除いて、忙しくて今日はLINE出来なかったという状態が許されるような関係を築いておくと、長くお付き合いを続けていけるカップルでいられるでしょう。
長続きするカップルは既読・未読スルーを責めないのが鉄則!
LINEのメッセージのやり取りで、便利だけれど厄介でもある機能が既読・未読を識別するものです。
緊急の用件であったり、相手が認識してくれているか確認したい内容のメッセージを送る時にはとても便利なこの機能も、使い方によってはカップルの亀裂の原因になりやすいので注意が必要です。
大好きな恋人と長くカップルでいたいのであれば、相手の既読スルーに返信を促すメッセージを送ることは避けましょう。
既読にして返信をしていないということは、何か忙しく相手は動いている最中かも知れません。物理的には忙しくなかったとしても、精神的に何か負荷が掛かっていて返信をするような元気が残っていないのかも知れません。
未読スルーに至っては、あまりにも長時間既読が付かないようであれば、相手の状況を確認する意味でのメッセージは送っても構いませんが早く既読を付けるように促すようなメッセージは避けましょう。
人に誰しも自分の中で動きやすいタイミングというものがあります。
自分の中の都合だけで考えず、相手の状況を少し想像してみる気持ちがあればカップルは長続きしていけるのではないでしょうか。
記念日や特別なタイミングで長文LINEを送るのは良いスパイスに!
これまでカップルが長続きする為には、LINEの長文メッセージは避けるべきだとお話してきましたが例外のパターンもあります。
例えば2人が付き合った記念日、お互いの誕生日、クリスマス、相手の人生の節目、家族に何かあった時など、普段口には出せない想いを伝える手段としてLINEで長文を送ることは決して駄目だことではありません。
いつもは言わないけれど、相手のことをちゃんと考えていて大切にしているのだと伝えられて嫌な気持ちになる男性はいません。
普段短文ばかりのLINEのメッセージが、大切な日の長文メッセージを引き立ててくれてよりお互いの気持ちを確かめることの出来る良い機会なのではないでしょうか。
寝る時は寝る! 就寝前の頻繁なLINEはお互いの負担になるだけ
ひと昔前の恋人同士の夜の語らいは電話で直接話すことが多かったので、「○○が寝るまで電話を切らないで」なんて甘えながら眠りに就くカップルが大勢いました。
今はそれがLINEに成り代わっただけで、やはり就寝前の「寝た? 」「まだ起きてる? 」のやり取りは誰かが区切らない限り長時間続きます。
学生も社会人も、翌朝きちんと自宅を出発しそれぞれの場所に向かうことを考えたら、深夜までのメッセージのやり取りは自然と控えることが出来るのではないでしょうか。
長続きするカップルになる為には、LINEに右往左往しないことが大切!
これまで長続きするカップルはどんなLINEのやり取りをしているのかをお話して来ましたが、いかがでしたでしょうか。
LINEは便利だけれど、人のマイナスな気持ちを強調してしまうような使い方をしないように、気を付ける必要があります。
常にスマホを見ていないで、忘れた頃に確認する程度の距離感がちょうど良いのかもしれませんね。
お互いに無理をせず、仕事や勉学に影響を出さないお付き合いの仕方が、カップルがいつまでも仲睦まじくいることの出来る秘訣なのではないでしょうか。