できることなら、いつまでも若く見られたい! というのが女性の永遠の願いではないでしょうか。しかし意外なところで「年齢」を感じさせてしまっているかも!?
それが私たちが日常的に使っているLINEです。なにげなく送っていたLINEが、かげで「おばさんだなあ……」と思われないよう、その特徴を知っておきましょう。
1. そのLINE、大丈夫? 「おばさんLINE」にご注意!
できることなら若く見られたいのが女心。そのためにエステに通い、流行の服を着て…… と頑張っているのに、おばさんLINEを送ってしまったらせっかくの努力が水の泡です。
若い人から見て「おばさんっぽい」と思われがちな特徴を紹介します。
2. おばさんLINEの特徴その1:やたらと長文
必要事項だけを完結に、リズムよくぽんぽんと送る若い人のLINEと比べ、おばさんLINEは長文が多いです。
たしかに筆者世代は、コミュニケーションといえばメールが基本。LINEなどの短文メッセージツールはまだありませんでしたから、ついつい文章を長くしてしまう気持ちはわかります。
しかし短文でのやり取りが基本の若い人に、ぱっと見で内容が把握できないほどの長文LINEを送りつけては、げんなりさせてしまうこと必至。
しかもその内容が相手にとってはどうでもいい、プライベート丸出しな内容では目も当てられません。LINEはなるべく簡潔に、を意識しましょう。
3. おばさんLINEの特徴その2:絵文字、顔文字を多用
1メッセージに対して絵文字や顔文字がやたら多く含まれているのを見ると、「うわっ、おばさんっぽい……」と思われてしまうようです。
テキストだけでは素っ気ないから、という相手に対する配慮なのかもしれませんが、あまりにゴテゴテ装飾すると読みにくいですし、そのうえおばさんと思われてしまい良いことがありません。
かつてはデコメールなど、メールをゴテゴテに装飾するのが若さの象徴でしたが、時代はもう変わったのです。1つのメッセージに対し、絵文字もしくは顔文字は1~2個までに留めましょう。
またいつも同じ絵文字、顔文字を使用するのも、「これしか知らないのかな?」と思われおばさん認定を受けてしまいます。気をつけましょう。
4. おばさんLINEの特徴その3:ビックリマーク、はてなマークのみ絵文字
ビックリマークやはてなマーク、またひらがななどを絵文字で表現することができますが、これって若い人はほとんど使いませんよね。
使っているのは、だいたいがおじさんおばさん世代です。ということは、これをしているだけでおばさんLINE認定を受けてしまう、ということ。しつこいようですが、LINEのメッセージはシンプルにまとめましょう。
5. おばさんLINEの特徴その4:改行、読点が多い
おばさんLINEは長文になりがち、という話とつながるかもしれませんが、改行や読点が多いのもおばさんLINEの特徴だと思います。
改行に関しては、適度にする分には読みやすくなるのでいいのですが、おかしなところで切れるのは問題です。というか、そもそも何度も改行しなければいけないほどの長文を送るのは避けた方が無難でしょう。
また、個人的に読点が多いのもおばさんっぽさを感じさせると思います。「昨日、残業が、大変だったのだけど、●●さんがヘルプにきてくれて、すごく、助かりましたよ!」みたいな感じですね。
テンポも悪いし、おばさんっぽさも醸し出しちゃうし、こちらもいいことなしです。いっそのこと改行も読点もなしにした方が、まだおばさんっぽく見えないかもしれません。
6. おばさんLINEの特徴その5:過剰なおばさんアピール
「伊達に年取ってないからね」「もうおばさんだもの~」「若い子には敵わないよ」などなど、例をあげればキリがないのですが、とにかく過剰なおばさんアピールはやめましょう。
「そんなことないですよ!」と言われるの待ちの場合と、心からおばさんを受け入れている場合とにパターンは分かれると思いますが、いずれにせよ言われた方は漏れなく反応に困ります。
相手を困らせたうえ、おばさん認定されてしまうなんて、メリットが1つもないですよね。自分のためだけでなく相手のためにも、やめた方が良いでしょう。
7. おばさんLINEの特徴その6:かつて流行った言葉を使う
流行り言葉の賞味期限は短いです。おじおば世代が覚えた頃には、若い人はもう使っていない「死語」になっていることも多々あります。
もはや死語となりつつある言葉を、さも「今流行ってるんだよね、これ」と言わんばかりに使用すると、かえっておばさん感が際立ってしまいます。
うろ覚えの流行り言葉を安易に使うことはおすすめしません。
8. まとめ
いくつになったらおばさんなのか、女性が自分を若く見せようとするのは恥ずかしいことなのか、自分で自分をおばさんと言うのはいかがなものか…… などなど、おばさん論争を挙げればキリがありません。
筆者自身、決して若者とはいえない年代なので、タイムリーな話題といえばそうです。
そのうえで、文章を書く仕事をしている人間として筆者が日々、心がけていることは「よくわからない言葉は使わない」こと。
流行っていると思って使った言葉がもう流行っていなかったら、その文章自体がとても陳腐なものになってしまいます。それでは困りますよね。
そう考えると、行き着くのは正しい日本語、シンプルな表現です。とにかく余計なことはしない。これは、余計な情報を入れない、絵文字を入れない、読点を打たないなど「おばさんLINE」の解消にもつながると思います。
長文になればなるほど文章に書き手の内面が滲み出てしまうので、書き手の情報を完全に消すのは難しくなりますが、LINE程度の短文ならそこまで気にならないはずです。
「おばさんLINE」と思われたくない人は、参考にしてみてくださいね。