恋人に振られてしまった、好きな人に彼女ができたなど、時に失恋は突然やってきます。こういうシーンに遭遇したら、あなたはどうしますか? 悲しみや苦しみ、怒りなどが湧き上がるとともに、「見返したい!」と感じる人もいることでしょう。
見返したいのは、それだけ相手に思い入れがあったからこそ生じる気持ちかもしれません。ここでは、失恋した相手を見返すための3つの方法をご紹介します。
1. 失恋相手をなぜ見返したくなるの?
見返したいと思ってしまう相手は、過去にとても好きだった人。それなのに、どうして愛情が怒りに変わってしまうのでしょうか? その理由は人それぞれ違いますが、「意中の相手に受け入れられなかった虚しさ」や「好きだった人から卒業して、自分自身が成長したい」という気持ちが生まれるからだと言って良いでしょう。
また、怒りは「生きるためのパワー」になる場合が多く、上手に付き合えばすばらしい人生の糧になることもあるのです。
2. これぞポジティブな見返し方! あなたがより幸せになるために
失恋した相手を見返す方法と言うと、怖くてマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれません。確かに、相手が不幸になるように仕向けたり、何らかの攻撃をするような見返し方も世の中には存在します。
しかし、そういう見返す方法を繰り返していると、相手に執着が強くなり、自分自身が虚しくなりすぎたり、いつまでも怒りが消えないという場合もあるでしょう。
そのため、マイナスな見返し方を選ぶよりも、どうせならポジティブな見返し方を実践したいもの。そうすれば、あなた自身が怒りから解放される日が早まります。
相手ではなく、自分軸の見返し方を実践する
見返す方法として大切なのは、まず自分を振った相手を基準にしないことです。相手の時間軸に合わせていると、相当なエネルギーを費やします。疲れてしまうと、見返すどころではなくなることも多くなります。それでは、話になりませんよね。
また、相手に合わせるということは、相手の言動をよく観察したうえで行動する必要があります。そうしていると、執着ばかりが芽生えてしまうこともあるでしょう。
あなた自身のエネルギーを消費するばかりの見返し方は避け、自分を中心に据えて行動できるような見返し方を実践することが重要です。
例えば、逐一相手の行動を見張り、その後攻撃的な電話やLINEをする方法などはいただけません。
イメチェン&内面を見つめることで自分磨きをする
失恋した相手を見返すには、イメチェンも有効。外見を変えると、気持ちまで明るくなったり、過去の出来事と区別できたりする機会が得られるからです。しかし、注意したいのは、失恋した相手の好みに合わせすぎないこと。自分が挑戦してみたい、嬉しいと思える格好にしましょう。
また、外見と内面はリンクすることから、外見をいくら変えても内面が変わっていないと、そのアンバランスさに逆に苦しむこともあります。そのため、内面にもスポットを当てて、自分磨きをしてください。
例えば、自分が夢中になれる趣味を見つけたり、興味のある資格試験の勉強を始めたりして、自分自身を楽しませるのです。そうしているうちに、新しい出会いが訪れたり、キャリアアップできる未来が待っていることも十分にあります。
身体を温めることでリラックスしながら活力をつける
見返したいと思っていても、途中で自分自身の心や身体を壊してしまっては元も子もありません。見返したい怒りを感じている時は、交感神経が活発になると言われています。
また、身体が緊張することで血液が上手く循環できずに身体が冷え、頭痛や肩こりなどの不調が生じ、心まで病んでしまうこともめずらしくありません。しかし、相手を見返すには、結果的に自分が幸せにならないと意味がないのです。
見返すことで不調に陥らないように、交感神経ではなく、副交感神経にアプローチすることを試してみましょう。副交感神経が優位に働き出すと、心や身体をリラックス状態に導くことができます。
副交感神経に効果的なことは、シャワーではなく、ゆっくりと湯舟に浸かって身体を温めたり、よもぎ蒸しを行ったり、冷たいものよりも温かい飲み物や食事を生活に取り入れるようにしてみてください。
心と身体が穏やかになれば、自然と活力がみなぎってきます。そして、十分にエネルギーが蓄えられたなら、失恋した相手のことがしだいに過去の思い出になって行くはずですよ。それも立派な見返しだと言えます。
3. 失恋相手の気持ちよりも自分の気持ちを優先する
相手を見返す方法を考えていると、知らず知らずのうちに自分の気持ちが置き去りになってしまうことも多いものです。しかし、本当の意味で相手を見返すということは、失恋相手を忘れるぐらい自分が幸せになることだと言えます。
あなたの人生は失恋相手のものではなく、あなた自身のものです。それを忘れずに、怒りの感情を上手に活用しましょう。