マッチングアプリのユーザーを個人的に調べたところ、いわゆる「ハイスペ」ほどメッセージでやりとりする内容を気にすることが分かりました。
つまり、メッセージの質を高められれば、マッチングアプリの人気会員から選ばれやすくなるわけです。
ただ、「どんなメッセージを送ればいいかわからない」と感じる女性がほとんどですよね。
そこで、20個以上のマッチングアプリを使い、1,000人以上とマッチングした筆者が、ハイスペにモテるメッセージのコツを伝授します!
1. マッチングアプリの男性心理
まずはマッチングアプリのメッセージにおいて、男性が「何を考えているのか」「どうしたいのか」を解説します。これらを知ることで、相手の立場に立ったメッセージを送れます。
マッチングアプリの女性は冷たい
「マッチングアプリの女性は冷たい」という印象を抱く男性は、少なくありません。男性は女性に比べてマッチング数が少なく、やりとりする相手も1人〜3人程度だと考えてください。
実際に、僕の妻はペアーズで500以上いいね! をもらっていて数十人とやりとりしていたそうですが、僕は多くてももらったいいね! は100、やりとりしている相手の数は数人程度でした。
つまり、「自分とやりとりしてくれる女性」は、男性にとって非常に価値のある存在なのです。
一方で、女性にとって「自分とやりとりしてくれる男性」は、珍しいものではありません。こういった温度差が、男性がマッチングアプリの女性に対して「冷たい」と感じる原因なのです。
質問攻めされる
逆に、「質問して気を引こう」をする女性がいますが、こちらは男性のウケが良くありません。なぜかというと、自分のペースが狂ってしまうからです。
男性はメッセージの中で、「こういう会話の流れでこうやって仲を深めていこう。そしてこのタイミングでデートに誘おう」と考えています。
特に、ハイスペであればあるほど計画性を重視するため、会話の主導権を握りたがります。
そういったことに気付かずに質問しすぎると、相手をげんなりさせてしまうので注意してください。
ただ、相手からの質問に答えるだけの「受け身」になりすぎるのも良くありません。上手な質問の仕方を後述するので、ぜひ役立ててみてください!
2. マッチングアプリでモテるメッセージのコツ
上記で、男性はマッチングアプリのメッセージに対してこのように考えていると説明しました。
- マッチングアプリの女性は冷たい
- 質問攻めされるのが面倒
以上のことから、男性に対しては、「冷たいと思われず」、「積極的にも消極的にもなりすぎない」ことが大事だと言えます。「難しい!」と感じる女性もいるでしょう。
しかし、次に紹介する2つのポイントを抑えておくだけで、男性から「お、この子は他と違いな」と思ってもらいやすくなります。
- クローズド・クエスチョンを使う
- 「自己開示の返報性」を意識する
それぞれ説明します。
クローズド・クエスチョンを使う
まず、男性に「冷たい」と思われるのは、「受け身になりすぎている」ことが原因です。相手が話を広げてくれることを期待して受け身になると、男性に「自分に興味がないんだろうな」と思われかねません。
だからといって「休みの日は何してるんですか?」「好きなタイプはなんですか?」などと質問しすぎると、今度は「質問攻めが鬱陶しい!」と思われてしまいます。
そこで意識してほしいのが「クローズド・クエスチョン」です。
クローズド・クエスチョンとは一流の営業マンが初対面の相手と打ち解けるときに使う質問方法で、答えを「はい」「いいえ」などに限定します。
たとえば、「休みの日は何をしてるんですか?」と聞くと、「出かけることもあるし、寝てる日もあるし……。うーん、なんて答えればいいんだろう」というふうに答えの幅が広すぎて、男性を困らせてしまいます。
しかし、「**さんって休みの日は出かけたりしますか?」と質問すると、答えが決まっているため、「はい、結構出かけるの好きです!」と返信しやすくなるんですね。
クローズド・クエスチョンを使うと、男性に「自分に興味を持ってくれているな」と思ってもらえますし、返信率もUPするのです。
「自己開示の返報性」を意識する
自己開示の返報性とは、恋愛心理学でよく使われるテクニックです。
簡単に言うと、「自分の情報をオープンにすれば、相手も心を開いてくれやすくなる」というものです。
たとえば、友人に「今月のボーナスいくらだった?」と聞かれても答えにくいですが、先に「私、今月のボーナス**万円しかなかったんだよね。◯◯ちゃんは?」と聞かれると一気に答えやすくなるでしょう。
マッチングアプリでも同じことが言えます。単純に質問するだけじゃなく、「自分はこうだけど、あなたはどうですか?」と自己開示することによって、男性の印象ががらっと変わります。
クローズド・クエスチョンと組み合わせれば、「私は休みの日に**することが多いです! ◯◯さんは**好きですか?」といった質問の仕方をすれば、一気に返信率が高くなるのでぜひ試してみてください。
ただし、上でも説明したように質問攻めしまくるのはNGですよ!
3. 相手も自分も楽にメッセージするには
最後に、楽な気持ちでメッセージを続けるコツを紹介します。メッセージがしんどいのは、お互いのことについて何も知らないからです。
たとえば、初対面の人と二人きりになるのと、長年の友人と二人きりになるのでは、居心地の良さが全然違いますよね。逆に言えば、お互いのことをいろいろと知っていればメッセージも楽になるわけです。
お互いのことを短時間で知る方法としておすすめなのが、「オンラインデート」です。
今や、どんなマッチングアプリにもビデオ通話によるオンラインデート機能が搭載されています。
マッチングアプリのオンラインデートは時間制限があるものがほとんどなので、短時間で自己紹介し合うのに最適ですし、わざわざ会う手間も省けます。
「いいな」と思えば関係を継続し、「合わないな」と思ったらその時点で終了すればいいわけです。
オンラインデートを効果的に使って仲を深められれば、メッセージも盛り上がりますよ!