コロナ禍に伴い、外出して気軽に友人と遊べないことから共依存にハマりがちなカップルが少なくないようです。
辛い時期こそ絆は深まりやすいかもしれませんが、共依存になってしまっては元も子もありませんよね。共依存の関係は、いい時はいいのですが、いざ溝が深まるとお互いに止まらなくなり、大げんかになってしまいがち。
そこで今回は、共依存メンヘラがダメな理由や共依存しているカップルの特徴について紹介します。彼氏に依存しがちな女性は、要チェックです。
1. 共依存しているカップルとは? 共依存カップルの特徴
共依存しているカップルは、パートナーが常に自分を見ているかどうか、もしくは自分の思うように動いてくれるかどうかが気になって仕方ありません。
たとえば、少しでも自分以外の誰かと仲良くしているとイライラするなんてことも。そしてそのような考えをお互いに抱いているので、どんどん2人だけの世界になり視野が狭くなっていきます。
また、常にLINEや相手のSNSをチェックしているなんてことも。たとえば、恋人のSNSにたくさんいいねをくれる異性がいれば、その人について調べたりなんてことをする人もしばしば。常時お互いが気になっているため、他のことを考える余裕がありません。
2. 共依存の原因は「嫉妬」「束縛」にあり
カップルが共依存に陥りやすい原因には、嫉妬心、束縛、支配欲が見受けられます。
相手のことを好きだから傍にいて欲しいというよりは、結局のところ自分が一番可愛いというケースが多いです。だからこそ、相手の行動をコントロールしようと考えるのでしょう。つまり、常に自分だけを見てほしいというエゴが働いているだけ。
はたして、それは相手への思いやりや優しさと言えるでしょうか? 本当に相手のことを考えていると言えるでしょうか? それとも、好きだから仕方ないと?
むしろ、好きだからこそ相手の付き合いや行動を温かく見守るという方法もあるように思います。お互いに相手への思いやりが本当にあるならば、共依存という形には決してならないと言えるでしょう。
3. 共依存メンヘラがダメな理由
共依存していると、第三者の意見に耳を傾けなっていきます。お互いに嫉妬心が強く、自分たち以外の人が間に入るのを嫌がります。そのため、価値観や考え方がどんどん偏ってしまいがち。
もちろん、カップルとはお互いが幸せであれば問題ないとはいえます。しかし、周囲の意見に耳を貸さなくなると、自分たちの考え方や価値観が絶対だと考えてしまうようになります。
2人だけで今後もずっと生活するなら構わないかもしれませんが、これから結婚してお互いの両親との付き合いも増え、さらに子供が産まれるとなると厳しくなります。
結婚後は、一般常識や世間との付き合い方が重要になります。上手く周囲と付き合っていくだめにも、「自分たちさえ良ければそれでいい」という考えは辞めた方がいいでしょう。
4. 共依存メンヘラにならない対策とは?
カップルが共依存しないためにも、お互いに自分たち以外の友人や知人との付き合いを尊重する必要があります。
とくに女性は、彼氏ができると女友達との付き合いをおざなりにする、もしくは彼氏を束縛してしまうケースが多いです。しかしそれでは、どんどんお互いに視野が狭くなってしまいます。視野が狭くなると、どんどんお互いに依存し出すようになってしまいがち。
お互いに依存し合わないためにも、色んな人との付き合いを交際後も続けるといいでしょう。
5. 共依存メンヘラカップルの特徴まとめ
共依存メンヘラカップルは、実はお互いを想う気持ちが強いあまり…… という訳ではありません。実は、お互いが自分自身を一番可愛いと考えているだけ。本当に相手への愛があれば、その人の行動や友人との付き合いを支配しようとは考えません。
自分だけを、ただ常に見てくれたらそれでいいと考える支配欲から来ているだけなのです。このまま突き進んでしまうと、お互いの共依存によって傷つけあうなんてことも起きてしまうかもしれません。
最悪の事態を起こさないためにも、常に相手を思いやる気持ちと、「自分より相手の幸せ」を願うことを忘れないでください。お互いがお互いの幸せを願えば、きっと本当の意味で素敵なカップルになれるはずです。