付き合うとは、いったいどういう状態のことを指すのかよくわからないという人もいるはず。すごく仲良くしている特定の男性がいて、「これは付き合っているの? それとも友達? 」と不安になっているというのならば、なおさらです。
そもそも学生を卒業して社会人ともなると、決定的な「付き合ってください」との言葉はないのに、いつの間にか付き合うとなることも多いのです。
この記事では大人同士が付き合うとはどういう状態のことをいうのか、付き合うということの定義について解説していきます。
1. 頻繁にLINEがある
ちゃんと付き合っている状態だと、お互いにかなり頻繁に連絡を取ろうとします。付き合うとは、そういうことです。
いくら会っているときにはすごくいい雰囲気のふたりでも、週に一度くらいしかLINEがこないとか、会おうという約束以外の連絡はこないような状態ならば、付き合うとはいえません。
そんな、たまにしかないLINEの内容が事務的だったり、まったくラブラブな要素がなかったりするならばなおさらです。あまりにシンプルなLINEしかなかったり、LINEの回数自体が少なすぎたりする場合、相手はあなたのことを単なる女友達のひとりとしてしか見ていないかもしれないですね。
逆に毎日のように他愛もないことでLINEが入ったり、何も用事がなくても「何してるの? 」「会いたいね」というような内容のLINEが頻繁にくるならば、付き合っている可能性は高くなります。
2. お互いの自宅に行くことがある
付き合うとは言っているものの、まったく自宅には入れてくれないような男性もいます。特に自宅の住所さえもあいまいにして、はっきりと教えてくれないような相手ならば、付き合うとはいいません。これは、非常に危険です。
反対に、頻繁にお互いの部屋に行き来するような関係ならば、まず付き合っていると考えてもいいでしょう。さらに半同棲や同棲までいっていれば、一般論では完全に付き合っているといえます。
どうして自宅に入れてくれない・あるいは住所も教えてくれない男性が危険かというと、本命として付き合っている彼女が他にいるか、下手をすれば既婚者の可能性さえあると考えられるからです。
筆者の知人の中にも、2~3年もの間、いつも女性の自宅に来てばかりで自分の家には招いてくれなかった彼氏(だと思っていた人)のほうが、実は既婚者であるということを隠していた…… という信じられないようなパターンがいくつか実在します。とっても怖いですよね。
3. 友達や仲間に紹介される
付き合うとは、相手の周りの人をも巻き込むことです。友達や、仲間うちのグループの集まりごとに連れて行かれ、きちんと「彼女の○○さん」として紹介されていれば、ふたりは付き合っていると確信することができます。
ただこれを逆手にとって、悪い知人や行きつけのお店の店員さんと口裏を合わせて、「この子が今の彼女だよ」と紹介しておきながら、実はその男性には遊ばれていただけという腹立たしい話も耳にします。
やはり相手の親友と呼べるくらいの深い仲の友達、親友の彼女や奥さん、親しいグループ仲間の複数人に紹介されているかどうかが、ちゃんと付き合っているのかどうか見分けるポイントになるでしょう。
さらに兄弟姉妹、両親にまで紹介されているのならば、完璧に付き合っているといえます。単なる女友達や遊ぶだけの間柄の女性を、家族にまで紹介するような、奇特な考え方の男性はあまりいません。
4. ふたりきりでよく外出デートをする
映画・ライブ・遊園地・ショッピングなどなど、頻繁にふたりきりで出かけているような関係性ならば、付き合っているということができるはず。付き合うとは、ふたりきりで外出ができることです。
ふたりでデートのようなことはするものの、数か月に一度くらいの関係性ならば、まだまだ付き合うとは言いづらいもの。付き合うとは「頻繁にデートがあるかどうか」がポイントです。毎週末ふたりでデートするような仲ならば、まず付き合っているはずです。
さらに出かけるときにはいつも他の友達が混じっていたり、グループでだけだったりするのならば、付き合うとはいえません。男性はあなたのことを女友達か、グループの一員として見ています。
そしていくらふたりきりで頻繁に会っていても、外に出かけるデートがなく、自宅でしかデートしない関係も要注意です。男性は都合のよい遊び相手だと認識していて、付き合うとは考えていない可能性も高いのです。
5. 「好き」という決定的な言葉がある
会うたびに「好きだよ」なんて言い合っているようなラブラブな間柄ならば、ほぼほぼ完全に付き合っているといえますよね。おめでとうございます。
相手からの「かわいいね」「○○ちゃんのそういうところ、良いなと思う」のような誉め言葉も嬉しいものですが、「好き」という言葉だけはかたくなに口にしないという男性には、ちょっと注意が必要かもしれません。
「別に、好きだとは言っていない」という、逃げ道を残している可能性があり、いざというときに、付き合ってはいないじゃないかと言われるかもしれません。好きだという言葉さえも言われていない状態では、付き合うとはいえないものなのです。
6. キスをするなどのスキンシップがある
ここは日本ですから、友達同士でキスをするような習慣はありませんよね。キスは恋人同士がするものであり、会うたびにキスをしているのなら、まず付き合っているはずです。
スキンシップも同様で、歩くときには必ず手をつないだり、腕を組んだりするのならば、付き合うとはなりやすいでしょう。単なる友達とそんなにベタベタとスキンシップをしていたら、非常におかしな話です。
ただし遊び人の男性の場合は、なんとも思っていないような女性の手を握ったりキスをしたりすることも平気なもの。すぐに「付き合っている! 」と舞い上がったりせずに、相手の性質や態度で本当に付き合っているのかどうか、しっかりと見極めるようにしてください。
7. 高価なプレゼントをしてくれる
付き合うとは、お金ではかるものではありません。貧乏な彼氏から、たとえ安いプレゼントしかされないとしても、ちゃんと付き合っているカップルは付き合っています。
しかし、結構な額の給料をもらっている社会人の男性から、誕生日などの大切な日に安価なプレゼントしかもらえないというのなら、もしかしたら付き合ってはいないかもしれません。
反対に、そこまで裕福ではない男性なのに、ふたりの記念日などにあなたが欲しがっていた高価なものをプレゼントしてくれたら、付き合うとはいえるでしょう。本当に好きで、付き合っていると思っている女性には、多少の無理をしても喜んでもらいたいというのが、多くの男性の本音です。
相手の収入に見合わないくらいの、安っぽいプレゼントしかない場合は、付き合ってはいない女性だと扱われている可能性が残ります。
8. 将来の話が出る
「結婚しよう」と言われたら、もう完全に付き合うとはいえます。
しかし「将来はこんなうちに住みたいね」「いくらまで貯金ができたら一緒に住もうね」「ふたりで犬を飼ったら楽しいだろうな」など、少々回りくどくても将来の話を出してくれる男性ならば、あなたのことを付き合っている女性だと認識していることが多くなります。
単なる女友達や、遊ぶだけの間柄の女性にそんなことを口走る男性はかなりの遊び人ということになります。
普通の考え方の男性が相手ならば、将来の話をされた場合には「結婚も視野に入れて、付き合っているといえるだろうな」ととらえても構わないでしょう。