「彼氏の気持ちがわからない」「これから私、どうしたらいいの?」恋愛していると、そんなふうにいろいろな悩みが出てきます。誰かに相談したいと思うこともあるでしょう。
ではそんなとき、誰に相談するのが良いのでしょうか? 当記事では、恋愛相談の見極め方、相談相手ごとの注意点などについて紹介します。
1. 恋愛相談するなら誰がいい?
恋には悩みがつきものですよね。自分ひとりでは抱えきれない悩みが生じたとき、あなたなら誰に相談するでしょうか?
真っ先に思い浮かぶのは、やっぱり女友達? 交友関係の広い女の子なら、男友達かもしれませんね。もしくは、SNSや恋愛掲示板に匿名で書き込みをする、なんて方法もあるでしょう。
そのどの方法がもっとも恋愛相談に適しているか、それは一概には言えません。悩みの種類とあなたが欲している答えによって、どの方法だって正解になり得るし、逆に不正解にもなり得ます。
自分が抱えている悩みと、欲しい答えによって誰に恋愛相談するのがベストなのか。これについて考えていきましょう。
2. 男友達に恋愛相談するのにおすすめのシーン
まず、男友達に恋愛相談するのが適していると思われる場合について見ていきます。
彼は何を考えてるの? 男心を知りたい
好きな人や彼氏が、何を考えているのかわからない。こうした悩みを抱えたことはありませんか? そもそも他人の考えが透けて見えるわけではないし、それに加えて男女の壁というものは確かに存在します。
彼の取った行動の意味がわからない、どうしてあんなことを言ったの? と悶々として夜も眠れない。そんなふうに感じることがあるでしょう。
そういうときは、同じ男性目線に立ったアドバイスが生きてきます。自分ひとり、あるいは女友達と話していたのでは思いもよらなかった意見を聞けるかもしれませんよ。
具体的なアドバイスがほしい
男女の会話には明確な違いがある、という話を聞いたことがあるのではないでしょうか。女の子が取り留めもない会話に楽しみや喜びを見出すのに対し、男性は会話中に「結論」を出したがる傾向があります。
会話の内容が「恋愛相談」であれば、相談された男性はその内容に対して何かしらの結論を出そうとしてくれるでしょう。
その答えが正しいかそうでないかは別として、ひとつの明確な結論がほしい場合は、女の子よりも男性に相談することをおすすめします。
3. 男友達に恋愛相談する場合の注意点
今度は逆に、男友達に恋愛相談するにあたっての注意点を紹介します。
共感を得るのは難しい
男性に恋愛相談するメリットとして「具体的なアドバイスが得られる」を挙げましたが、裏を返せばこれがデメリットになる場合もあります。それは、「ただただ愚痴を聞いてほしい」ときです。
よく男女の会話でケンカになるのがコレだと言われます。女の子はただ話を聞いてほしいだけなのに、男性はよかれと思って具体的な対策を挙げ連ね、その会話にひとつの結論を導き出そうとするからです。
ただ話を聞いてほしいだけなら、相談する前にその旨を伝えておきましょう。しかし男性によっては、ダラダラと愚痴を聞かされる時間を苦痛と感じる場合があるため注意が必要です。
浮気に発展する可能性も!?
男女間で恋愛相談すると、一気にふたりの距離が縮まります。
なかなか人に言えない悩みを親身になって聞いてくれる男友達に対して、女の子は知らず知らずのうちに心を開き「恋愛相談」というある種の秘密ごとをふたりきりで抱えることで、連帯感も生まれます。
親密になった結果、その場の流れに身を任せて浮気に発展する可能性も! そんなことになっては泥沼です。男友達に恋愛相談する場合は、そのあたりのリスクもしっかりと踏まえておきましょう。
4. 女友達に恋愛相談するのにおすすめのシーン
次に、恋愛相談といえば! な相手である女友達について見ていきましょう。
私はどうしたらいい? 行動指針を知りたい
ここはやはり同性同士ですから「今自分が置かれている状況において、自分がどんな行動をすべきなのか?」悩んだときに相談する相手としては最適と言えるでしょう。
もっと言えば、恋愛経験が豊富な友達ならより良いですね。きっと数多の経験の中から、彼女なりのベストアンサーを授けてくれるはずです。
愚痴を言いたい、共感してほしい
言いたいことは山程あるけど、グサッと刺さる答えなんか別にいらない。ただただ「わかるよー」と言ってほしいだけ!
そんなときは迷わず、あなたを優しく受け止めてくれる女友達に甘えましょう。
注意したいのは、人の愚痴を延々と聞かされ続けるのは決して良い気持ちはしないということです。愚痴を聞いてもらった後は、お礼にランチやスイーツをご馳走するなど、感謝の気持ちを伝えるのも忘れずに。
5. 女友達に恋愛相談する場合の注意点
恋愛相談する相手としては基本中の基本である女友達ですが、注意点もあります。
解決策が出ないことも……
男性と比較すると、会話の中で結論を出すのがどうしても苦手になりがちな女の子。女子会のように大人数になればなるほど、うまい解決策が出ない傾向が高くなります。
最初のうちはみんなで真剣に悩み相談していたはずが、ちょっとした一言で脱線し、いつしかまったく違う話題で盛り上がってた…… なんて経験はありませんか?
パーッと騒いで忘れちゃう! なんて軽い悩みなら結果オーライですが、しっかり向き合いたい重めの相談の場合は注意が必要です。
内緒の話が広まってしまうかも?
人の口に戸は立てられない、ということわざがあるように、内緒話は人から人へと伝わってしまうもの。とくにおしゃべり好きの女の子の場合は、その傾向が顕著です。
本人は悪気のないつもりでも、ちょっとしたはずみであなたから受けた相談内容を人に喋っちゃった! なんてことになりかねません。
気の置けない女友達相手だからと、何でもかんでも喋りすぎにはご注意を。
6. 第三者に恋愛相談するのにおすすめのシーン
SNSや恋愛掲示板などを使って、まったくの第三者に恋愛相談する場合もあるでしょう。それについて考えてみました。
身近な人には言いにくい話を聞いてほしい
プライベートすぎる内容だったり、彼氏との共通の友人が多かったりする場合、身近な人にはなかなか相談しにくいことがあります。そうした場合、SNSや掲示板は素性を隠して相談できるので便利です。
率直な意見がほしい
友達や知人に相談する場合、あなたに気を遣ってしまう可能性があります。誰だって、面を向かって厳しいことは言いにくいものですから。
その点、顔も名前も知らない第三者であれば、そんな気まずさを感じる必要はありません。結果的に、より事実に即した率直な意見を聞ける可能性が高まるでしょう。
7. 第三者に恋愛相談する場合の注意点
メリットがある反面、第三者に相談するデメリットも存在します。
身バレに注意する
匿名だからと何でもかんでも書いてしまうと、思わぬところで個人情報が漏洩してしまうかもしれません。
自分のことはもちろん、相手についても身バレの危険性があることをしっかりと自覚し、個人が特定されるような書き込みは控えましょう。
好き勝手に書かれる可能性を考慮する
あなたが匿名で書き込むのと同様に、答えてくれる相手も匿名です。親身になってアドバイスしてくれる人がいる一方で、おもしろがって適当なことを言ってきたり、わざとあなたを傷つけようとしたりする人もいます。
相談に対する答えをすべて受け入れる必要はありません。自分にとって必要だと思えるアドバイスだけはしっかり受け取って、それ以外はスルーすることも大切です。
8. 悩みの内容に適した相手に相談しよう
恋愛相談する相手の見極め方、注意点についてお伝えしました。
ひとりではどうしても解決できない悩みを抱えた場合、誰かに相談することで突破口を見つけられることがあります。でも相談する相手を間違ってしまうと、より深みにハマってしまう可能性があることを覚えておきましょう。
また忘れないでもらいたいのは、「正解を知っているのは本人だけ」ということ。彼の気持ちがわからないとどんなに男友達に相談しても、男友達ができるのはあくまで予測だけです。
本当に行き詰まったときは、彼本人に尋ねる勇気も必要かもしれませんよ。