男性は女性のネガティブな発言を嫌います。ネガティブな発言をされると、「自分に興味がないのかな」と勘違いしてしまうのです。
男性に良い印象を持たれたいのであれば、ポジティブな発言を心がけてください。
ただ、「ポジティブな発言を心がける」といってもいきなりは難しいですよね。
そこで、この記事では男性から嫌われるネガティブな発言をまとめ、それらをポジティブに表現するコツを紹介します!
1. ネガティブ発言①なんでもいい、どこでもいい
男性は、女性の「なんでもいい」「どこでもいい」という発言に対してマイナスなイメージを持つことが多いです。
なぜかというと、「なんでもいい」「どこでもいい」という発言は、「あなたには興味がない」と聞こえてしまうからです。
たとえば、男性は女性をデートに誘うとき、「何か食べたいものある?」と尋ねます。
男性が期待しているのは、「イタリアン!」「お寿司!」といった具体的な答え。
女性が食べたいものをご馳走することによって、「好感度を上げたい」という狙いがあるんですね。
女性からすると、「なんでもいい」「どこでもいい」という言葉の真意は、「食べたいものが特にない=男性にお任せしたい」ということでしょう。
しかし、多くの男性はそのように考えません。
「俺に興味がないんだな。じゃあ、なんでLINE(ライン)の返事をしてくるんだ」と、逆に悪印象を抱く場合もあるので注意してください。
2. ネガティブ発言②私なんて可愛くないよ
「私なんて可愛くないよ」といった発言も男性の印象を悪くしてしまいます。
特に、何度もデートに誘われていたり、思いを寄せられているとわかったりした状況で「私なんて可愛くないよ」と発言するのは良くありません。
女性心理的には「私なんて可愛くないよ」=「芸能人とか見てみてよ。ああいう子を『可愛い』って言うんだよ」と考え、自分を謙遜する言葉として使うことが多いでしょう。
しかし、男性心理からすると、「私なんて可愛くないよ」=「もっと可愛い子にアプローチしたら?」と言われているように聞こえるんですね。
また、「可愛い!」と褒めたときに「私なんて可愛くないよ」と返されると、自分の価値観や好意を否定された気持ちになります。
「褒めても嫌がられるだけだ。何も言わないでおこう」と考えてしまうんですね。
3. ネガティブ発言③疲れた、眠い
「疲れた」「眠い」も男性が嫌うNGワードです。
男性からすると、「早く帰りたいのかな」と思ってしまうんですね。
多くの場合、女性は男性より体力面で劣ります。
そのため、男性のデートに付き合うと、歩き疲れたり体力を消耗したりして「疲れた」「眠い」とついつぶやいてしまうこともあるでしょう。
もっと一緒にいたい、デート自体は楽しいと感じていても、「疲れた」「眠い」という言葉は男性にとって「帰りたい」と言われているのと同じです。
4. ネガティブ発言④バカだからよく分からないの
「バカだからよく分からないの」という発言も男性ウケが悪いです。
男性からすると「分からないなら原因を突き止めて改善しようよ!」と思ってしまうんですね。
女性は男性に比べて共感力に優れています。
実際に、発達心理学者であるケンブリッジ大学のバロン=コーエン博士による実験では、男性より女性のほうが「人間の感情を読み取りやすい」と分かっているのです。
一方で、男性は女性より共感力に劣ります。
そのため、女性は「よく分からない」という言葉に「そうだよね」と共感を求めますが、共感力に劣る男性は言葉の意図に気が付かないのです。
5. ネガティブ発言⑤絶対無理だよ
何かをはじめる前に「無理だ」と決めつけるのも嫌われやすいです。
男性はリスクよりも挑戦することを好むからです。
南カリフォルニア大学のライトホール博士がおこなった研究によると、男性はリスクがある行動をし、女性はリスクを避ける行動をすることが分かっています。
男女に「風船を大きくするゲーム」をプレイしてもらったところ、男性はギリギリまで大きくしようとしますが、女性はある程度のところで止める方が多かったんですね。
このことから、男性は女性よりもリスクより挑戦を優先する傾向がある、とわかります。
そのため、女性の「無理だ」という発言に対して、自分を否定されたような気持ちになったり、「向上心のないやつだな」と思ったりしてしまうのです。
6. ネガティブ発言⑥他の女の子にも同じこと言ってるんでしょ
男性から「可愛いね」「綺麗だね」と褒められたときに、「他の女の子にも同じこと言ってるんでしょ」と返すのはおすすめできません。
男性心理的に、自分の気持ちを踏みにじられたような感覚に陥ってしまいます。
気になっている女性に対して、「可愛いね」「綺麗だね」と言いたくなる男性は多いです。
女性を褒めることによって「喜んでもらいたい」「自分に対する好感度を上げたい」と考えているわけです。
女性の「他の女の子にも同じこと言ってるんでしょ」という発言は、自分の気持ちを「嘘だ」と断定されたようなもの。
相手を喜ばせるつもりなのに、「不誠実な男だと思われているのか」とがっかりしてしまうのです。
7. ネガティブな言葉をポジティブな言葉に言い換えるには
男性の前では、ネガティブ発言は控えることをおすすめします。
そうは言っても、「自分の気持ちをごまかすのは苦手」「ポジティブなことばっかり言えない」という女性は多いでしょう。
そこで、ネガティブな発言をポジティブな発言に変える魔法の表現方法を紹介します。
- 男性目線に立って考える
- 決して自分を自己卑下しない
- 気持ちをストレートに吐き出す前に、言い換えられないか考えてみる
男性からモテたいのであれば、常にこれらの点を意識してください。
上記のネガティブ発言を、魔法の表現方法で言い換えてみます。
- 「なんでもいい、どこでもいい」→「○○君がおすすめしてくれたところに行きたいな」
- 「私なんて可愛くないよ」→「可愛いなんてはじめて言われたよ」
- 「疲れた、眠い」→「こんなに体動かしたのはじめて」
- 「バカだからよく分からないの」→「○○君はこれ分かるの?」
- 「絶対無理だよ」→「○○君がやろうとしてること教えてほしいな」
- 「他の女の子にも同じこと言ってるんでしょ」→「○○君って女の子にモテそうだよね」
このように、少し言い方を工夫するだけで男性の受け取り方は大きく変わります。
自分の気持ちに嘘をついているわけではありませんし、後ろめたさやストレスも感じないはずです。
もちろんここで紹介したのは一般的な例。自分なりに工夫して、ポジティブな表現を考えてくださいね。
8. ネガティブ女性を脱却してポジティブ女子になるには
ネガティブな言葉をポジティブな表現に変えると、どんどん自分の気持ちも明るくなります。
自分の気持ちが明るくなったら、男性をポジティブな言葉で褒めてあげてください。
男性を褒めるポイントとして大事なのがこちらです。
- 容姿に自信がない相手には、あえて「かっこいいね」
- 逆に、容姿に自信がある相手には「優しいよね」
- 年上の男性にはあえて「可愛いところありますね」
- 年下の男性には逆に「頼りがいあるよね」
このように、「男性の自信があるポイント」をあえて外すのが大事です。
なぜかというと、「自信があるポイント」は褒められ慣れているので、その部分を褒めても男性の印象に残らないんですね。
男性は狩猟本能があるため、追いかけられるより追う方を好みます。
あえてポイントを外すことによって、「この人、他の女性と違う。なんでなんだろう」と思わせられるのです。
「他の女性と違う」と思わせられたら、「もっと知りたい」と男性から興味を持たれやすくなります。
9. まとめ
ついついネガティブ発言をしてしまう女性は、表現方法を変えてみましょう。
「表現を変えること」を意識するだけで、同じような意味でも男性の受け取り方は大きく変わります。
ポジティブな言い回しが増えると、気持ちも明るくなりはじめます。
明るくなったら、積極的に男性を褒めてください。
褒める際は、あえてポイントをズラすことで他の女性と差別化を図れます。
ポジティブ女子に生まれ変わって、褒め上手を目指してくださいね!