自分の背中は、なかなか自分ではチェックする機会がないものです。
皆さんは自分の背中に自信はありますか?背中が丸かったり、たるんだりしていると、実年齢より老けて見えてしまうことも……。
そうならない為にも、ヨガで背中痩せして背中美人になりましょう!
1. 背中がたるむ原因は?
背中は自分では見えにくい場所ですが、逆に人からはよく見える場所です。
自分でも気がつかないうちに、背中のお肉にブラジャーが食い込んだりしているかも知れません。
日常生活の中にある、背中がたるむ原因を探ってみましょう。
姿勢の悪さ
長時間のデスクワークやスマホの操作は、背中を自然と丸く猫背にしてしまうもの。
日常的にずっと悪い姿勢でいることで背中は血行不良になってしまい、代謝が悪化してお肉が付きやすくなってしまいます。
まっすぐな良い姿勢を取り戻すことは、背中のたるみ改善には欠かせません。
運動不足
習い事などで日常的に身体を動かしていない限りは、背中の筋肉を使う機会は少ないものです。筋肉は身体を温め脂肪を燃焼する大切な役割をしています。
背中の筋肉は使われないことで衰えてしまい、筋肉量が減り脂肪が多い背中になってしまうのです。
背中の筋肉を鍛えることで、脂肪も燃焼しやすく痩せやすい背中になるでしょう。
2. 背中痩せに効果的なヨガポーズ2選
普段はおろそかにされている背中の筋肉を、伸ばしたり使ったりしてあげることで背中がほぐされます。
ほぐされて血行が促進された背中は代謝がアップし、痩せやすくなるのです。
ヨガには背中の筋肉を使うポーズがたくさんあります。今回はその中から2つ、背中の引き締めに効果的なものをご紹介します!
バッタのポーズ
デスクワークなどで背中が丸まり、内側に入りがちになっている肩を、ぐいっと外に開いてくれるポーズ。
全身を反らせて背中の筋肉を引き締め、姿勢の改善に繋がります。
身体の前面をストレッチし背中全体の筋肉を収縮することで、背中はもちろんお尻や腕、脚の筋肉を鍛える効果も期待できます。
【バッタのポーズ】やり方
1.うつ伏せになり、腕を背中に置いて指を組みます。足は親指と親指を近づけ、かかとは上に向いているようにします。
ゆっくり息を吐きながら骨盤を床に押し付けます。
2.息を吸う時に指を組んだ手をぐっと後ろに引っ張り、同時に頭と足を浮かせて全身を反らせます。そのままの状態で数回呼吸し、ゆっくりとうつ伏せに戻ります。
3.2〜3セット行いましょう。
ポイント
足はひざを伸ばしたまま、遠くに引っ張るイメージで浮かせます。腕を後ろに引っ張ることで、肩甲骨がギュっと引き締まるのを意識しましょう。
ポーズの間は腕が緩まないように、ひじを伸ばして後ろに引っ張り続けましょう。
牛の顔のポーズ
肩まわりや股関節の柔軟性が必要になるポーズ。自分の身体とよく相談しながら、無理のない範囲で行いましょう。
腕まわりや肩甲骨のストレッチ効果があり、背中の血行促進に繋がります。
股関節の歪みの矯正効果もあり、姿勢の改善が期待できます。
【牛の顔のポーズ】やり方
1.体育座りになり、右足を床に置いてひざをお腹の前に持ってきます。
2.左足を右足の上に重ねます。この時なるべく左ひざが右ひざに重なるようにします。
3.右手を上から左手を下から背中の中央に向けて伸ばし、背中の後ろで手を繋ぐようにします。
4.ゆっくり息を吸いながら背筋を上に伸ばし、吐きながら前方に上体を傾けます。そのままゆっくり数回呼吸します。
5.終わったら手足を解放し、反対側も同じようやります。
ポイント
上体を前傾する時に背筋が丸くならないように、遠くに伸ばす意識を持ちながら行います。
手が届かない場合はタオルを使うことでやりやすくなります。
3. ヨガで背中美人になろう!
姿勢が綺麗になると、何割り増しか美人に見られるものです。元が綺麗な人も、背中ひとつで残念な印象にも……。
ヨガで背中美人を目指しましょう!