「自分磨きをしたい」「内面的にも成長したい!」そんな人におすすめなのが異文化交流です。
異文化交流で様々な世界の人と繋がりを持つことによって、あなたの今までの価値観も大きく変化し、これまでにない視点での気づき、学びがあるはずです。
この記事では、異文化交流のメリットや、期待できる変化についてまとめてみました。
あなたも異文化交流へチャレンジしてみませんか?
1. そもそも異文化交流とは?
異文化交流とはその名前の通り、他国の人と交流したり、他国の文化を学んだりすることを意味しています。
異文化コミュニケーションとも呼ばれており、海外留学やワーキングホリデー、海外旅行なども異文化交流にあたります。
「異文化交流って、学生さんしかできないのでは?」と思われがちですが、実はそういうわけでもありません。
明確な定義はないので、留学以外にも、外国人が集まる場所で交流を深めることも異文化交流のひとつです。
ではさっそく、そんな異文化交流で得られるメリットや変化についてご紹介しましょう。
2. 言語力が養われる
異文化交流を通して、他国の言語を学ぶことができます。英語や中国語、韓国語が話せるようになれば、各国の人々と繋がれるチャンスも増えますし、仕事でも有利になりますよね。
実は英会話教室などに通うより、旅行や留学で外国語に触れるほうが効率よく語学を学べるといわれています。
「絶対話さなければならない状況」に置かれることこそ、外国語を学ぶためのポイントなのかもしれません。
世界的にみても、日本人は話せる言語が少ないと言われています。たとえば中国や韓国の人も、母国語の他に英語が話せることが多いですよね。
これからは多種多様な世界となっていき、様々な価値観、文化が浸透するといわれています。異文化交流を通して他国の言語を学んでみませんか?
「今までまったく英語が話せなかったんです。けれど卒業旅行でアメリカへ行ったとき、英語を話さなければ買い物もできない状況になりました(笑)なんとかしなくちゃならない状況に置かれると、意外と学べるものです。1週間ほどのアメリカ旅行で、旅の際に使う英会話を学ぶことができましたよ。自分でもびっくりしました」(27歳/美容師)
3. 様々な価値観を知ることができる
価値観は、生まれ育った環境や文化で形成されるといっても過言ではありません。
日本にも独特の文化があります。なかには、他国からみると理解できないものもあるでしょう。
それは日本から海外をみるときも同じです。国境を越えれば、恋愛観も常識もまったく異なります。
よく、自分を変えたいときや、悩んでいるときに海外へ行く人がいますが、みんな帰国後に口を揃えて言うのが「今まで悩んでいたことがどうでもよくなった」ということ。
これは、悩みが解決したというわけではなく、多種多様な価値観に触れたことで、自分のなかに変化があり、悩みが気にならなくなっただけなのです。
「ネパールへ旅行したときのことです。小さいのに家族の仕事を手伝っている子供や、学校に行きたいけれど行けないという子供。自分の常識では考えられない環境にいる人がたくさんいることを知りました。それまで悩みがちな性格だったんですが、自分も頑張らなくちゃという気持ちになりましたね」(33歳/営業職)
4. 固定観念が覆される
異文化交流によって様々な価値観に触れることで、あなたの常識(固定観念)が覆されます。
日本人は小さなこだわりが多くプライドが高いと言われています。繊細な一面もあるので、凹んでしまいやすいという人も多いでしょう。
しかし、世界各国の人の『常識』との差に触れることで「こうすべき、こうあるべき」という悪しき概念が覆され、心にゆとりが生まれます。
「外国に行ったことはないけれど、職場に外国人のプログラマーさんが入社しました。彼の働き方や作業の進め方を見ていると、今までの業務に多くの無駄があったんだな、ということに気がつきました。私たちからすると、その無駄な業務も当たり前だったので違和感を抱いていませんでしたが、彼のやり方を知れたからこそ、不要な常識を捨てることができたのです」(29歳/IT関連)
5. 異文化交流は成長のチャンス!
異文化交流は何歳になってもできます。
ある程度歳を重ね自分的に成長を感じられなくなったときや、なんだか気持ちが落ち込みがちのときに海外の価値観に触れると、あなたに大きな変化をもたらすでしょう。
もちろん多言語の学習にも役立ちますが、メリットはそれだけではありません。
あなたも自分の常識や価値観を変えるために、異文化交流をはじめてみませんか?