あなたは、他人と自分を比較して「羨ましいなあ~」と感じたことはありませんか? 大部分の人はあるのではないでしょうか。
でも、そんな気持ちをいつも持っていると、苦しいですよね。
今回は、「人は人、自分は自分」と割り切って楽に生きるにはどうしたらいいのかを考えていきたいと思います。
1. 素の自分を認め、受け入れてみる
あなたは自分のことが好きですか? 答えが「いいえ」なら、まずは自分のすべてを認め、受け入れることから始めてみませんか?
自分の良いところはもちろんのこと、できていないことや欠点も含めて、すべてを受け入れましょう。
他人と比較せずに自分の価値観で生きるために大事なことは、まず初めに「自分を知る」ことです。
どうしても自分でわからなかったら、ごく親しい人に「私ってどういうタイプ?」と聞いてみてもいいですね。
意外な答えが返ってきて、目が覚める思いがするかもしれません。
2. 自分の長所を磨いてみる
素の自分がわかったら、あなたの長所は何か考えてみてください。とりたてて何もないなんて言わないでくださいね。
たとえば、食べ物の好き嫌いがないとか、お酒が強いとか、細かい作業をするのが苦にならないとか、どんな小さなことでもいいのです。
紙に書いて数えてみてください。短所だと思っていたことも、長所だったりします。
せっかちなのは、テキパキスピーディだということにもなりますし、無口なのはよけいなことを言って人を傷つけることが少ないという風に考えることもできます。
そんな風に考えてみると、あなたの長所は意外と多くありませんか? それをぜひ磨いてみましょう。
食べ物の好き嫌いがないなら、食について学び極めてみるのもいいでしょう。
料理教室に通ってみたり、自分が作った料理をSNSにアップして反響を確かめてみるのはいいかもしれません。
テキパキしているのが長所なら、時短術を極めてみてもいいですね。
そんな風に過ごしてみると、人と自分を比べて落ち込んでいるヒマなどなくなりますよ。
自分に与えられたもの磨いて強みとし、生きていくということ。ないものねだりより、あるものを磨く方が、自分らしく生きる近道です。
3. ナンバーワンよりオンリーワンを目指す
人と自分を比べて苦しむことの原因は、人よりも上でありたいという願望と現実のギャップにあります。
つまり他人と同じ土俵で勝負しようとするから、比較し、苦しむことになるのです。であれば、自分の強みを活かして、他人とは違う土俵で勝負してみてはいかがでしょうか。
つまり、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指すということなのです。
先に述べた長所を磨くことにも通じることなのですが、他の人がやっていない分野を見つけて、そこで一番になれるように頑張ってみましょう。
きっと、他人の目が気にならなくなり、自分らしく輝ける人生になると思いますよ。
4. 人に嫌われるのを恐れない
また、あなたは必要以上に他人の目を気にしてはいませんか。こんなことを言ったら嫌われるだろうか。
そんな風に思い、自分の言動を制限していたら、窮屈になってしまいます。大事なのは、あなたの受け取り方なのです。
人に嫌われることを必要以上に恐れないようにしましょう。あなたに嫌いな人がいるように、あなたを嫌いな人がいても仕方がないのです。
そうした人とは、無理に関わる必要はありません。どうしても関わらなくてはいけないなら、表面的に無難にやり過ごしておけばいいのです。
人に嫌われるのを恐れなくなったら、あなたは自由を手に入れられます。伸び伸びと自分らしく生きられるようになるのです。
5. 悪いことを思っても口には出さない
人と自分を比べて落ち込んでしまったり、妬んでしまったりといったことは誰にでもあります。
あの子には彼氏がいるのにどうして自分にはいないのだろう。何でも他の人は結婚できたのに私はひとりぼっちなのだろう。
そんな風にさみしい気持ちになることは、あるでしょう。特に、恋活、婚活中の心の不安定なときにはそんな心がむくむくとわいてきがちです。
「人は人、自分は自分、関係ない」と何度も心で唱えましょう。自分さえしっかりしていれば、他人など気にならなくなるくらい強くなれます。
嫉妬や妬みは生きている以上はどうしても消し去れません。ただ、それを口に出すか出さないかでは違います。
他人を羨ましくても、嫌いでも、恨めしくても、絶対に悪口や妬み嫉みは言わない、口に出さないようにしましょう。
口から言葉を発すれば、マイナスのオーラがあなたを包んで、もっと嫌なことが起こります。
思うのは仕方がないにしても、口に出さないことを心がければ、あなたは自然に明るいオーラに包まれた魅力的な人になっていきますよ。
6. おわりに
恋活や婚活も、人は人、自分は自分です。いい相手をすぐに見つけられる人もいれば、時間がかかる場合もあります。
なかなかいい相手と巡り合えないからといって、あなたに魅力がないわけではありません。
そう思い、前向きに街コンや婚活パーティーに参加してみませんか。