みなさん、初めまして。
株式会社リンクバルで、街コンなどのイベント開催をしてる「akko」です。みんなから「akkoさん」と呼ばれています。
楽しいことが大好きで、毎年高知の『よさこい祭り』でよさこい鳴子踊りに参加しています♪
▼ よさこいで弾ける私
今回、私が2015年9月26日に開催したアニメイベント(=趣味活イベント)で出会った方から、ご婚約されたとご連絡をいただきました。
直接お祝いの言葉を伝えたくて会いに行ってきちゃいました!
はじまりは1通の素敵なメールからでした。
1年前の9月、街コンジャパンの主催するイベントに参加した者です。
このイベントで出逢い、お付き合いをさせていただいていた方と、この度、結婚することになりました。
彼とも話をしていて、どうしてもこちらのイベントを企画して下さった方にお礼を申し上げたかったです。彼と出会う場を提供してくださり、本当に感謝しています。
有難う御座いました。
このメールを読んだ私は、鳥肌が立ちました。
「え!?私が開催したイベントで出会って結婚が決まった!?!?」
日々街コンを開催していて、こんなに嬉しいことはありません。
会いたい!会って直接お祝いをお伝えしたい!
早速連絡をとりました。
この幸せカップルと直接お話しするという、イベント開催者としてめちゃくちゃ幸せな機会をいただいたのです。
早速、インタビューの様子をお伝えします。
感動の再開
■ プロフィール
名前:知世さん(仮名)
性別:女性
年齢:26歳
好きなもの:学生時代にアニメが好きでした!
名前:貴史さん(仮名)
性別:男性
年齢:24歳
好きなもの:隣にいる知世です(照)
――この度は、ご結婚おめでとうございます!
知世&貴史:ありがとうございます。
――本当にご結婚されるんですね?すみません、自分の開催で出会ってご結婚される方がいらっしゃるなんて信じられなくて・・・(泣)
知世:ありがとうございます♪
貴史:だ、だいじょうぶですか?なんか逆におめでとうございます笑!
二人の出会いはアニメ好きが集まる趣味活イベント
――失礼しました。嬉しすぎて泣いてしまいました。お二人は2015年9月末に行われた「9/26(土)【アニメ好き男子×アニメ・ゲーム・BL好き女子限定】共通の趣味の話で盛り上がる♪アニメParty!@TOKYO」のイベントで出会ったんですよね。
知世:はい。
――その時のことって覚えているんですか?
貴史:めっちゃ覚えていますよ!
知世:わたしも覚えています。
――やっぱり覚えているものなんですね♪まずは、なんであの日趣味活イベント(=同じ趣味同士が集まるイベント)に参加しようと思ったんですか?
知世:私、静岡在住なんですけど。たまたま都内の友だちの家に遊びに来ていて、無計画だったんです。私も友だちも恋をしていなかったから、「じゃー参加しよっか」って感じで。私は何回か街コンに参加しているんです。今回は学生時代にハマッてたアニメの話が出来る友だちができたらいいなって思って、アニメ好きが集まる趣味活イベントに決めました。でも、一緒に行く子が急に「やっぱり無理・・・」って直前でドタキャンしちゃって、仕方なく1人で会場に行きました。
――今も静岡なんですよね?じゃあ、恋人を見つけるっていう意気込みよりは、アニメ好きな人と友だちになれたらいいなっていう感じだったんですね。お友達のドタキャンは残念でしたね。貴史さんはいかがですか?
貴史:僕、じつは当時好きな人がいたんですよ。でも街コンに参加してみたいって言ってる友だちにしつこく誘われて。まぁ、友だちができたらいいかなって感じで軽い気持ちで参加しました。その友だちが会場内は別行動しようって提案してきたので会場内では1人でした。
――え!当時好きな人がいたんですか??そういう人も参加することがあるんですね。でも、その女性ではなく、知世さんを選んだってことですね。知世さんが運命の人だったという。
貴史:まぁ、そうですね。
――気になる知世さんを選んだ理由は後ほどお聞きしたいと思います!
お互いの第一印象は?
――イベント当時、あの会場には100人くらいの人がいたんですけど、お二人はイベント中でいうと、いつ頃お話されたんですか?
知世:会場内で最初テーブルに着いたとき、男性グループ、女性グループで固まってて。彼がそれはやめようって男女グループになるように仕切りだしたんです(笑)。それで一緒のテーブルになりました。最初は彼の事、慣れてる人なんだなーって思ってました。その時彼とも話しましたが、私は別の男性と女性と3人で話仲良くなりました。その後何回か男性がテーブルを回って、フリータイムになりました。フリータイムで彼を探したんですが、全っ然いなくて。ドリンクを取りにいったら奥のほうで座っている彼と目が合いました。
貴史:初めての参加で立食パーティーだったから疲れちゃって。近くにいた女性と世間話してたんですが、それも飽きていて。そんな時に知世がひょこっと顔をだして、目が合ったんです。自然に手招きしていました。よく食べる子だなーって(笑)。
知世:お腹すいてたの!(照)
――あはは。そこではじめてゆっくり話ができたんですね。
知世:そうですね。話していてすごく楽しかったです。そこでLINEのIDを交換しました。イベントが終わってしばらくは連絡なくて。その時は男性としてあまり意識していなかったので特になんとも思ってなかったかな。
初めてのデートはお台場!でもデートじゃない!?
知世:でも突然連絡が来て、「友だちとして」二人で遊ぼうってことになりました。彼が「これはデートじゃないから」ってしきりに言ってたので、お互いに友だちとして会っているという認識でした。
――「友だちとして」2人で会ってみて、いかがでしたか?
知世:一緒に居て楽しいし、気を遣わなくていいというかとても安らげる感じでした。それから私は「彼とこのまま友だちのままの関係がいいのか。それとも彼が他の人と付き合ったり、結婚したらどう感じるか」を考えてみて、彼が他の人と結婚するのは嫌だなって思ったんです。
――貴史さんはいかがでしたか?
貴史:僕もすごく楽しかったし、また会いたいなって。僕の気持ちをすごく考えてくれる子だったから。でも当時は好きな人がいるので罪悪感でいっぱいでした。早く言わなきゃって一日中考えていました。
衝撃的なカミングアウトで知世さんの反応は?
――好きな人がいるっていつ頃カミングアウトされたんですか?
知世:二人で会った次の日、私は街コンに参加していて、終わった後に酔って彼に連絡したんです。もう帰るって言ったら東京駅まで見送りに来てくれて。そこで聞きました。彼は私に頭を下げて、申し訳なかったと謝ってくれました。それからは、もう・・・悩みますよね。他に好きな人がいる人を好きになりかけていて、どうしたらいいんだろうって。今は笑って話せるけど、あの時は本当にどん底でドロ沼でした。
――それは知世さんも貴史さんも相当辛かったですね。でも結果的に知世さんを選んだんですね、それはいつ頃ですか?
貴史:東京駅で会ったときに知世へカミングアウトして、結論をだすから1ヶ月待ってくれって頼みました。自分でもどちらと一緒に居たいか明確になったというか。知世と付き合うには準備が必要だって思いました。
知世:でも3日後に「どちらか決めた」って連絡があって。「え!?早っ!」って思いました(笑)
――それくらい貴史さんの心は決まっていたってことですよねぇ?ドラマチックですね。
貴史:すごくスッキリしました。もやもやが解けて。
江ノ島の海岸で告白
――でもすぐに付き合わなかったんですか?
知世:そうですね。付き合う前に同じ趣味活イベントで私が出会った男女と4人で遊びに行ったりしました。
貴史:その次のデートで告白しました。場所は江ノ島でした。真剣に知世のことを考えて。この子とずっと一緒にいたいなって結婚を視野に入れて告白しました。
――その時知世さんはいかがでした?
知世:めちゃくちゃ嬉しかったです!好きな人とのことも頭を下げて謝ってくれて、私にはもう何一つ嘘はつかないと約束して、私が少しでも疑問に思ったことは、私の納得がいくまで説明し、謝罪すると言ってくれました。 その後、私への想いをきちんと述べて「付き合ってください」と頭を下げてくれました。生まれて初めてこんなにきちんと告白されました。
――具体的な告白の言葉は・・・?
貴史:いや、それは二人の秘密ということで・・・(赤面)
――あ、失礼しました。さすがにそれは恥ずかしいですよねっ!
お付き合いが始まってから・・・
1年後には2人が出会ったお店へ!
知世:ははは!それから月に1回はデートしました。東京と静岡ですけど、日帰りでいけるので、距離はそこまで気になりませんでした。付き合ってからは、いろんな所に行って写真を撮りあってLINEのアルバムで共有したり、家でまったりDVDを観たり。出会って1年記念で趣味活イベントが開催されたお店に行ってきたんですよ!
――あのお店に行かれたのですね!感動です!!お店の方にも伝えます!アニメ系のイベントにはあまり行かないのですか?
貴史:アニメ好きのイベントで知り合いましたが、そこまでアニメ中心のデートはしませんでした。ほんと、DVDを見るくらいで。でも、好きなものが一緒ってわかっていると安心します。自分をさらけ出せるというか気を遣わなくていいというか。それはお互いに思っていることでした。
――そうなんですね。私もアニメ好きの趣味活イベントで出会ったお二人なので一緒にアニメイベントに行っているのかな、と想像しておりました。好きなものが一緒=共通点があることがわかっていると話しやすいですよね。関係を作りやすいというか。
ついにプロポーズ!
――それで、プロポーズはどんな感じだったんですか?
知世:私の誕生日が10月で。誕生日のお祝いに浦安にある海をモチーフにしたテーマパークに行ったんです。ディナーはその施設内のホテルのレストランを予約してくれていて、貴史が一日中ソワソワしているんです(笑)。
貴史:はい、そんな高級ホテルのレストランでディナーなんてしたことないし、プロポーズしようって決めていたし。そりゃ緊張しますよ。ドレスコードは無いけど、こんな格好で行っていいのかなぁ?って話してました(笑)。で、ディナーの時にプロポーズして。・・・今に至ります。
あぁ、この人で良かった。出会えて良かった。
――あぁ~・・・幸せオーラが出すぎていてまぶしいです。この人で良かったなって思うことはありますか?
貴史:例えばプレゼントとか、こっちは一生懸命悩むじゃないですか。アレにしよう、コレにしようって。それで選んだプレゼントがどんなにくだらないものでも(笑)その時選んでいた『気持ち』を大事にしてくれるんです。こういう所がいいなって思いました。
知世:今後一切嘘をつかないという約束をずっと守ってくれています。彼は営業職なので仕事の付き合いでキャバクラに行く時も、必ず報告してくれます。頼んでないけど(笑)。いろいろなことがあったからこそ、私しか知らない彼を沢山知っていると思ってます。彼も同じだと思います。誰かに、こんなに大切に想われたのは初めてです。彼以上に私のことを考えてくれる人はいないと思っています。彼が元カノのこととかも全てを喋ってくれて。自分のマイナスなことも言ってくれるので、馬鹿だなぁと思います(笑)でも、私は、そういう彼が好きだなぁと(笑) いろいろなことがあったからこそ、出会えたことに感謝していて、 出会う機会をくださったことに、本当に感謝しています。今日、きちんとお会いして報告出来て、本当に良かったです(*^^*)
――ありがとうございます(涙)。
出会いを躊躇してる人はとりあえず参加してみて!
――趣味活イベントなどイベント参加を迷っている人に何か一言お願いします。
貴史:参加を迷っている人は、とりあえず参加してみたほうがいいと思います。僕も初めて参加したけれど、思っていたよりも気軽に参加できました。趣味活イベントであれば話題もある程度見つかりやすいから、シャイな人ほど参加しやすいと思います。
知世:友だちにも彼氏居たことが無い子がいるんです。その子は自分に自信が無いらしく「私は彼氏いたことある子と違うから」って言うんです。でも私はそういうことじゃないって思うんです。参加する前から出会う人がどんな人かを想像するんじゃなくって。行動しないと何も始まらないし、何も変わらないよって。ましてや普通の合コンと違って、主催者がいる=街コンは幹事に気を遣わなくていい。参加するだけで喋れるし、会全体の空気を読まなくていい。こんな楽なことはないから、迷っている人や思いとどまっている人には、一歩踏み出して欲しいです。
――実際に体験した方からの言葉は説得力が違いますね。貴史さん、知世さん、今日は本当にありがとうございました。末永くお幸せに!!!
終わりに
いかがでしたか?趣味活イベントは出会いやすい、同じ趣味の人ってはじめからわかっているから気を遣わなくていいなど、メリットがたくさんあります。実際に波乱万丈な出来事を乗り越えてご結婚されるカップルもいらっしゃいます。次はあなたの番かもしれません。
どんな趣味活イベントがあるか興味を持った方はコチラ▼