出会いはあるけど恋愛に発展しない!という悩みを抱えている女の子って結構いるんじゃないでしょうか。実は、人の心理を理解していないせいで友達止まりになってしまったり、恋愛対象に見てもらえなかったりすることが多いようです。
今回は、初対面で使える心理テクニックをご紹介しますのでぜひ恋活に取り入れてみてくださいね♡
1. 『左側』か『端っこ』を選ぼう
机の上に3つのお菓子を並べて、「ど・れ・に・し・よ・う・か・な♪」と懐かしい遊びをしているところを想像してみてください。
では、1つ質問をします。
最初の「ど」のとき、あなたはどのお菓子を指しましたか?
1番左のお菓子ではありませんでしたか?
人は、何かを選ぼうとするときには『文字を書くとき』と同じように『左から右へ』視線を移すと言われています。
すると、1番右にあるものを最後に見ることになるのでその最後に見たものが1番強く記憶に残るそうです。
これを心理学では『親近効果』や『終末効果』と呼び、人は『左or右』なら右を選びやすいと言われています。
つまり、相手から見て『右端』(自分から見たら『左端』)の場所を常に確保するようにするだけで男性に選んでもらいやすくなる、ということです。
合コンや街コンでもそうですが、いつ良い出会いがあるか分からないことを考えると、日頃から「左側、左側」と心がけていることでチャンスをモノにできる確率が上がると考えられます。
また、最初に見た人に対しても好印象を抱きやすい(初頭効果)と言われているので『左端』が難しいときは『右端』でもOK。
ただし、真ん中は印象が薄れてしまうポジションなので左右どちらかの『端っこ』だけは死守してください!
反対に、「この中の誰にも選ばれたくない」と思っている場合は真ん中に座った方が選ばれにくい=好都合ということですね。
2. 自己紹介では最低限の情報だけを伝えよう
自己紹介では、余計な情報を伝えないことが大切です。
初対面での印象は、どんなに時間が経ってもなかなか変えることができません。
この心理を『初頭効果』と呼びます。
つまり、最初に与える印象はとーーーっっっっっても大切!!ということ。
自己紹介は、この最初の印象に大きく関わるので意外と大切です。
中でも、「残業が多い」などの仕事の愚痴や「彼氏いない歴は○ヶ月」などの恋愛の話はNG。
また、自分は良かれと思って言ったのだとしても、人によってはそれがマイナスポイントとなってしまうこともあります。
例えば、
・血液型は○型です
・好きな動物は○○です
・海外旅行が好きです
なども、人によっては「あーそれじゃ俺とは合わないな」などと思われてしまう可能性も。
同じ内容でも、もし仲良くなった後に知ったなら大して『マイナスポイント』だとは感じなかったかもしれません。
でも、それをわざわざ自分から最初に伝えたせいで「ナシ」と判定されてしまうなんてもったいないですよね。
そこで、自己紹介では『名前』『仕事』『休日』などの最低限の情報だけを伝えましょう。
また、さりげなく『仕事』を使って人柄の良さや優しさをアピールすると素直に「優しそう」と思ってもらえます。
『誰かのために働いている』という印象を与える仕事(保母さんや看護師さんなど)をしている人はその職業を伝えるだけでOKですが、そういう仕事ではない人の方が多いのではないでしょうか。
どんな仕事の場合でも、同僚や上司のためにしていることやお客さんのために心がけていることなどを1つ盛り込むとイメージアップにつながります。
例えば、『営業事務』の仕事をしている場合、単に『営業事務』という呼び方をするのではなく「営業さんのサポートをする仕事をしています」という言い方に変える、という感じです。
ぜひ一度、自分の仕事ならどうアピールすれば良いかを考えてみてください。
3. 質問には『簡潔に答える+質問し返す』が鉄則
初対面のときはいろいろと質問されることも多いですが、聞かれたことに対してダラダラと余計なことを話してしまうのはNG。
とにかく簡潔に答えること、そして1つ答えたら1つ質問し返すことを心がけましょう。
自分の情報を相手に与えることを心理学では『自己開示』と呼びます。
この『自己開示』の量を、常に相手と同じくらいにすると◎。
例えば、「彼氏いるの?」と聞かれた場合、『いない』という事実だけでなく『いつ別れたのか』『なぜ別れたのか』などを自分から話し始める女の子がいます。
でも、恋愛に発展するためには「知りたい」という気持ちが大切なのに、聞かれてもいないことをベラベラと自分から話してしまうのは逆効果です。
また、そういう高いテンションに引いてしまう男性も少なくありません。
そこで、質問されたら「○○だよ、○○くんは?」とすかさず相手に同じ質問を投げかけて、『聞かれたこと』以外の情報を自分から与えないようにしてくださいね。
4. 「また会いたい」と思われたいなら聞き上手になろう
人は、自分がたくさん話した時間を「楽しかった」と感じます。
これに関係しているのは『自己是認欲求(じこぜにんよっきゅう)』と呼ばれる心理。
例えば、
・話を聞いてくれる人
・同意してくれる人
・褒めてくれる人
などに対して「自分を認めてくれた」という印象をもち、好感を抱きやすくなる心理のことです。
彼に「楽しかった」「またあの子と話したい」と思われるためにも、なるべく彼にたくさん話してもらうように心がけてください。
また、できればただ黙って話を聞くのではなく『相槌(あいづち)』を打ちましょう。
聞き上手な人は必ずと言って良いほど上手に相槌を打っています。
相槌だけでなく、うなずいたり褒めたりするのも効果アリ!
反対に、絶対NGなのが『否定』です。
とくに価値観に関わるようなことを否定してしまうと、場合によってはケンカに発展してしまうこともありますし、ケンカにはならなくても意外と場の空気を悪くしてしまうことは多いので気をつけてください。
あまりに自分と意見が合わない人だと感じた場合は、否定するのではなく流すのがベスト。
その場を離れられる状況なら「トイレに行く」などのウソを使って離れてしまうのもアリですね。
5. おわりに
初対面で悪い印象を与えてしまうと、それを後からくつがえすのはとても大変です。そこで、とにかく最初は『好感をもってもらうこと』を目標にすると良いでしょう。
自分の個性や価値観などは興味をもってもらえさえすれば後でいくらでもアピールできますし、マイナス部分は後から明かした方が受け入れてもらいやすいですよ。