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女性のおしゃれしたい気持ちはいつの時代も変わらない! 今と昔のネイル流行を追ってみた

女性のおしゃれしたい気持ちはいつの時代も変わらない! 今と昔のネイル流行を追ってみた

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女性特有のおしゃれでもあるネイルは、時代の流れを経て様々な流行の変化を積み重ねてきました。

今回は、女性のネイル文化の始まりや日本におけるネイル文化の発展、1900年代の初め頃から2010年代にかけて、ネイルの流行がどのように変遷してきたのかを時代ごとに分けてご紹介していきます。

1. ネイルの歴史はどこまで遡れる?

世界的にネイルの歴史は紀元前3000年より前の古代エジプト時代まで遡ると言われています。

古代において爪の彩色を含む化粧は呪術的な意味合いが色濃く、現代のようにおしゃれやファッションのためという意識は薄かったかもしれません。

日本では飛鳥・奈良時代に顔の一部分に施していた化粧の延長で、指先も同様に赤く彩色していたと伝えられています。

2. 日本におけるネイル流行の始まり

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日本では、明治時代に初めてフランスからマニキュア文化が入ってきました。国内では「磨爪術(まそうじゅつ)」と呼ばれ、少しずつ広まりを見せていきます。

1970年代に起こった西海岸ブームで、初めてネイルサロンの専門店が入ってきました。

日本ですぐにネイルサロンの専門店が普及したわけではなく、初めは美容室のメニューの1つとして始まり、次第に技術が発展していきました。

1985年に日本ネイリスト協会が設立されると、ネイルの専門家であるネイリストが登場します。

1990年代はネイルの専門雑誌も多く発売され始め、専門のネイルサロンも登場し始めます。この頃になると爪のケアの重要性も知られ始め、ネイルケアを前提としたネイルアートという概念が女性の間で広まりました。ネイルスクールが始まったのも同じ頃です。

2000年頃にはネイルサロンの増加に伴いサロン通いする女性も右肩上がりに増え、ネイリストが職業としても社会的に確立し始めます。

2006年には日本ネイリスト協会が特定非営利活動法人(NPO法人)となり、2012年には公益財団法人となりました。

現在は多くの女性が何の気なしに楽しんでいるネイルですが、このように社会的な歴史を振り返って見ると、一般女性のおしゃれという面においては比較的最近の文化と言えるのです。

3. 20~21世紀のネイル流行の流れは?

ネイル文化が大きな発展を遂げたここ100年間の変遷を大まかにご紹介していきます。

1900年初頭は爪を磨いてトップコートを塗る程度

1900年初めの大正時代には、まだ爪をカラフルにするという文化は乏しく、爪やすりで爪の形を整えたり、表面に透明のトップコートを塗ってツヤツヤに見せたりする程度でした。

カラーマニキュアの登場

1930年代の昭和に突入した頃には、色付きのマニキュアが登場します。

塗り方も爪全部に色を付けるのではなく、最近でも人気な逆フレンチ風のネイルが流行していました。

つけ爪の登場で自由度が高まる

第二次世界大戦が終わった1950年代にはつけ爪が登場し、爪の長さを伸ばしてよりネイルをおしゃれに見せられるようになります。

ヨーロッパのファッションはクリスチャン・ディオールが牽引し、日本におけるネイルもえんじ色のような女性らしいエレガントカラーが流行しました。

レトロポップな60年代

1960年になるとヒッピーやストリートファッションが若者の間で流行し、ネイルもパステルカラーやポップな色合いが増えてきます。

70年代はギラギラに

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1970年代にはディスコなど煌びやかな世間の流行に合わせて、ネイルもラメ入りのシルバーなど、キラキラしたデザインが流行り始めます。

世間もネイルも激しく変化する80年代 1980年代は、世の中の風潮がバブルに大

1980年代は、世の中の風潮がバブルに大きな影響を受け、激しく変化した時代です。

1980年代前半は、松田聖子や小泉今日子を初めとしたアイドルブームが到来し、シンプルで可愛らしいデザインのネイルが流行します。トップコートやネイルストーンなどが登場したのもこの頃でした。

1980年代後半になると、バブルに突入し派手で贅沢なファッションに合うようにネイルも派手になっていきます。

真っ赤な色やネオンカラーで爪を目立たせ、ストーンも組み合わせてネイルアートが流行り始めました。

ギャルファッションに合わせた90年代

1990年代にはバブルが崩壊し、アムラーやコギャルファッションが流行します。

ネイルもファッションの流行に合わせて、アムラースタイルではピンクやベージュなどの比較的シンプルなカラーが流行り、コギャルスタイルではブラックやホワイト、ネオンカラーなどが多く売れました。

付け爪が流行った80年代までとは大きく変わり、この頃のネイルは短く四角く切るスタイルが流行っていました。

また、スカルプチュアが登場したのも90年代です。

ジェルネイルが登場、普及する

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2000年に入ると、ジェルネイルが登場して大評判になります。定期的にネイルサロンに通い、違うデザインのネイルを日常のおしゃれとして楽しむ女性が急増します。

また、2000年代にはシンプルなフレンチネイルが流行し、ワンポイントでストーンなどの装飾を付けるスタイルにも人気が集まりました。

多様性の2010年代~現在

2010年代中盤にはヌーディーネイルで爪の先にカラーやラメを加える上品なネイルが流行しました。

また、スパンコールやグラデーションネイル、ボタニカルなどそれぞれの服装や好みによってネイルが多様化しています。

また、好きなキャラクターやモチーフをネイルデザインに取り入れるなど、より自由化したおしゃれが親しまれています。

4. まとめ

今回は、ネイルの歴史や流行の変化についてご紹介しました。

ネイルが人気になり始めたのはここ5、60年ほどですが、流行の変化があっても、いつの時代も女性がおしゃれを追求していることは変わりません。

ネイルは女性の日常を彩るおしゃれとして今後も人気を集め続けるでしょう。

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