ボルダリングがオリンピック種目に選ばれてから、ますます注目度が向上していますよね。
今回は、ボルダリングの日本国内のオリンピック強化選手を中心に、男子・女子それぞれの注目選手をボルダリング初心者と同じ目線から解説します。これを読めば、今以上にボルダリング観戦が楽しくなりますよ!
ボルダリングの強化選手はどうやって選ばれる?
選手の選考基準は、複合ポイントによって決定されるそうです。
複合ポイント=「ボルダリング順位」×「リード順位」×「スピード順位」で計算されます。
男女で各6名が選ばれるのですが、6ヶ月毎に追加・入れ替えがされるというなんとも緊張感のあるルールです。
第2期の強化選手は以下から確認できます。
https://www.jma-sangaku.or.jp/information/detail.php?res_id=1522223968-204557
世界で戦う熾烈な女の闘い/ボルダリング女子の注目選手は?
第2期の強化選手の中から、注目選手をご紹介します。女性ならではのしなやかな動きと引き締まった体型はつい見とれてしまいますね。
野口啓代選手
長きに渡り日本のボルダリングシーンを盛り上げ続けている選手です。実績はありすぎて紹介しきれません。国内ではほぼ負けなし、国際大会でも優勝回数多数の実力者。
ウォールに向かうときのキリッとした横顔がとてもステキです。Twitterで情報発信しているようですよ。
野中生萌選手
野中選手のパワフルなボルダリングは見ていて力をもらえるような元気な選手です。笑顔の裏に負けず嫌いな面を持ち合わせていそうな表情豊かな野中選手は、スポンサーも多数ついているようです。
Redbullのバンドが印象に残ります。野中選手もTwitterやインスタグラムで情報発信しているようです。
伊藤ふたば選手
ユースで着実に結果を残しつつ、若干14歳でジャパンカップで優勝し、ジャパンカップ優勝の最年少記録を更新。
リーチを活かしたクライミングが特徴で、ジャパンカップ優勝時の課題への適応力も印象的です。今後さらに世界で活躍し、その完登したときのかわいらしい笑顔を見られる機会も増えることでしょう。
世界大会で活躍する選手多数/ボルダリング男子の注目選手は?
おなじく第2期の強化選手の中から、注目選手をご紹介します。
女性以上にダイナミックな動きが見られる男子選手。日々厳しいトレーニングを積んだ先の人間離れした動きは動画であれば何度も見返してしまうほどです。
楢崎 智亜選手
世界王者楢崎選手の手にかかれば、他の選手が苦戦する課題もいとも簡単に登ってしまうので、難しさの感覚が麻痺してしまいそうです。素人目から見ても人間はこんな動きができるのかと毎度感動します。
兄弟揃ってボルダリングで注目されていますが、イケメンクライマーとしても話題になっているよう。国内のボルダリングへの関心を高めてくれそうな存在感のある選手ですね。
藤井 快選手
ケガで離脱していたこともあるそうですが、なんと現在ジャパンカップ3連覇中という実力者。世界的にも層が厚いと言われている日本でこれだけの結果を残しているのですから、注目選手に決まっています。
2018年ジャパンカップ決勝では、他の選手が誰も完登できなかった課題を藤井選手だけがクリアしたということもあり、藤井選手の圧倒的強さが見られました。
原田 海選手
THE NORTH FACE CUP 2018で優勝をするなど、着実にトップ選手への階段を上っている選手。パッと見すごく筋肉が目立つというような体形ではなく、街を歩いていたら一見普通の青年に見えるかも知れませんが、やはり動きは別格です。
国立スポーツ科学センター通ってトレーニングを積んでいるそうで、今後もさらに実力をつけていくのでしょうね。
選手のことを知ってボルダリング観戦も楽しもう!
選手のことを知ると、その選手が今後どんな勝ち方をしていくのか注目していきたくなりますよね。
完登したしないだけでなく、選手がどうやって課題をクリアしていくのか、その選手が過去どんな経験をしてきたのか知れば知るほどボルダリング観戦が楽しくなることでしょう! ぜひ2020年オリンピックに向けてスポーツクライミング選手たちの応援をしましょう。