【連載】ボルダリング初心者に話したい、私たちがボルダリングを始めたキッカケ・第41回

ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?

新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。

私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!

誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール

名前:まさ

年齢/職業:39歳/メンテナンスエンジニア

ボルダリング歴:5年

現在のグレード(レベル):インドア ~2級/外岩 ~初段

ボルダリングに通っている頻度:基本週3回(月に1回は、仕事の都合で週1~2回のときがある)

初めて行ったボルダリングジム:秀岳荘

【連載】ボルダリング初心者に話したい、私たちがボルダリングを始めたキッカケ・第41回

初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?

初めてのときは、覚えているよ! もともと小学生から団体競技のサッカーをしていたんだ。

だけど、サッカーは個人でできるスポーツではなくて、チームの人と協力して、なおかつ自分のパフォーマンス力を上げるために、相当な練習の量も必要。

そうなると、社会人でプレーするには、自分の都合以外に他の人の都合も考えなければいけないから、時間的にも難しくてさ。

そこで、一人でできて、体を鍛えられるスポーツをやろうって思ったのが、ボルダリングの始まりかな。

当時住んでいた場所の近くに、ちょうど秀岳荘があって。ボルダリングができる施設っていうのを知って足を運んだんだよね。

初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?

何もできなったかな~。もちろん、初心者用の課題はできるんだけど、4級くらいからできなかったね。

だけど、登れなくて悔しいという気持ちよりも、とにかく体を鍛えたいっていう気持ちが大きくて、がむしゃらに登っていたよ。

2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?

俺ね、基本的に性格上、面白さを見極める前にやめるっていうのができないんだよね。例えば3ヶ月なら3ヶ月続けてみて、楽しくなかったらやめるみたいな。

ちゃんとわかった上で決めたいんだよね。だからボルダリングも、1回で終わりだけじゃなく、続けてみようって思って、2回目も行ったかな。

ボルダリングを続けている理由は?

【連載】ボルダリング初心者に話したい、私たちがボルダリングを始めたキッカケ・第41回

続けているうちに、ボルダリングの面白さを知ったからかな。ボルダリング以外に、ランニングもやっているんだけど、土日は必ず8kmは走っている。

20代からスタートして、雨の日も雪の日も走っているね。もうやめられないんだよ(笑) ボルダリングも生活の習慣になったことと、ボルダリングならではの面白さがあるから続いているかな。

ボルダリングって、完登できたときの達成感がいいんだよね。それに限る。通えば通うほど、一手が進むんだよね。

成長が感じられるのが面白い。あと、職場に毎年若い子が入ってくるんだけど、体力・知力も負けたくないって気持ちが大きい。

歳は10も20も離れているけれど、体力も知力も上回っている俺について来い! って思い続けられるようになりたいからかな。

ボルダリングを始めて変わったことはありますか?

生活全般が変わった。ボルダリング中心になったね。(笑)

あと、嫁さんと出会ったことかな。秀岳荘で出会ったんだけど、ボルダリングをしていなかったら出会っていないよね。

よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?

Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)。小樽から近いっていうのもあるし、ウォールの形状が独特なんだよね。何気ない課題の一手が遠く感じるっていう異質感とか。

あと、学生ならあまり気にしないかもしれないけれど、社会人になると仕事が終わる時間からしかジムに行けないから、遅くまで営業しているウィップスは、社会人にとって行きやすいジム。

珍しいウォールのジムが近くにあって、課題も面白い。さらに夜遅くまで営業しているなら、ここに来るしかないよね。

ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?

Tシャツにクライミングパンツだけど、寒い気温のときは下に長袖・ロング丈のインナーを着ているよ。

寒いとストレッチだけでは体が本格的に温まらなくて、その状態で登り始めると怪我してしまう可能性があるからさ。着用しているものは、秀岳荘で購入しているよ。

クライマーならではの悩みはありますか?

ん~悩みか~。ん~……なかなか上達しないことかな。ある一定のところまでいって、浮き沈みしながら、少しずつ上達しているようなイメージ。

あと、嫁さんがクライマーだから、ボルダリングに対してとても理解してくれているんだよね。週3ペースでジムへ行かせてもらっているしさ。

……悩みっていう悩みはあまりないかな!(笑)

今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?

それはもちろん続けていきたいね。ボルダリングをやらなくなるってことは考えたことがないかな~。

だけど、嫁さんが怪我をしてボルダリングができていない状態なんだけど、その状態でも休みの日は登りに行かせてもらっているんだ。

ここで嫁さんがボルダリングから離れてしまったら、休みの日まで嫁さんよりもボルダリングを優先することはできなくなるかもしれないかな。……先のことはなってみないと分からない!!

ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!

まずは一歩踏み出すことじゃないかな。プライベートでも仕事でもボルダリングでも、一歩踏み出して前に進むと、楽しい世界が待っているかもしれないですよ!

 

(インタビュー:高松未樹)

 

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