フリークライミングは、ロープクライミングとボルダリングに分けることができます。ロープクライミングは、さらにトップロープクライミングとリードクライミングに分かれます。
ロープを使って、より高い位置まで登ることができ、ボルダリングとは異なる魅力があります。
ロープクライミングをする上で、欠かせないのがクライミングロープです。しっかりとクライミングロープを選ぶことで、安全かつ快適に登ることができます。
今回は、クライミングロープの選び方や購入方法などを解説していきます。
ロープを使ったクライミング・ロープクライミングとは
まずクライミングロープを使用するリードクライミングとトップロープクライミングについて知りましょう。
これからロープクライミングにチャレンジする方必見です!
リードクライミング
リードクライミングは、クライマーと安全確保をするビレイヤーの二人一組でロープを使って登るクライミングです。
クイックドローと呼ばれる部分に、ロープをひっかけながら登っていきます。
ビレイヤーをクライミングに合わせて、ロープを操作するため、二人の息を合わせることが重要です。
トップロープクライミング
トップロープクライミングは、壁の上部からかけたロープで吊り下げられた状態で登るクライミングスタイルです。
ロープによって、安全が確保されているため、リードクライミングよりも難易度が低くなっています。
ビレイヤーは、クライマーの動きに合わせて、ロープをロックしたり、伸ばしたりすることが大切です。
クライミングロープの選び方3ポイント!
ロープクライミングの道具には、ハーネスやシューズ、グローブなどがありますが、最も重要であるのがクライミングロープです。
ロープの種類にはいくつかありますが、ここで解説するのは強度の強いシングルロープとします。クライミングロープの選び方を3つしっかりおさえていきましょう。
【選び方1】クライミングロープの長さを確認しよう
クライミングロープの長さは、クライミングジムでも、外岩でも使用できるように、50~60mを選びましょう。
ジムなどインドアのロープクライミングには、30~40m必要で、外岩には60mが最適と言われています。
インドアか外岩かで迷っている方は、どちらにも対応できる長さを選ぶのがおすすめです。
【選び方2】クライミングロープの太さも重要
クライミングロープの太さは、強度や掴みやすさを図る基準となります。ロープクライミングでは、負荷に耐えられる強度と掴みやすさが重要です。
10mm前後は太いロープであるため、ロープクライミングに適しています。伸縮性も高いため、安心の太さと言うことができます。
【選び方3】防水加工のあるクライミングロープは屋外でも使える
外岩でロープクライミングを楽しむ場合には、クライミングロープに防水加工がされているかも重要です。
水を吸って重くなったり、感触が変わってしまったりすると、クライミングに悪影響を及ぼします。
防水加工と合わせて、シールド加工と呼ばれる耐水加工も重要です。ロープの強度劣化を防ぐため、加工をチェックの上、クライミングロープを選びましょう。
クライミングロープは切り売りでも購入できる
クライミングロープの最適な長さは、50~60mですが、60m以上で販売されているクライミングロープもあります。
必要な分だけクライミングロープを欲しいという方は、クライミングロープの切り売りを利用しましょう。
クライミングロープの切り売りは、アウトドアショップやネット通販などで利用することができます。
費用の節約にもつながるため、ロープクライミング初心者の方におすすめです。
おすすめクライミングロープ3選
クライミングロープは、様々なメーカーから販売されています。
ポイントをおさえても、どのクライミングロープを選んだらよいかわからない方に向けて、おすすめクライミングロープをピックアップしました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
Xbenクライミングロープ
Xbenのクライミングロープは、10.5mmの太さ、破壊強度2500kg、伸縮性の高さにより、圧倒的な強度を誇っています。
クライミングジムだけでなく、外岩でも安心して使用することができます。
クライミング以外に、アウトドアにも活躍するため、持っておいて損のないクライミングロープの一つです。
Brotree 多目的高強度ロープ
Brotreeのクライミングロープには、摩擦耐性や天候に影響されない性質などによって、高硬度が備わっています。
耐久性もあるため、あらゆる場面で利用でき、長く使用することができます。
カラーバリエーションも豊富で、オレンジ、赤、青、黄から選ぶことができ、クライミングファッションに合わせることも可能です。
BEAL(ベアール) 10mm バイラス 50m
クライミンググッズを多数販売するBEALから、クライミングロープも販売されています。編み糸の数を表すボビン数、耐荷重、耐堕落回数など安全性能をしっかりと備えています。
安全性能を備えた上で、バランスの良い性能もあり、コストパフォーマンスの良さを実現しました。性能とコスパを求める方におすすめのクライミングロープです。
クライミングロープを選んでロープクライミングに挑戦しよう
リードクライミングやトップロープクライミングといったロープクライミングを楽しむためには、クライミングロープ選びにこだわることが求められます。
クライミングロープの選び方は、クライミングロープの長さ、太さ、防水加工の3ポイントをおさえる必要があります。
クライミングロープは切り売りで購入することもできるため、3つのポイントをおさえて、最適なクライミングロープを選びましょう。