初めてボルダリングに挑戦する方へ! 知っておきたいルールやポイント

ボルダリングは道具を使わずに壁を登るスポーツです。手軽にできることから、お仕事前や後にジムに通う方も多く、最近人気が出てきました。またボルダリングには、健康的に身体を鍛えられたり、ボルダリングを通して新たな出会いがあったり、ストレス発散になったりとメリットがたくさんあります。
この記事では、ボルダリングを始める方でもスムーズに楽しめるよう、ボルダリングの基礎知識やルール、必要な持ち物、初心者でも上手にのぼるコツなどをご紹介します。

初めてボルダリングに挑戦する方へ! 知っておきたいルールやポイント

ボルダリングってどんなスポーツ?

ボルダリングとは、フリークライミングの形式のひとつで、人口壁についている突起物(ホールド)を使い、決められたルート(課題)を登るスポーツです。
ロープクライミングとは異なり、道具を使わず装備なしで壁を登ります。野球やゴルフ、テニスなどのスポーツ比べて、始める前に専用の道具を購入する必要がなく、手軽に行なえるのが特徴です。基本的にロープ(命綱)を使わないので、高さ3~4mほどの人口壁が多く、高い人口壁がある施設でも5mほどです。登って落ちることが予想できる場所に、きちんとマットが敷いてあるので、ケガに不安を抱くことなく楽しめます。

ボルダリングで必要なものって?

ボルダリングで必要なものは、
①動きやすい服装
②靴下
③ボルダリングシューズ
があれば行なうことができます。
ボルダリングはさまざまな動きをするので、身体の動きに合わせて伸縮する素材のウエアを用意しましょう。初めのうちは擦りむいてケガをする恐れがあるので、長そでの着用をオススメします。たくさん汗をかきますので、速乾性のある素材だとなお良いです。
足を大きく広げたり、曲げ伸ばししても、動きを制限しないパンツを用意しましょう。デニムやスキニーだと、動きにくかったり、動きを制限したりしてしまうのでボルダリング中は着ないようにしましょう。
靴下は、くるぶしを保護できる長さのものを。登っているときに、滑ってくるぶしをホールドにぶつけてケガをする可能性亜あります。
シューズだけはボルダリング専用のシューズが必要です。シューズをレンタルできる施設が多いので、事前にレンタルを行なっているかサイトや電話で確認することをおすすめします。

ボルダリングの1回の料金はどれくらい?

ボルダリングジムでボルダリングをする1回分の料金は、約1,500円前後。
回数券や1カ月パス、半年パスなどの料金を設定しているボルダリング施設もありますので、回数券や月パスなど、通う頻度に合った料金設定を確認しましょう。
「ボルダリングを1回だけ体験してみたいけれど、通うかどうかはわからない」という人向けに、1回だけ体験できる“体験料金”を設定しているボルダリング施設もあります。初心者の方でも始めやすい料金を設定しているところがほとんどなので、不安になることなくボルダリングが体験できます。

初めてボルダリングに挑戦する方へ! 知っておきたいルールやポイント

ボルダリングのルールを学ぼう!

ボルダリングは、壁についているカラフルな“ホールド”を使って壁を登るスポーツですが、どのホールドを使っても良いというわけではありません。
ホールドについているテープの色と形が同じものではないと使ってはいけないルールがあります。テープの種類によって、課題(ルート)&難易度が異なります。
ボルダリング施設には、グレード表という“どれくらいのレベルの課題なのか”というのをテープの色で分けています。
同じテープの色でも、×や▲など形が異なるテープの場合は違う課題なので、ホールドについているテープの色と形が同じものを使って登りましょう。

ホールドについているテープには、“スタート(S)”や“ゴール(G)”と、スタートとゴールのホールドを見てすぐに分かるよう目印をつけています。
“ゴールのホールドを片手で触って降りてくること=課題のクリア”とよく勘違いする方がいるのですが、ゴールのホールドはしっかりと両手で触り保持しないと課題がクリアしたことになりません。そのためゴールのホールドは、しっかりと両手で触りながら保持するようにしましょう。

初めてボルダリングに挑戦する方へ! 知っておきたいルールやポイント

初心者でも上手に登る2つのコツ

初心者の方でも上手に登るコツが2つあります。
①登る前に使うホールドをしっかり把握すること
②足裏全体でホールドにのらないこと
登りながらホールドを探すと、探している間に腕や足の力がどんどんなくなっていき、最終的に体力が持たなくてゴール前に落ちてしまいます。登る前にはしっかりと使うホールドを見て覚えると、迷わずスムーズに登ることができます。

ホールドに足をのせるときは、足裏全体でホールドにのらず、出来るだけつま先(指部分)でのるようにしましょう。つま先でのるようにすると、足にしっかりと力が伝わり踏ん張ることができます。

ボルダリングを気軽に楽しく始めよう

ボルダリングは誰でも気軽に始められるスポーツです。ボルダリングのルールは細かく言うとたくさんありますが、最初はルールにとらわれず、楽しく登ることが大切。ボルダリングを通して身体を鍛えたり、新たな出会いを見つけたり、ストレス発散したりして、リフレッシュしながら楽しみましょう。

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