第2回コンバインド・ジャパンカップ総括! リザルトや大会概要をご紹介

2020年東京五輪が約1年後に迫り、チケット販売も開始されました。

新競技として、注目を集めるのがボルダリングです。スポーツクライミングとして正式種目に採用され、日本勢の活躍が期待されます。

日本は、野口啓代選手や野中生萌選手など有力選手が多数いるため、出場選手争いも熾烈です。

東京五輪に向けた重要な大会として、コンバインド・ジャパンカップがあります。第2回大会が5月25日、26日に開催されました。

今回は、第2回コンバインド・ジャパンカップのリザルトを振り返っていきます。優勝者や上位入賞者に注目して見ていきましょう。

コンバインド・ジャパンカップとは

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まずコンバインド・ジャパンカップについて、おさらいしておきましょう。

コンバインド・ジャパンカップは、リードクライミング、スピードクライミング、ボルダリングの3種目の合計で、順位を決定します。

東京五輪においても、同じ方式が採用されるため、本番を想定したクライミングができます。

第1回コンバインド・ジャパンカップの優勝者は、男子・楢崎智亜選手、女子・野口啓代選手です。

若手選手が上位に食い込んできていることもあり、第2回コンバインド・ジャパンカップでは、高レベルでの争いが期待されます。

第2回コンバインド・ジャパンカップは五輪前の重要な大会

コンバインド・ジャパンカップは、実力者が集まる大会で、東京五輪に向けて、非常に重要の大会です。

第1回コンバインド・ジャパンカップの出場資格は、

・第2期オリンピック強化選手
・2018年度 スポーツクライミング国際競技大会派遣選手
・2018年度 ユース強化選手

であり、出場人数は男子32名、女子32名計64名の狭き門となっています。

第2回コンバインド・ジャパンカップにおいても、日本期待の選手が集まり、激戦が繰り広げられました。

第2回コンバインド・ジャパンカップリザルト

2日間にわたって戦いが繰り広げられた第2回コンバインド・ジャパンカップが終了しました。

東京五輪を占う大会のリザルトはどうなったのでしょうか。男子からリザルトを見ていきましょう。

男子リザルト

第1位:楢崎智亜(TEAM au)
第2位:原田海(日新火災)
第3位:藤井快(TEAM au)

第4位:土井圭太(鹿児島山岳・スポーツクライミング連盟)
第5位:緒方良行(神奈川大学)
第6位:楢崎明智(TEAM au)
第7位:抜井亮瑛(奈良県山岳連盟)
第8位:石松大晟(Base Camp)

女子リザルト

第1位:野中生萌(XFLAG)
第2位:野口啓代(TEAM au)
第3位:森秋彩(つくば開成高等学校)

第4位:谷井菜月(櫃原学院高等学校)
第5位:倉菜々子(ウィルスタッフ)
第6位:伊藤ふたば(TEAM au)
第7位:小武芽生(エスエスケイフーズ)
第8位:平野夏海(国士舘高等学校)

第2回コンバインド・ジャパンカップ優勝者紹介!

激戦を勝ち抜いた優勝選手は、男子・楢崎智亜選手、女子・野中生萌選手に決まりました!

簡単に優勝2選手の大会内容などをご紹介します。

【男子優勝者】楢崎智亜選手

 

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楢崎智亜選手は、第1回コンバインド・ジャパンカップに続いての連覇となりました。

予選では3位と出遅れたものの、決勝ではスピード1位、ボルダリング3位、リード2位とオールラウンドなクライミングを見せ、優勝を飾っています。

東京五輪も3種目の合計で競うため、活躍が今から楽しみです!

【女子優勝者】野中生萌選手

 

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野中生萌選手は、悲願のコンバインド・ジャパンカップ初優勝となりました。

スピード、ボルダリングともに1位と圧倒的力を見せましたが、リード7位によって、2位野口啓代選手と僅差でした。

東京五輪に向けて、課題が見えた大会となりましたが、予選から1位を守っての優勝は圧巻です。

第2回コンバインド・ジャパンカップまとめ

第2回コンバインド・ジャパンカップは、若手の活躍が目立った大会と言えるでしょう。

男子予選1位であった原田快選手は、スピード6位ながらも、スピード、ボルダリングともに1位で、楢崎智亜選手を脅かしました。

女子についても、つくば開成高等学校の森秋彩選手が、リード1位になるなど、若手が力をつけてきています。

八王子で開催される世界選手権の選考会も兼ねており、新たに、土井圭太選手、森秋彩選手、谷井菜月選手、倉菜々子選手が代表に決まりました。

第2回コンバインド・ジャパンカップ閉幕! 東京五輪が待ちきれない!

若手の成長著しい中、男子・楢崎智亜選手、女子野中生萌選手の優勝で、第2回コンバインド・ジャパンカップが幕を閉じました。

日本有数の選手が集まる大会の一つで、世界選手権や東京五輪に向けて、激しい戦いが繰り広げられました。

競争によって、日本のボルダリング界の層が厚くなり、新たな才能が現れる期待感もあります。

コンバインド・ジャパンカップと同じ方式で競われる東京五輪が待ちきれないですね! 今後の日本のボルダリングチームの躍進に要注目です!

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