あらゆる世代のボルダリング女子がボルダリングにハマっていますが、30代後半や40歳になってからボルダリングを始めた！ そんな人もいるでしょう。
今回は40歳でボルダリングをはじめたボルダリング女子の悩みを聞きながら、具体的なアドバイスをしていきたいと思います。
「若いボルダリング女子には負けたくない！」そんな熱い気持ちを持っている方は必見ですよ。
若い子は上達が早いのは分かる……けれど私も早く上達したい！
はじめまして、こんにちは！
私は今までスポーツというスポーツをやってきたことがなかったのですが、半年前に友人にボルダリングへ誘われたことからボルダリングが好きになり、通い始めた40歳です。
ボルダリングジムに来ている女子は、20代～30代が多く、私と同じような年代がいません。
若い子と一緒にセッションしたりもしているのですが、どうにも上達の早さが目に見えて違います……。（笑)
「これが歳の差か！」と実感することが多いのですが、以前違うジムにいったとき、とても強いボルダリング女子がいて、年を聞くと「52歳」だったのです。
「自分よりも年上のボルダリング女子がいるのか！」と驚いたのですが、なにより2級課題に粘り強くトライしている姿を見て、心から尊敬し同時に羨ましく思いました。
それから、趣味で登るというよりも「本気で強くなりたい！」という気持ちが強くなって、ジムに通う頻度も週2回から週3～4回に増やして、練習しています。
そこで、
①どのくらいの頻度で通うと上達が早いとかありますか？
②40歳の私でも早く上達する方法はあるのでしょうか？
「若い子には負けない！ 上手になってやる！」という気持ちがあるので、より具体的にアドバイスをしてもらえると嬉しいです。宜しくお願いします！
（S・Aさん/40代/女性）
ジムに通う頻度は週3～4回がベストです！
ボルダリングに興味を持って、また体験からジムに通い続けているということ、とても嬉しいです。
実際に30代～50代までの女性は、仕事に家事や子育てなど忙しく、その中でもジムに通い続けているボルダリング女子は少ないので、その中でも時間を割いてボルダリングジムへ通っているという相談者さんこれからもボルダリングを続けて欲しいです！
さて、相談者さんの相談の「①どのくらいの頻度で通うと上達が早いとかありますか？」についてですが、
A．相談者さんの通う頻度でOK！ 週3～4回が早く上達できるペースです！
週1～2回ボルダリングジムへ通っている場合は、グレードの現状維持になります。また週3～4回通っていると上達を実感しやすい頻度。
週5回以上通うと、身体の疲労が抜けない状態で登り続けることになるので、身体の不調などを感じやすくなりますよ。
その点相談者さんは、ベストな頻度で通われているので、その調子でいきましょう！
「最近疲れが抜けないな……」「関節が痛くなってきたかも……」など身体に不調を感じたら、通うペースを少なくするなど、調節をするようにしてくださいね。
40代クライマーが上達する方法は2つ！
20代のクライマーと同じように登っていても、上達はするのですが、「上達を実感している！」と感じることがどんどん少なくなってきます。
そこで相談者さんの「②40歳の私でも早く上達する方法はあるのでしょうか？」についてですが、
A．ストレッチとトレーニングを効率よく行ないましょう！
ストレッチは必ず30分ほどかけて行なう！
ジムへ到着したときに、「すぐに登りたい！」という気持ちがあると思いますが、そこは焦らずに、ゆっくりストレッチから行ないましょう。
ストレッチのときには、ただただ筋肉を伸ばすのではなく、吐く息とともに徐々に筋肉を伸ばしていくことがポイント。
きちんとストレッチを行なうことで、登っている最中の怪我の防止にもなります。
また筋肉が柔軟に伸び縮みするので、いつもよりも足が開いたり、手が届くようになったり、上達しやすい身体の状態をつくることができますよ。
トレーニングは無理ない程度に！
ジムへいかない日は、トレーニングを行ないましょう。トレーニング方法について、最初は保持力をあげるトレーニングがおすすめです！
保持力をあげることで、いつもは保持できなかったホールドが保持できるようになり、一手ずつ進んでいくでしょう！
詳しいトレーニング方法は、こちらの記事にあります！
▶ ボルダリングに重要な保持力をトレーニングで鍛えよう！
また、登るときには毎回“オブザべ”を行なうことも忘れずにしてくださいね。
▶ オブザベーションを身につけてボルダリングをレベルアップさせよう
週3～4＆ストレッチとトレーニングで上達を早めよう！
今回は40代女性の悩みである、どのくらいの頻度で通うといいのか、上達を早くする方法についてご紹介しました。
身体の調子に合わせて週3～4回のペースでジムに通うこと、登る前にはストレッチを行ない、ジムへいかない日はトレーニングをすることがポイントです。
ぜひストレッチとトレーニングを重視しながら、レベルアップしてくださいね！
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