原田海(はらだ かい)選手をご存知でしょうか。
19歳にして2018年9月に行われたスポーツクライミングの世界選手権、ボルダリング種目で初優勝。大きな話題となっています。
日本のジュニア代表であり、オリンピック強化選手でもある原田選手。東京オリンピックに向けて、今後のさらなる活躍が期待されます。
今回は、原田海選手のこれまでの戦績や、その魅力についてご紹介します。
原田海選手のプロフィール
原田選手は1999年3月生まれの19歳。大阪府の出身で、現在は神奈川大学に在学しています。
ユース時代から国内大会で優勝経験があり、その後も数々の国際大会で上位に入賞。着実に実績を積み上げています。
今年の10月には損害保険会社の日新火災海上保険と所属契約を結ぶなど、ますます注目を集めています。
原田海選手の戦歴、これまでの活躍について
2018年、世界選手権のボルダリング種目で優勝を飾った原田選手。これまでの主な戦績を紹介します。
2015年 全日本クライミングユース選手権ボルダリング競技大会2015 1位
IFSCクライミング・アジアユース選手権(リード、ボルダリング)プトラジャヤ2015 2位
2016年 全日本クライミングユース選手権ボルダリング競技大会2016 1位
IFSCクライミング・アジアユース選手権 テヘラン2016 ボルダリング1位、リード2位
2017年 IFSCクライミング・アジアユース選手権 シンガポール2017 ボルダリング3位、リード4位
第12回ボルダリング・ジャパンカップ 10位
2018年 第13回ボルダリング・ジャパンカップ 4位
ボルダリングユース日本選手権鳥取大会2018 2位
IFSC世界ユース選手権(リード、ボルダリング)モスクワ2018 3位
ユース時代から活躍
原田選手はユース時代から国内大会での優勝を経験しており、国際大会でも上位入賞を果たしています。
2016年にはオリンピック有望選手研修会にも参加。オリンピック有望選手研修会は、他競技の選手との交流を通して世界に通用するアスリートを育成する目的で行われています。
日本オリンピック委員会がジュニア強化対策として開催しており、原田選手への期待のほどがうかがえます。
スピード日本ランキング4位
スピードクライミングでは、ホールドが配置された高さ10Mもしくは15Mの壁を登る早さを競います。
2020年の東京オリンピックに向けて、日本山岳・スポーツクライミング協会はスピード競技強化プロジェクトを推進。
その一つとして、各選手のベストタイムをもとにしたスピード日本ランキング制度が導入されました。
公式大会もしくはスピード競技記録会で記録したタイムがランキングに反映されます。
スピードのランキングは、日本代表の選手選考に使用されます。原田選手は2018年11月時点でスピード日本ランキング8位。
2018年のコンバインドジャパンカップでのタイムが採用されています。
原田選手のスピードクライミングの動画も公開されています。壁を登っているとは思えない、あまりの速さに驚くでしょう。まだ見ていないという人は、ぜひ一度ご覧になってください。
原田海選手の日常
原田選手のインスタグラムとツイッターでは、練習風景や大会結果が公開されています。
大会の様子などは臨場感があり、思わず見入ってしまいますよ。日頃から頑張っている姿を見ていると、応援にも熱が入りますよね。
遠征先での楽しそうな様子や、メディア情報も投稿されています。原田選手の動向を見逃したくない人は必見ですよ。
原田選手を応援するなら
国内の大会は各地で行われていますので、まずは日程をチェックしましょう。大会の情報は、日本山岳・スポーツクライミング協会のホームページで確認できます。
現地で応援したい人は、チケットを購入する必要があります。スポーツクライミングの人気は年々高まっており、チケットの完売も予想されます。
見逃したくない人は早めの購入がおすすめです。