ボルダリングを始めてみたら、すごく楽しくて気が付いたら1ヶ月経っていた。そろそろ欲しくなってくるのがマイシューズ。
他の常連さんが履いてるシューズはオシャレだし、私もマイシューズが欲しい! と思って、インターネットや雑誌を見てみると情報がたくさんあって、とても選べない……。
そうなんです。初めてのボルダリングシューズを選ぶのってすごく迷いますよね。聞き慣れない単語もたくさんあるし、選ぶ基準もよくわからない!
そんな悩める初心者さんのために、最初の1足目を選ぶための情報を厳選してお届け! オススメのシューズもご紹介したいと思います。
ボルダリングシューズの選び方のポイントは「シューズのサイズ、足入れのタイプ、つま先のタイプ」の3つのポイントを抑えておくことが大事!
それでは順番に説明していきますね。
シューズのサイズはつま先が少し曲がるくらい
シューズのサイズは普段履いている靴よりも若干小さいサイズが目安になります。履いた時に、つま先が若干曲がる感じですね。
シューズのサイズがキツすぎて痛いのは問題ですが、シューズがゆるいと、壁を登るときに思わぬところで足を踏み外してケガをしてしまう恐れがあります。
また、靴下派か素足派かでシューズのサイズも変わってきます。
このように、足のサイズだけでなく個人にあったシューズ選びが必要になるので、最初の1足目は経験者に付き添ってもらったり、お店の人に相談にのってもらいながら選ぶのがオススメです。
足入れ(着脱)タイプは、着脱のしやすさからベルクロがおすすめ!
日常で使う靴にも、靴ヒモ・スリッポン・マジックテープなどのタイプがあるように、ボルダリングシューズにも同様の種類があります。
・スリップオン
「スリッポン」とも言いますね。留め具が付いていないタイプです。パーツがないため軽量で、足を使ったムーブをする際に、ホールドに足を引っかけやすい(留め具などが邪魔しない)という特徴があります。
・ベルクロ
日本だと「マジックテープ」という言い方がなじみがありますね。ワンタッチなので着脱がしやすく、ある程度フィット感を自分で調整できるのが特徴です。
・シューレース
靴ヒモで留めるタイプのため、シューズのフィット感を自分の好みに調整できます。ただ、着脱に手間がかかること、靴ヒモが途中で解けてしまう恐れもあります。
扱いやすさ、着脱のしやすさから、最初のシューズはベルクロのタイプが良いでしょう。
ソール(靴底)の形はフラットタイプから選ぼう
ソールの形にも種類があります。
・フラット
いわゆる平らな定番のタイプで、普通の靴を履く感覚に近いものです。最初の1足目はこのタイプを選ぶと良いでしょう。
しかし、このタイプのシューズを使っていると傾斜の強い壁に挑戦するときに、足がホールドから離れてしまい苦戦する人がいるでしょう。
そこで、登場するのがダウントゥのタイプです。
・ダウントゥ
つま先がカギ爪のように下に曲がっています。この形状から、ホールドをかき込むように引っかけることができるので、傾斜の強い壁でも足が離れにくくなります。
このように、ソールの形については最初はフラットタイプが良いです。
2018年モデルからオススメのシューズを紹介!
これまでの紹介で、初心者にオススメのシューズのタイプは、
・着脱がしやすく、フィット感も調整できる「ベルクロ」
・平らな定番の形で、比較的いろんなコースに対応できる「フラット」
ということで、「ベルクロ」「フラット」タイプから、オススメのシューズをご紹介!!
初心者にオススメのボルダリングシューズ①:スポルティバ『タランチュラ』
伸縮性もあり、履き心地が快適で初心者にオススメの一足。他のシューズだとフィット感がいまいちだけど、「タランチュラは快適だった」という声もあります。
初心者にオススメのボルダリングシューズ②:スカルパ『フォース』
クセがなく、オールラウンドに対応できるモデル。形状も標準的なため、お店にあったら、まずは試しに履いてほしい一足。
初心者にオススメのボルダリングシューズ③:イボルブ『クロノス』
履き心地の良さとフィット感に優れたモデルで、初〜中級者オススメです。ベルクロのベルトの長さを調節できるタイプになっており、足の形状を問わない、幅広い方向けのシューズとなっています。
機能より何より、気に入ったデザインや履き心地が大事!
今回取り上げた情報は、シューズの機能や特性のごく一部です。
それは機能や特性を調べるよりも、気に入ったデザインで決めたり、試し履きをしてみて、感覚で決めてしまうのも大事だとも思うからです。
自分のお気に入りのシューズを見つけて、ボルダリングジムに行くのがワクワクするという感覚をぜひ味わってほしいです。