ボルダリングに興味を持ってもなかなか始めるキッカケがない……。1回やってみたけどよくわからなかった……。そんな方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
新しいことを始める時、最初の一歩がなかなか踏み出せないものですよね。
私たちリンクバル -ボルダリング- 編集部は、初心者・未経験者の皆さんにボルダリングの魅力をお伝えすべく、ボルダリングを趣味にしている皆さんに実際に始めたキッカケとボルダリングを続けている理由を伺いました!
誰でも最初は初心者だ! インタビュー回答者プロフィール
名前:藤田悠大さん
年齢/職業:30歳/会社員
ボルダリング歴:7年
現在のグレード(レベル):インドア ~二段/外岩 ~二段
ボルダリングに通っている頻度:週3~4回
初めて行ったボルダリングジム:春香小屋
初めてボルダリングに行ったときのことを覚えていますか?
覚えていますね。ただ、登りに行ったは良いですけど、なにも登れなかったです。(笑) 海外でビルを登る人の動画を初めて見て、「なんだこれは!」と衝撃を受けました。
それからいろいろ調べて、登っている人が“プロクライマー”だってことが分かり、「クライミングってやべぇな!」けど「カッコ良い!」と感じて、クライミングに興味を持ちました。
仲の良い友人に「クライミングやりたいね!」って言ったら、その友人がボルダリングをできる場所を探してくれて、一緒に行きました。
初めてボルダリングをやってみてどうでしたか?
先ほどと同じですが「なんも登れねぇ!」ってめちゃくちゃ悔しい気持ちになりました。
しかも、初めてのボルダリングでひどい筋肉痛になったのと、指の皮が薄くなって痛過ぎて、髪の毛が洗えなくなりましたね。けれど、めちゃくちゃ楽しかったです!
2回目のボルダリングはなぜ行こうと思いましたか?
1回目に行ったときに落とせなかった課題を「絶対に落としてやる!」という気持ちで行きました。
実際の2回目登ったときは、1回目に登れなかった課題が少し進んで、嬉しくなりましたね。友人と一緒に行っていたので、その友人には「絶対負けたくねー!」という気持ちもありました。
ボルダリングを続けている理由は?
やっぱり楽しいから続けています!
楽しいからもありますけど、難しい課題が登れたときには嬉しくなりますし、「登れたー!」っていう達成感や爽快感があります。
ボルダリングを始めて変わったことはありますか?
肘から下の前腕部分が以上に太くなりましたし、第二関節が鳴らせなくなりましたね。(笑)
小学生のころはポキポキ鳴らしたりしていたんですけど、今同じことをやったら痛くて死にます。
あとは、「クライミング行こう!」って決めた日は、なるべくその日の仕事は、体力を温存させるように仕事をするようになりました。(笑)
よく行くボルダリングジムは? そのジムに通っている理由は?
Whipper Snapper Gym(通称:ウィップス)と秀岳荘です。
どっちも登っていて面白いんですけど、ウィップスはいろいろなホールドがあって、課題の質も良くて、強いクライマー仲間が集まるようなジムなのでセッションの楽しみもあります。
秀岳荘はウィップスとはまた違う課題の質で楽しいです。どちらのジムに行くかは、登る時間帯によって選んでいますね。
ボルダリングをするときの服装は? どこで購入している?
Tシャツにハーフパンツ! ハーフパンツも膝上が好きです。ロングパンツもたまに履くんですけど、動きに制限がかからなくて身体の動きに合わせてフィットしてくれるものを選びます。
あとはたまにセッションとかで気持ちが熱くなってくると、上裸になります。(笑)
ユニクロで購入することが多いですね。実際にユニクロのハーフパンツで登ると、結構動きやすいんですよ。(笑)
クライマーならではの悩みはありますか?
腕まくりができなくなりました。というのも前腕が太くなりすぎてなんですけど。(笑)
あとはスーツなんかは、前腕部分に合わせると体部分が大きいし、身体に合わせると前腕部分が小さいし、めちゃくちゃ困りましたね。
あとは、普通に街を歩いていて、オブザベしちゃうこと。(笑)実際には登らないんですけど、イメージで団地とか登っちゃいますね。
今後もボルダリングを続けていきたいと思いますか?
もちろん続けていきます! ボルダリングは登っていて楽しいし、「若い奴には負けねー!」って気持ちがずっとあります。
あとはやっぱり年を重ねると、運動する機会が少なくなってくるので、運動不足解消というのもありますね。何もしないでぶくぶく太った中年にはなりたくないです。
ボルダリングを始めたいと思っている人へ一言!
ボルダリングに興味がある人は、とりあえずやってみた方が良い! やって楽しかったら続ければ良いし、合わなかったらやめれば良いと思います。
運動不足解消にもボルダリングは良いと思いますね。しかも運動不足解消を目的でボルダリングを初めても、結果必然的に強くなっていくので、ボルダリングにハマると思います。
(インタビュー:高松 未樹)
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